ワクチンの損益分岐点は必ずある

 ワクチンの効果はそれなり分かるので、素人が考えても2回打つより3回打つのが効果は高そうなのはそう、その通りでしょう。
 問題は一般には全く開示されていない費用の面と、3回4回、他社と混合して接種していくことでベネフィットとリスクの差が小さくなることです。
 厚労相資料でも、ワクチンや薬というものはベネフィットもあるが副作用というデメリットもある毒なのです。健康ならば服用や接種はなるべくしない方がようはずです。
 アナフィラキシーショックやアレルギー、心筋炎といったすぐに分かるものも確率は低いながら単純に回数により増えます。
もっと不安なのは長期的に見た、免疫の弱体化、がんの活性化等まだわからないリスクにまだエビデンスがないことです。
 もう少しゆっくりでも良いのではないかというしがらみの少ない医療関係者の意見が、トンデモ陰謀説と一緒に丸められてしまうことです。
 薬品メーカーの圧、感染再拡大への大きな波に流されるのが怖いです。 あともちろんワクチン費用とコロナ対策はやがて、こんだけかかってましたと増税される時期も必ず来るということです。
 

理想の仕事につけるか

 今NHKの朝ドラで気象予報士のドラマをやっています。現代の東北の被災地を舞台に、いろんな青春群像やその親の宿命等も描いています。
 気象予報士というのが今時なのか、それでも長丁場のドラマのでその職業に憧れ努力して、苦労しながら仕事につき成長していくものです。有名人の企業家や芸術家が描かれることも多いので、サクセスストーリーが多くなるのがドラマです。
 現実には子供や若い頃に抱いた理想の仕事についている人はどのくらいいるのでしょうか。
親の稼業、親子で目指したアスリート、親と喧嘩して家を出てやりたい職業を選んだ人の話も聞きます。
 どちらかというと、夢を描いた理想の仕事ではなく、むしろとりあえずお金を稼ぐために就職する方が多数の気がします。不況とか就職氷河期というと、希望した業界や職種にほど遠い状況にもなりました。また○○士や、○○ナーといった資格も厳しい場合もあります。
 私なども大学を出る特、そこそこの大学なので、そこそこの企業をという程度の理想も野望も少ない就職活動でした。
 今思うと若い時間にもっと勉強して、広い視野を持てればと思います。何もしなかったわけではなく、考えなかったわけでもないのですが。
 みんながトップアスリートにも、大企業の創業者、経営者になれるわけではありません。親や身の回りに感化され、選択したものが全体として社会を支えるのかもしれません。
 私は何となく化粧品に携わりました。造船の業界、歌舞伎役者、お茶の家元、お寺の住職、和菓子や着物や漬物の老舗、ハンマー投げの選手、そういう選択はやはりあり得ないところでそれぞれの人が社会を支えるようになっているのだと思います。
 もちろん、家を継がない立場の人は特に考えれば何にでもなれる可能性は大きいです。

紙の手帳が店先に並ぶ季節

 本屋さんや文具店に来年の手帳が並ぶようなシーズンとなりました。おせちやクリスマス、年賀状の予約同様年末年始の準備を見かけると気忙しく感じます。
第一線のビジネスマンだった時期もモバイルとノートパソコンを持ち歩きながらも紙の手帳は併用していました。
 長年の完全アナログの昭和時代からの習慣とも思えますが、紙に文字を書くことでの記憶と思考がすっきりするからでもあります。
 私的には定年後は有期契約で毎年3月で満了となり、4月以降手帳にスケジュールをびっしり書くような仕事を続けるのかわからないので、購入を少しためらいがちとなります。
 せいぜい2000円前後までの出費なので、たぶん買うでしょう。スーツ等の服の方が買うかどうか決断が難しいところです。
 学校関係の方は、4月はじまりのを使うのかもしれません。スケジューリングの関係で、年度替わり前はいずれにせよ2冊の手帳を併用するようになります。当然新年度の手帳はある程度早めに入手する必要があります。
 今の年の締めくくりをして、新しい年への新たな気持ちを整える。
 とても大切なことです。年末の気忙しさの中で自人生という名の長いマラソンの、ラップタイム、マイルストーンを確かめる大事な時期です。

