マンションには修繕積立金、一戸建ては自分で積み立てる

マンションも持ち家もローンが終わったら済むのではなく、維持していくのに結構なお金がいります。
一戸建てには管理費や修繕積立金はいありませんが、その分自分で用意しておかないと家屋は10年以上たつと老朽化します。屋根や床等の基礎部分だけでなく、電気や水道、ガス等の設備も劣化します。換気扇やセントラルヒーティング、床暖房等も電子製品で意外と経年で意外と脆い場合もあります。
マンションは、管理組合でコンセンサスを取りながら進めていかないとなりません。これは10年ちょっとすると恒例行事で結構当たった人は大変です。
資産として売りたい人、長く子供にも住まわせたい人、年金で終の棲家に考える人など思惑も様々で意見の調整が大変です。
一戸建ては自分の意見だけでいいですが、油断すると貯蓄が足りなくなります。原資は自己管理です。
例えば耐震基準や、4K8K対応、電気自動車対応等社会の目まぐるしい変化や、想定外のことが顕在化し加速します。良いと思っていた立地が、流れが変わり一気に不便になる場合もあります。
身の丈を考えたローンを組みそれを終えても固定資産税や維持にお金はかかります。しっかりと未来の計算をして、積み立てを考えておきましょう。

再び日本はナンバー1になれるのか

 40年前私が大学生時代に出た本です。その後、陽はまた沈み、中国に抜かれ、No.1にならなくてもいいとか2位じゃダメなんですかとか開き直るヤツがおって、新興国に抜かれていく未来なのでしょうか。今からこそ日本の正念場です。
勤勉で几帳面な日本人の長所を、少子高齢の厳しい人口構成の中どう活かしていけるのでしょうか。


日本の高度経済成長は年功序列の社会制度や勤勉さが要因だと分析した1979年のベストセラー「ジャパン・アズ・ナンバーワン」で知られる米社会学者で、ハーバード大名誉教授のエズラ・ボーゲルさんが20日、東部マサチューセッツ州ケンブリッジの病院で死去した。90歳だった。同大関係者が明らかにした。

 死因は不明だが、直前に手術を受けていたという。

 ボーゲルさんは30年、中西部オハイオ州生まれ。ハーバード大で博士号取得後、教授に就任し、東アジア研究センター所長などを歴任。
(産経新聞)

年金は将来への保険

老後は誰にも来る運命です。働けなくなることへの保険であり、貯蓄とは少し意味合いが違います。
厚生年金から天引きされている時はいいのですが、国民年金で未納だと将来の年金は減ります。『どうせ少ない、もらえないかもしれない」から払わないという発想はだめです。
少ないから減らさないよう満額近くに積み上げないと、ますます老後の経済状態はシンドイでしょう。
今は加入して納付または免除の機関が10年で受給期間は満たします。国が完全破綻でもしない限り年金は支払われます。いくら貯蓄があっても健康保険料や税金等は増えて実質的な生活はますます厳しくなる可能性は高いですから、年金は多いに越したことはありません。年金は生涯もらえますから、長生きすれば払った分以上が自分に返ります。そしてこれからますます人間の余命は延びていくのです。

父は家を買い遺した   ファイナンシャルプランナー

父は8人兄弟の六男で私の家に婿入りしました。昔は兄弟が多く、養子や婿入りは当たり前で、本家や分家、錚々たる兄弟の中、父も自分で小さいながらニュータウンに新しい家を購入しました。
子供の頃、思わなかったのですが、家を買うことはやはり一生にあるかないか買い物です、自分の世代で新しい家を買うことは誇りだったのでしょう、婿入りの苦労や、兄弟親戚への意地もあったのかもしれないと後から想像しています。
その家は今は私の兄が住み、母の住んでいた私の実家は、母は高齢者マンションに住むのを契機に売ってしまいました。
私は次男ですので、自分のローンでマンションを買いました。40代後半での最長ローンで、退職金を当てにしての無謀な面もあるローンでしたが、何とか返し切って父母の遺産が老後のたくわえに回せました。
ある意味何かローンがあるから我慢できた面もあり、無理もしないと家も買えなかったでしょう。そういう面では大金持ちでもなく、貧乏すぎることもない家庭と両親に感謝します。会社もバブル以降苦しい時期もありましたが、当時まだ大企業は余裕があったのか、何度かリストラもありましたが勤めあげることができたことにも出会った人に感謝します。
子育てと教育、マイホームのために、人生の大半のお金を使い追いかけられるとは言います。
家なんて人口が減れば余ってくるよと言われた先輩もいましたが、なかなかどうしていろいろ土地や住宅も目先を変えて売り込んできます。
結局は足るを知ることです。幸い、昭和一桁生まれに育てられ、たまに贅沢もしますが、基本的には平日は毎日吝嗇です。

