今さらのバレンタインチョコ

 チョコや甘いものは嫌いではないぼですが、歯が悪いのでバレンタインで貰う義理チョコを小腹が減ってが食べてしまうとエライ目にあいます。
 何でバレンタインはチョコなのですかね。しかも判でおしたように義理だと、まあそれなりの出費のものを、お返しに気を使ったりします。
 学生の頃まではこの時期や、クリスマスはソワソワしましたがやがてがっかりに変わるマンとも不毛なイベント期間です。女性の多い会社に勤めたのでその後バレンタインは義理チョコの山にお返しに苦しむ期間に変わりました。
 貰って嬉しいものならいいのですが、うーんそんなにありがたいものではないですね。何かお酒とか、別の食べ物の人はいてもいいような気がします。

キツイ肉体労働をロボットが全てやったら

 新潟の大手菓子メーカーの工場で深夜の火災があり、5人の死者が出ました。24時間操業で、5人のうち4人が70前後の老人でした。
 24時間操業の工場での清掃ということで、機械のラインのメンテナンスなのでしょうか。いずれにせよ、深夜に高齢の方がかなりハードな肉体労働をされていたようです。職業に貴賤はないのですが、こういう現場にいた人の話によると高齢だが無年金で貯蓄もなく、働かないと生きていけない人々のようです。
 65歳を超えると、なかなか求人情報の内容もよほど資格や経験がないと厳しい、あっても厳しい時代です。
 高齢の方が、ハードで危険な仕事につかざるを得ない、IT化が進みロボットがその職務を果たせば、それはそれで仕事を奪うことになるのでしょうか。
 この人達は公的な補助が少なく、自力で稼いで国の負担を少しでも減らしています。孫に配っても使い切れない年金をもらって悠々と暮らす高齢者もおられる社会を底辺で同年齢が支えています。
 ベーシックインカムなどキレイごとを並べる人には想像しきれないスキマで、彼ら彼女らは立派に仕事をしているのです。
 

故国に帰れなくても            思いは伝わる 帰らぬ人はそこにいる

 コロナ禍はグローバルな時代で自由に海外と行き来できた人々に大きな制約を設け、旅行や運輸産業にも壊滅的な打撃を与えました。
 かく言う私も国内にはいますがお金と時間さえあれば旅行したい鉄オタに分類される人種ですし、娘は海外旅行中心の旅行会社に勤めていてその打撃の大きさにも嘆きます。
 セミリタイアした富裕層は外国のリゾート地に別荘を構えて二重生活をするのもトレンドだった時代もありますが、カントリーリスクに加え日本への再入国の難しさが今や大きなネックとなっています。
 鎖国時代に戻ったようなと揶揄されているほど、日本を出ることは何とかなっても戻る際に2週間の待機は事実上旅行困難な大きなハードルになっています。
 オーストラリアも出入国が厳しく、そっちに行った友人はもう日本との行き来、里帰りは完全にあきらめています。
 