京都市地下鉄反省しなさい  私はもう乗りません

きょうとし

京都市の財政破綻危機を受け、京都市営地下鉄の値上げが検討されています。
一市民として猛反対です。
値上げをすれば簡単の収支を改善できるものではありません。
今でさえが初乗り220円は全国的にも高く、身近な短区間利用が躊躇われる運賃です。他都市やJR私鉄に比べ高いので敬遠されています。
乗客を増やすには【値下げ】を検討すべきです。
企画乗車券や魅力ある駅ナカにして集客をはかるべきです。

海外旅行はいつから復活するのか

新型コロナ感染症の国内の新規感染者数はだいぶ減りました。
酒類の提供、飲食店の営業時間も今月下旬には通常に戻りそうです。
ある程度の感染予防や、ソーシャルディスタンスでの人数制限はありますが、概ね秋のイベントも2年ぶりに通常に戻りそうです。
国内旅行は、企画切符等は復活して、そろそろキャンペーンが待たれるころです。
しかし、まだ海外旅行となると感染がおさまっていない地域も多く、ワクチン接種が多いとはいえ、水際対策を誤ると大変な失態ともなるため、帰国後10日隔離はもうしばらく続きそうで、実質かなりの足枷となっています。
緩和すると、感染拡大の種を持ち込む可能性はあり、タイミングは微妙で今年中は到底無理といわれています。
海外旅行中心の娘の勤める旅行会社の営業、海外に在住する友人の一時帰国はまだまだ、すぐではなさそうです。
旅なんて不要不急と言ってしまえばそうなのですが、もう2年となると不急がだんだん不急ではなくなります。
セミリタイアで、年に何回もリゾート地を往復するような生き方は元々リスキーだったことを悟らないといけなかったのです。
しかし早い段階でEU域内等が移動可能になっています。日本も早く、ワクチン接種等の条件で出入国の制限はゆるめないと取り残されます。

虹は吉兆か

にわか雨が上がって太陽が出ている時、意識して後ろを見ると虹を見つけることがあります。
180度続くものも90度までで切れるのもあります。
虹は凶兆とされ、飛竜にもたとえられましたが、今は吉兆とする説もあります。
西洋占星術では、吉凶という事象の捉え方はしません。
星や星座、天体現象にはそれぞれ昔から意味付けされました。いろいろなことはどちらにもつながり流れる可能性があると考えます。
流れ星も凶兆と昔はとらえられていました。今は願い事が叶うといわれています。おみくじや、今日の運勢等も吉凶が示されても、それをうまく転じることです。
キレイな虹を見れば嬉しくなりますし、何かいいことがあるに違いないと前向きに考えていいと思います。

皇族へのバッシングが天皇制を危うくしている

今回の秋篠宮家眞子様の小室経さんとも婚約、結婚に関してマスコミが物凄いバッシングをして、祝福ムードとは程多い状況です。実際にネットでも多くの批判を見ているので。世論的にどうかと見ると同情や祝福の方も、半分の割合ではいるので少し安心しました。
冷静な評論のできるコメンテーターの多くは祝福、同情で一致しているようでした。
それでもそういうコメンテーターを非難し、誹謗中傷を続ける輩もいます。

純粋に天皇家、天皇制、皇族制度に反対している純粋な左翼?なら分かるような気もします。しかし多くはそうではない天皇陛下や天皇制が日本の国の根幹であることは否定しない、ごく一般的なリベラルから右、ネトウヨまでがマスコミ情報に煽られバッシングに加わります。
まずは、結論から言いまして、皇族から離脱され一般人となられ、一般人と結婚され、もうどなたが反対されようがアメリカに渡ると二人で決められております。
素直に祝福するのが一般的な人情というものです。NYの路上でも小室さんは執拗にパパラッチされており、多くの誹謗中傷には同情を禁じ得ません。
小室さんはNYでロースクールに通い弁護士の資格を取り、就職も決めました。資金援助がどうであれ、たぶんそんじょそこらの人が逆立ちしてもそう簡単にはできないことです。才能もあり努力もできる人であり、忍耐力もあるでしょう。眞子様を一生養い生活していく力はあります。
若い二人の決断、おめでとうというしかないのが一国民です。
相手方の母親がどうこうというのは事実もあるでしょうし、いろんな尾びれ、眞子様小室様の一挙手一投足が気に障る人は気に障るようです。
眞子様の精神の病についても、仮病的な非難も多いようです。それにも直接の説明もできず反論もできないのが皇族の悲しい宿命です。
眞子様をはじめ、佳子様愛子様も、学校ではイジメ、誹謗中傷を浴び続けストレスでそれぞれ苦しんで来ておられます。
働かず1億円以上に一時金を貰い、皇族を離れることに対する非難に対し、以前(眞子様が小室様に会う前)から辞退は決断されています。
小室さんの結婚が金目当てとミスリードしているのはマスコミです。これで小室=借金、悪役のイメージが定着しています。
宮内庁の中途半端な介入、説明が全てを疑い火に油を注ぐのかもしれないです。
一般国民にとって、大して働いていないと見え、キレイな服を着て笑っているだけで、高給を得て、離脱に1億4千万円貰えるのが気にいらないのでしょうか。
あるいは、宮内庁が支え、しっかりとした教育やしつけがなされず、言動や行動が浮ついているように感じられるのが不満でのバッシングなのでしょうか。
今はやりの「家ガチャ」で言うと最高と思われる皇族が実は、自由のない、反論権のない、人権のないイジメの対象であり最悪、最低のあたりなのです。
このままでは佳子様、愛子様の結婚も、稀な聖人君子の相手を探以外、不可能になります。そして悠仁親王のお相手選びが、皇后陛下以上に難しい、来てのない結婚になる可能性があります。
悠仁親王がお生まれになって男系が途切れず安心と思われた向きも、よく考えればその期待が大きな不安にしかならないことに気付いていなのです。