【国民年金】追納や高齢任意加入年金支給繰り下げで,年金を増やすのは長生きが保証されてこそ

長寿社会で生涯にわたって給付される年金。老後の経済的に安定した生活を夢見る人は何としても増やしたいとも考えがちです。
老齢基礎年金は20歳から60歳まで480月支払って満額で令和2年度で781,700円年間に支払われます。月にしたら6万5千円程度、ここから介護保険や健康保険は天引きされることが多いので、厚生年金2階部分がない人は楽ではありません。ましてやその満額も未納機関や免除があると減額されます、ですので65歳までに、免除をして10年以内の間なら追納で保険料が納められます。
学生時代20歳になっても年金に入っていない人が今の50代や60代に多く、老齢年金満額という言葉をちらつかせ、60歳を過ぎても年金を満額に近づけるという高齢任意加入を勧め向きもあります。しかし二階の厚生年金が分からずに満額と言われても、60歳超えて支払う年金保険料はバカになりません。少なくとも10年以上給付を受けるだけ長生きしないと元はとれません。
10年以内の追納も、猶予ではなく、全額免除などを受けていると、もともと半額以上は支給される仕組みになっているのため、元を取るのに20年かかります。
今手元に年金保険料を払うまとまったお金があるなら、別の運用の選択も当然考えるべきです。株や投信は元本保証されずアブナイという考えは、国民年金という言葉に騙されています。繰り返しますが、10年以内に亡くなると元とれません。支給前になくなるとゼロです。W18歳未満の扶養の子供がいない限り、遺族に支払われるものはありません。とんでもないリスキーな投資ともいえます。金利が安いとはいえ定期預金でも、もしくは積み立てNISAにでもしていればまるまる家族に残ります。
繰り下げ受給もそうです。生涯にわたり増えるとはいえ、遅くした年数分はゼロですから、その元をとるのに長生きが必要です。80歳になると毎年海外に行くとかもなくなり身の丈は小さくなります。自身の介護などにもお金はかかりますが、繰り下げ支給はその間、自分で働くなどしないと収入がありません。追納や高齢任意加入する場合はその分のお金が出ていきます。そこでしっかり貯めておく、運用しておく方がリスクは少ないケースもあります。年金は老齢に対する保険ですからどちらが絶対正解はありません。

小柴昌俊さん、やはり非凡な努力と、数奇な運命

#ニュートリノと私 #小柴昌俊

大正15年生まれ、先日大往生されました。
豊橋生まれ東大卒なんで、関西人の私は判官びいきで山中さんや、田中さんに比べて最初親しみは持たなかったのです。
でも経歴を拝見すると、中学で小児麻痺、横浜の波止場で人足等と苦労されました。
何より大正から昭和初めに生まれ育ちです。大変な時代を子供から学生まで過ごされました。ノーベル賞までの人生は山あり谷あり、大波も嵐もあったようです。幸運な出会いや、それを引き付ける魅力や努力があったのです。
研究では敗戦国の若造がシカゴ大学で重用されるアメリカの当時のおおらかさ、予算のない日本カミオカでの工夫など、面白く読めました。
今の時代、いろいろ世界の情勢も日本の学界も企業も違います。産学合同だと目先だけで、儲からない研究にお金が回ってこないという話も書いてました。
でも戦後間もない頃の海外雄飛に比べれば、今の若者の可能性は大きいはずです。この本を読んでコロナ禍で閉塞した日本に大きなチャンスを見つけて、小柴さんの後を追いかけてくだし。
活字大きくさらっと読めます。オススメ。小柴さんの遺志を継ぎ、多くの後を追う日本の若者が物理や他の分野でも研究に挑むきっかけを掴んで欲しいと思います。


