新幹線網VS地域の足  #並行在来線#ローカル線#第三セクター

青春18きっぷ愛好家通称青春きっぱーであり、ローカル鉄道愛好家にとって、コロナ禍の減便はショックです。
そろそろ、第三セクター鉄道、地方ローカル線に関してしっかり救済する手立てを考えないと減便→利用者減→廃止へ一直線ではないかと思います。
北陸新幹線延伸で北陸本線が三セクになれば、今回大幅減便の九頭竜湖線等は七尾線城端線同様JRと切り離された孤立線となります。孤立でやっていくよりも廃止の可能性が高いでしょう。
西九州新幹線は佐賀県と大モメに揉めました。
元々並行在来線をJRから切り離すのは地方には重みです。新幹線のメリットが大きい県はまだしも、このケースは元々福岡に近い佐賀県に速達のメリットが少なく、切り離されるデメリットが多すぎるのです。
国は折れて、JRに維持を求めたそうですが、これも今まで押し付けられた自治体、南九州や北東北、北海道、北陸の自治体には公正を欠きます。念書でもとっておけばですが、今まで在来線の特急が止まり普通と接続していた沿線が、高い運賃の普通だけになっている地区はざらにあります。
青春18族にとってもこの三セクは一部例外はあるものの難所です。同じ列車に乗っていて別料金が発生する三セク乗り入れ通過もあります。そもそも大湊線や七尾線のようにJRのほかの幹線から孤立しているケースも頻出しています。
青春18などはまあ趣味道楽ですが、毎日の通学通勤通院等の足が不便になるのは問題です。モータリゼーションに淘汰されたと言ってしまえば時代なのですが、それを言うと環境のため自家用車は止めて公共交通機関にと言われる時代です。その鉄道が不便になっては話になりません。
テレワークの割合も増えたとしても、環境も含めて公共交通がどれだけ大事で維持するために地元が考え国が支援して維持し得るかは、地方活性や過疎対策、都市集中緩和も含め今後の国家強靭化の大きな課題です。

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