 戦争や内乱のない日本で、こんなにも家族に会えず祖国の墓参りもできないと嘆く向きも多いようです。
 イギリスなどコロナ規制を撤廃し始めている国にとって日本から来るのは易く、日本に入るのは難しいという片鎖国状態が続いています。
 円高時代を背景に年に2回の里帰りを楽しみにして、コロナでそれが不可となり、相当精神的にも参っているような友人がいます。
 ただ世界の多くの国、多くの人々はまだまだ恵まれていなかったり、軍政や戦争、内乱で自由な行き来も制限されている人は多いです。
 昭和40年代、フォークソングで南北朝鮮の分裂を唄った「イムジン河」という切ない曲が流行しました。戦争で南北分断となり戻れなくなった祖国に、川の流れや鳥の群れだけが自由なのを悲しむ内容の詩です。北への配慮で一時期発禁にもなりましたが、当時から朝鮮戦争以後二度と双方にの祖国の土は踏めない人々もいるわけです。
 私の学生時代や20代の頃、1ドル360円時代等海外旅行はかなり高価で難しかったですし、今でも日本にも海外はおろか、国内の旅行や洒落た外食すらままならない人もいます。
 中にはアメリカに留学していて、どうしても親の顔は見たくて2週間の缶詰覚悟でこの正月に帰国した方も聞きました。今はその気になれば海外との行き来も家族友人との通信も簡単です。
 日本にいたとして家族や友人がいたとしても、それなりの年齢になればいつか別れが来ます。それは人間、生き物の宿命です。どんなに優しかった父も、母も、連れ合い、友人、子供もいつか風になっていきます。逆に憎たらしい人、恨みたくなるような人が残るときもあります。
 愛した人と別れる。その人が風になる。その風は別に必ずしも祖国の墓にとどまっているわけではありません。歌詞ではないですが、それぞれ思いのあった、心を通わせた人達のそばに吹きわたります。
 旅行会社には悪いですが、航空運賃等いらないわけです。
 コロナ禍で嘆く向きは多い激変を一つ一つ見ると、やがて来ることだった運命が少し早く来ただけの場合があり、その覚悟が少し足りなかっただけだとか、やがて来るもっと劇的な変化への予告で準備を促しているものだったりします。そこは冷静に考えましょう。

オリンピックと外交的ボイコット

 オリンピックには本来政治的なテーマはタブーで、世界中の人が集いスポーツで競い合うことが目的でした。
 国威掲揚や、商業主義が蔓延し、それに反対のグループにとっては、政治的に異を唱える機会になりました。
 人種や国家、マイノリティが世界に主張できる機会でもあるのですが、そういう場になると本来スポーツのためだけに参加したアスリートは興ざめします。
今回の北京冬季での「政治的ボイコット」も何だかよくわからない内容です。国家の中枢指導者がこの機会に、フランクに話し合えばよいのにと思います。

節分は季節の分かれ目

 節分は季節が変わる日、翌日が立春、立夏、立秋、立冬に当たる日で年に4回あるはずですがなぜか立春の前日の節分が一番有名になりました。
 習慣としても写真のように豆まきから、鰯、巻きずしと何だかいろいろになりました。
旧暦での季節感ですのでまだまだ春には遠い。2月は太平洋側では時おり雪が舞う時期です。それでも日の入りが遅くなりだんだんと春の気配は感じられます、今年の冬は寒かったので春は待ち遠しく感じられます。
 春の備えて、年度末という方も多いでしょう。学校も年度は3月、企業も3月や2月が決算となるところも多いでしょう。西洋占星術も春分がスタートの年で、もうすぐ1年の終わりです。
 この1年間を振り返り、来年にやることを再点検します。年末年始と同じかもしれませんが、季節を合わせて、振り返りとリスタートを自分なりに都合よく行えばよいと思います。

エッセンシャルワーカー 社会を支える人々

 コロナ以後またやたらとカタカナ英語が氾濫しています。
 ソーシャルディスタンス、ステイホームやリモートワークなど流行りやすいからか、本質をごまかしたいのかみんなわかっているのかも不明な言葉の乱発です。
 エッセンシャルワーカーもその一つです。エッセンシャルワーカーとは、「生活の根幹を支える医療や福祉、保育や第一次産業、行政や物流、小売業やライフラインなどで働く人々」のことだそうです。行政、小売といっても地方公務員の窓口とか、食料品など生活必需品の販売員などごく身近な現場の人を対象にしているようですが、それらにも管理も必要でありどこまでという境界はあいまいです。
 それを言い出すと経済や社会はお互いが全て繋がり結局どこかで支え合っているので、境界はないようなものです。
 ただ休んでもどうということのない高位の役職、生活必需ではないぜいたく品の関連なのはノンエッセンシャルになります。ノマド等ナレッジワーカーもこの分類でしょうか。
 確かに社会を、正月も休日も暑い日寒い日も毎日支えているのがエッセンシャルワーカーです。
 amazonで販売店が要らなくなったといっても、材料を調達し製品を作り梱包し、配送されるまでには多くのエッセンシャルワーカーが働いています。家にいるだけでも、電気や水道、ガス。物流、警察の恩恵は受けています。トイレットペーパー一つamazonで購入したとしてもエッセンシャルワーカーの多くに関わってもらっているのです。医療や土木も住む町の自治と維持には欠かせないものです。
 こうした職業の多くはそう簡単にテレワークに移行できません。
 ただ不要不急といわれる、芸術やぜいたく品の関連が無駄とかいうことでもありません。
 コロナ禍でエッセンシャルワーカーの感染や濃厚接触、その後の隔離期間などの対応が注目されましたが、ここではまず社会を底辺から支える人々にまずは感謝しないといけないということだけです。