大正15年生まれ、先日大往生されました。
豊橋生まれ東大卒なんで、関西人の私は判官びいきで山中さんや、田中さんに比べて最初親しみは持たなかったのです。
でも経歴を拝見すると、中学で小児麻痺、横浜の波止場で人足等と苦労されました。
何より大正から昭和初めに生まれ育ちです。大変な時代を子供から学生まで過ごされました。ノーベル賞までの人生は山あり谷あり、大波も嵐もあったようです。幸運な出会いや、それを引き付ける魅力や努力があったのです。
研究では敗戦国の若造がシカゴ大学で重用されるアメリカの当時のおおらかさ、予算のない日本カミオカでの工夫など、面白く読めました。
今の時代、いろいろ世界の情勢も日本の学界も企業も違います。産学合同だと目先だけで、儲からない研究にお金が回ってこないという話も書いてました。
でも戦後間もない頃の海外雄飛に比べれば、今の若者の可能性は大きいはずです。この本を読んでコロナ禍で閉塞した日本に大きなチャンスを見つけて、小柴さんの後を追いかけてくだし。
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ベーシックインカム?社会保険よりも雇用として

ベーシックインカム論が未だにくすぶって、将来の社会保障や雇用に不安のある方は現実逃避のように、年金崩壊、国家財政破綻に結びつけたがっています。
生活保護や年金をリセットして、全国民に一律毎月7万円を支給する。高額所得者からは増税などで返してもらうとの仕組みが竹中平蔵氏から提案されていました。
ただし現実的には消費税を50%くらいにしないと、難しいと一蹴されています。
年金給付財源の国庫負担が厳しいことや、なけなしの年金をもらったところで生活できないなど、100年安心と言われた年金制度に疑問と不安も渦巻いてはいます。
AIやロボットに仕事を奪われ、ベーシックインカムに頼るしかないのではという予想も囁かれます。
全てがデタラメな予言でもないですが、真実はほんの一面しかない感じの情報です。
基本的に国家財政が破綻する可能性は極めて低いですし、そうなったらすべては分かりませんがまあそんなことに期待するのは変な話です。そうなると国家や金持ちも誰も財のたくわえのない人を助けられません。年金の払い損がないかわり、もっと過酷な運命が待っています。
『年金を払っても払わなくても、もらえないか同等のベーシックインカムが貰える』この可能性に拘る人がいます。残念ながら、何もかもチャラでガラガラポンの可能性などないでしょう。年金を払った人、税を払っている人と、督促されても払わない人は同等には扱われないでしょう。
ただ雇用の面では、人間が今やっている紙ベースの事務や比較的単純な力仕事などはどんどん機械やロボットがやるようになるでしょう。そんな中で、人間だけにしかできない高度な仕事をする高報酬の人と、人がそこにいる安心感やコミニュケーションやセキュリティのために軽作業的な仕事をする人、遵法でアンケート等の行政や消費のモニターをやり地域に貢献するだけの人等のベーシックインカムとして最低限の報酬、医療補助等を受ける人に分かれるのではと想像しています。
今は目の前の社会保険料や税金は真面目に納めて、貯蓄もして次の時代に備えられるのがベストです。