男系天皇を維持するか、女性天皇、女系天皇を容認するかはとても大きな問題です。
前者が理想であることはよくわかりますが、現実的には旧宮家の復活等、いろいろ制度を改めねばなりません。これだけのバッシングを受け、皇族に厳格を求める中、一度民間の自由に戻っている人にそれが可能かというのと、宮家復活には一時金以上に大変な税金もかかります。
それだけかかればかかるだけ、国民の期待という感情からの厳格さ、バッシングはもっと激しいでしょう。
かといって女性天皇(女系天皇ではない)を愛子様と考えた場合、結婚は現実的には無理でしょう。それも人権的に問題ですし、結婚されるとなると、その厳格な基準とバッシング度合いは小室さんの何百倍にもなるでしょう。女系天皇はさらに何万倍それよりも難しくなるわけです。

正直、一般には小室さんの髪型や履歴は知ってても、女性天皇と女系天皇の違いをさっと言える人も少ないでしょう。
皇族が何をしようとしまいと、国民の年金は増えませんし、税金も社会保険料も減りません。
まずは税金は決められた一定内なので、皇族と関係者に対する国民の関心は置いといて、マスコミは国民の関心を政治に向けてもらうことです。

少子高齢化の社会なのですから、誰かが結婚したら「おめでとう」と大声で祝福するだけで良いのです。

目の前のことしか考えない衆愚政治

本当はできれば誰もが、自分の子供(いない人には申し訳ないが)やその世代が大人になる未来の日本が良い国になることを願っています。
もちろん、今日明日の生活が苦しいから、目の前の手当が欲しい、給付が欲しいという人々に未来の日本の姿までイメージできないかもしれません。
しかし、日本人がオリンピックで活躍し、メジャーリーグやグランドスラムで輝き、代表チームが勝ち、ノーベル賞を取り、GDPが上位だというと喜ぶのではないでしょうか、

未來の日本。そのために今できることが何で、我慢することが何かを政治は示さないといけないのです。
政治には関心がないと言いながら、年金の振り込みが少し下がれば大騒ぎで電話してきます。年金の改革マクロ経済スライド、天引きされる介護保険や後期高齢保険が緩和措置の段階的保険料切り上げのため、ほぼ着実に実質的振り込み額は減ります。
正直なところ、これも衆愚政治で本来ならわかりやすく一気にあげた方がわかりいいのですが、激変でのクレームを防ぐ名目で、緩和して少しづつ毎年保険料は上げ、給付額は下げたら気づきにくいだろうという意図が見えます。
こうやって財政を改善し、子供世代への借金を減らそうとしていて、結局は一律10万円の給付とかバラマキでないと選挙が戦えないというのですから、衆愚相手に結局、財政改善にも何もなりません。
少子高齢で社会保険の財源が厳しいというのは、漠然と頭にはあるはずです。しかし現実にリタイア、セミリタイア組にしろ物価が上がり、振り込み額が減れば政治を非難します。道路や橋、河川や森林に災害が起きれば国が何とかしろ。感染症にワクチンは無料で当たり前に手当てして、要求だけは多いです。
今はいけいけドンドンとワクチン契約し買いあさりですが、一体いくら使って安心を得ているのか国民は知らされてません。これも結局は今高齢者を中心に受益している、未来への負の遺産です。
よほどの痛みを伴う改革をして、所得倍増の経済成長をし少子化を食い止めないと、未来の日本は描けません。その意味では与野党の中心公約のレベルの低さにはあきれてしまいます。今後もう少し、まともな政策論争が出てくることに期待します。