いろいろあるけど人生頑張ろう!

 今日はウダウダ書かない。うん、いろんなこともある。人生だから、最後はそれもいい思い出になると信じて進みましょう。

宮城県北部大崎市のお酒を呑む #宮寒梅

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 京都も底冷えで本当に寒い日々でお酒が恋しい時期です。
 宮城県北部米どころ大崎平野、古川の寒梅酒造という蔵元の「宮寒梅」を取り寄せて飲み切りました。
 平成23年(2011)に東日本大震災で仕込み蔵が全壊したものの、小さな蔵元ですが同年12月に蔵を再建され、新しいイメージのお酒にトライされたそうです。
 大吟醸ですが重みはなく、フルーティでかつ甘ったるさのないキリっとした味です。
 この1杯だけで嬉しくなるような、ほのかな香りと見事な味わいでした。
 日本酒はそんなに呑んでいるわけではないのですが、こんなに美味しいドラマが味わえるようなお酒があるのに驚きました。東北の人の長い厳しい冬から春を待つ気持ちが伝わります。
 ワインよりも飲みやすく、720mlしばらくの日々で2本空けてしまいました。
 

寒さのピーク、折り返し

 今年は特に寒波が何度も訪れ、長期予報通り「寒い冬」となっています。
 暖冬傾向が続いたのでひと際寒さが身に染みます。
 日本列島は長いのでもちろん、南北と、日本海側と太平洋側で違いもありますが、概ね寒い冬で1月の下旬までが寒さの底と思われます。
 2月も地域により積雪は多いですが、日照時間も長くなりどこかにもうすぐ春を感じさせることが多くなります。冬至を過ぎたあたりからも、日没は少し遅くなり、風は強くても日が差すと少し温まります。寒さの底を感じ、底であるということは、これから少しずつ上昇するということです。

人生模様 いろいろ

 昨日、年は同じくらいの退職組で集まって飲んでいました。
 時節柄コロナ、震災、退職前の会社の思い出、変わる会社や社会そのものも酒の肴にしてました。やはり、定年後の家庭もそれぞれです。
 堅実な方はやはりシュリンクした生活をきっちりされている。
 企業時代は上位職で、交通費も交際費も会社が持ってました。
 そんな人でも今家事を中心にひっそりした生活をされていました。
 たとえ蓄えや年金が多くても早々遊んではいられない。
 10年以上前なら、そこそこの役職でリタイアした方は海外旅行など悠々とされて使い切れないくらいの退職金、年金だったようです。今はなかなか働くのに職もなく、年金待機までが厳しい時代です。
 少し目線を変えると、アスリートも体操の内村の引退会見、女子駅伝の福士のラストランも目に入った日です。トップであり続けるのは30代後半からものすごくキツイのだと想像されます。そしてトップであれ、そこに至らないレベルであれ確実に若いうちにリタイアが来ます。次の人生の頑張り、悩みや葛藤を乗り越えていかないといけないのでしょう。