禅の言葉で一番好きなのが『柳緑花紅』以前にも書いたかもしれません。
まあそのまま、柳は緑色、花は紅色をしていていいよという悟り。
そのままでいいとか、自分が世界に一つの花でいいとも解釈できます。
ただ自分なりに、一生懸命咲かせてください。どんな花でもいいのですが、つぼみのまま枯れてもいいとはいっておりません。
自分の人生、ありのままでいいといわれると、そこにとどまってしまう人がおられます。
他人と比べて他人をねたんだり恨んだりはしなくてもいいですが、今自分にある色を自分の色とわかり、運命を受け入れて一生懸命生きる。
季節ごとにそれぞれ、花が変わるように、貴方の人生もいろいろな見られ方をしています。大輪の花もあれば地味な一輪の花もあります。花は自分が美しいとかは思いません。ただ一生懸命咲いている。