衆議院解散

2021年10月14日岸田首相の下、衆議院解散となりました。
菅総理の総裁選不出馬、内閣総辞職を受けて、岸田首相は自ら新鮮なイメージの御祝儀相場の間に解散総選挙に打って出ました。
今回の解散は任期満了まで1週間での解散となりますが、戦後任期満了の解散はロッキード事件の頃の三木内閣だけで、それ以外はすべて何らかの政治戦略で首相、内閣、与党の意思での任期満了前の解散です。
インパクトが大きく印象的なのはやはり小泉内閣の2005年「郵政解散」でしょうか、この頃守旧派への刺客等、劇場政治とか言われ話題にもなりました。
最近の安倍首相による2度の解散もその都度、安定議席と任期を確保するものでした。こういう一定の首相側の自信のある攻めの解散と、防戦一方で逃げうや守りの解散とに分けられます。
自民党が下野するきっかけになった2009年麻生内閣、反対に民主党が任期を残し野田内閣時代の政権を手放すきっかけとなった2012年の解散は追い込まれたかたちです。
野田首相(当時)と、安倍さんのやりとりはなかなか面白かったです。私は野田佳彦の弁舌は好きです。辻説法も絶品な政治家で聞く人をなるほどの関心させます。もっとブレインがいて、あまりにもお人よしで、入る組織を間違わなければよかったのではと思うくらいです。
今回の情勢ではもう、自民党の信任は動かないような情勢なのと、野党があまりにも弱く何の選択の余地もないのが残念です。しかもばら撒き的施策だけ掲げて、抜本的な未来への選択がないような感じです。
日本の選択、これから責任をもって、公報等をみていきたいです。

薬品メーカーは間違いなくビックチャンス

コロナ禍でいろんな議論がなされ、テレビやネット情報等で片方の意見ばかり見ていると洗脳されてしまいます。
結果、激しい論争や人間的対立になります。
「コロナ怖いVSコロナもう終わった」「ワクチンまだ打てVSワクチン危ない」「新薬早くVS新薬も危ない」と白熱しています。それぞれ、本などを読んでいると事実をちりばめて論理的なようで、最後は都合の良い方を結論づけます。
実際にはまだわかっていないことの方が多いですし、コロナの次の変異やワクチンの将来の危険性等に完全な答えはまだないはずです。
いわゆる荒唐無稽な陰謀論は否定されないといけませんが、薬品メーカーやそこと利害でつながる医師会、病院医療関係者、行政、政府の言葉も100%鵜呑みにはできません。
コロナという感染症が多くの生命を奪い、感染した人々を苦しめたのは真実であり、感染対策、治療薬、ワクチンが渇望され、その要請に薬品メーカーが応えた。ここまでは間違いではないです。ワクチン接種も現段階までは効果を上げていいるといえます。
ただその先もすべて真実かどうかはよく考えないとわからないことです。
「がん」にしろメタボ、高血圧等の成人病、どんな病にも、薬と毒は人間の身体にとっては同じようなものです。コロナの治療薬、ワクチンもそうです。メリットもデメリットもあります。
政府が高血圧の基準を改め厳しく設定し直した時があります。これは「メタボを防ぐ」という面と、薬の弊害があり、薬品メーカーや病院関係は検査や診察、投薬で大きなビジネスチャンスも得ているという両面があります。
コロナは、薬品メーカーにとってまさにビックチャンスです。病院を回って営業しているプロパーを見れば薬品メーカーが売り上げ数字をいかにあげたいかよくわかるはずです。薬品メーカーが世の中を救うだけの聖人君子たちとは誰も信じないでしょう。データをうまく活用して、自分の所の商品を売りたいのは企業の宿命です。
ワクチンの3回目、新薬の認可も絶対的正義なのかはまだわからないところではあります。
コロナ禍という、ある程度何でもありの局面を考えれば、投資する方としては薬品メーカーにチャンスは多いのかもしれません。それもリスクは伴うものです。その見極めが大切です。