レベルアップするには 

天使が舞い降りる25の法則プラス

スランプ脱出やレベルアップを図るため焦る状態になるときが誰にもあります。
良く脱出の方法やレベルアップ、資格取得やリーダーになるためのハウツー本などがあります。
天使が舞い降りる25の法則もその一つかもしれません。それは自画自賛としても、次のステップに行くには前の段階の課題や問題を全てクリアしないといけないのです。
ここを忘れて、肩書だけレベルアップしたり、試験にクリアしたり、時間の経過だけでスランプや問題から脱出したとしても、そこをしっかり抑えて次の段階に行かないと大変なことになります。
たとえば勉強でも100点満点でなくても75点でも次の段階に行けます。ロスした点がケアレスミスであればそこさえ注意すればいいかもしれませんが、ある章やあるグループが苦手のままで放置して次のステップに行くと、次はさらに応用の問題や新しい学びが増えて厄介になります
営業の現場のリーダークラスが管理職になるときでも、営業成績はいいけれど、一部のスキルで苦手があるとすると、次のステップで懇切丁寧に教えてくれるケースは少ないです。自分に足りない部分は徹底的に学び直すくらいでないと、上位職での壁は乗り越えられません。
ハウツー本を読んで、すべてを実践実行している人は少ないのではないでしょうか。本にもいろいろありますが、どうしてもいいとこ取りになってしまっていないでしょうか、自分の共感しやすい延長にあることを実践して、苦手はあきらめたり、読み込みが不足になり勝ちなものです。スランプになったら、ハウツー本の中でもやっていない章を再度読み直して地道に完璧に実行することも一つの解決策です。
パソコンが苦手、英語が苦手、対面でのこの話が苦手などあったといても、仕事を離れても漠然と不安になるくらいなら、毎日1時間でも2時間でも時には徹夜してでも、勉強し直すのです。やってやりつくしたら自信が生まれます。自信ができたときは、力が出し尽くせない不安もありますが、自信がそもそもない時の不安に比べるとはるかに小さなものです。

読書の秋到来

本好きの私です。今は読書も紙の本ではない電子書籍派の人もおられます。私はどちらかというとデジタル派ですが、読書は紙の本が好きです。かといって蔵書そのものが趣味ではなく、家のスペースの関係上手放すことも多く、また図書館の利用も経済的側面からも多いです。
良い本、面白い本は人生での出会いだと思います。本を読まない人、楽しめない人に価値観の強制はできません。たとえば衣食住、レジャーや趣味それぞれこだわって注ぎこむものが人それぞれですからね。
でもこの秋、いい季節です。ちょっと旅をしたり、しゃれたカフェとかで本を読む。考えただけでもいいではないですか。

ボーナス(賞与)に見る会社の違い

コロナによる苦戦の業界の中で、旅行業界は大手も含めかなり苦戦しています。
何せ移動も制限され宿泊も敬遠、ドル箱の海外旅行はゼロ近似では仕方のないところです。
大手の中でも海外旅行中心のH.I.Sは夏のボーナスゼロ。最大手のJTBはこの冬のボーナスがストップと発表されました。一方、国会議員や公務員は赤字自治体含め一般職員は満額出ています。
企業や公務員によって賞与に意味あいは違います。
私のいた花王も6月と12月は定期の期末一次金が支払われ業績に関わらずでした。業績は給与の更新と3月の業績賞与に反映しました。年3回のボーナスと言えました。
旅行会社2社も最大手JTBは現在の評価を12月支給にしているのが余裕というのか正当な感じです。
どちらかというと個人経営の店など賞与やボーナスはおろか、給料を払うのも厳しいのですからキャッシュフローからいうとH.I.Sのやり方もあながち否定もできません。
弾力的に人件費を削れる方が安定した経営ともいえます。
賞与が給料に組み込まれているに等しい公務員等は、出勤して大過なければほぼ満額なので、苦しい民間企業の業界や個人経営の方、非正規の労働者から見ればうらやましい限りです。
逮捕されたり、問題の国会議員もコロナでこれだけ財政が厳しい中、一般人では考えられない賞与を貰っています。
これは難しいですが、私のいた会社や公務員はローンや日常の消費を定額ボーナスに頼っています。それだけ賃金、標準報酬月額が高いのです。
一方、直前の業績でボーナスがカットされる企業はもとも、業績が良かった時の臨時の祝儀なのでそれをあてにローン等組めないのです。
企業としてっはいい人材は捕りやすいけれど、人件費は足枷にはなります。いざというときムダな人件費をきりにくい体質でもあります。
コロナ禍業績でいろいろ見えてきます。就職するさい等はこの賞与実績やその評価時期を調べるとよいかもしれないです。