北陸新幹線敦賀延伸 意外?サンダーバードそのまま

【報道】北陸新幹線の金沢・敦賀間が来年3月16日に開業するのに伴い、JR西日本は、大阪と福井・金沢を結んでいる特急の「サンダーバード」「しらさぎ」について敦賀駅止まりに変更することを明らかにしました。
 これによって、大阪などから福井や金沢に向かう場合、乗り換えが必要になりますが、JRはスムーズに乗り換えられるようダイヤなどを見直すとしています。大阪や京都から福井・金沢方面に向かう場合、敦賀駅で北陸新幹線に乗り換えることになりますが、JRは8分程度で乗り換えられるようダイヤを見直すということです。
こうした対応によって、▼大阪・福井間の所要時間は今よりも3分、▼大阪・金沢間は22分、それぞれ短縮されるということです。(NHK)

 関西在住なので、福井方面と富山長野周りの新幹線需要にそれほど興味はなく、関西から現行金沢直行だったサンダーバードがどうなるかを気にしていました。鉄道関係の知人のあいだにも「サンダーバード」はなくなり、「〇〇リレー号」になる説も強かったです。また新幹線列車名も新たにつけられるのではないかと、噂され私は「らいちょう」を期待していましたが、それも外れました。ほぼ現行のままの流れで、金沢までいっていた「サンダーバード」「しらさぎ」を敦賀止まりとして本数はほぼ現行維持です。
 かつて金沢から富山までを走った特急も100キロちょっとの短い区間の疾走となります。関空特急はるかぐらいの時間と座席にこだわらないなら快速や普通でも行けない距離ではありません。敦賀までの直通新快速は本数が少なく停車駅も敦賀よりは増えて、関空快速のような代替はできませんが、値段によれば、サンダーバード利用は減り、快速に変わる可能性もあり得ます。
 今後はさらに、難題の新大阪延伸問題が待ち構え、あくまでこの延伸は暫定なのでしょう。京都、新大阪に延伸すると初めて新幹線の環状網ができます。しかしリニアとともに、なかなか新大阪にたどりつくのは長い期間を要しそうです。

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