京都市長選挙 4すくみ  京都をよくできる人物か?

  

 現職の門川大作市長が2月21日に任期満了を迎え、今季限りの引退で再出馬はしないということで、私の住む京都市では、新人4人による市長選挙となります。

 京都市のHPによりますと(1)選挙の期日 令和6年2月4日(日曜日)(2)選挙期日の告示日 令和6年1月21日(日曜日)ということで、今は立候補者は説明会も昨年開催され、地元新聞には趨勢も報道されていますが、まだ告示前です。
 1月8日現在は、例によって木の板が準備されている状況です。
 巷に貼りだされているのは、正式な京都市長選挙の候補者としてのポスターではありません。そう印刷すると選挙違反になるので、よく見ると4人とも他の支持者などとの討論会(小さくて見にくいですが)という形式になっています。
 この写真では8人に見えますが、もちろん候補は一人ずつで、松井孝治、福山和人、村山祥栄、二之湯真士(各敬称略)です。
 告示とともに、役場、学校の前とか正式なポスターが貼りだされます。今はこれもせこいような常套手段で4人ともですが、予定の討論会の案内ポスターの態をとって、実質的に市長選候補をアピールしています。
 松井さんは現京都府知事の西脇さんと府市連携と門川路線継承をアピールしており、自民党と公明党、立憲民主党の推薦を受けています。他3人は門川市政を否定し、再生や変革を掲げています。
 村山さんは京都党党首の江村さんのものを撮りましたが、最近は維新の大阪府吉村知事、元国交相前原誠司さんとのバージョンも増えています。二人ととも街頭やら投稿動画でもよく見かけます。前2回は京都党だけの公認で落選でしたが、今回は地域政党京都党と、維新、国民民主党、前原新党の推薦です。
 弁護士の福山さんは共産党の推薦で、この方も再チャレンジです。あまり共産党色を出してないように感じられます。
 自民党府議だった二之湯真士さんは、参議院議員の元国家公安委員長を父に持つサラブレッドでしたが、今回は自民党を離れ、除名処分を受けての背水での初挑戦です。
 紹介だけで長くなりました、京都の財政など多くの課題はまた別の回に譲るとして、ポスターやこれから騒がしい選挙カーなど選挙そのものもまだまだ古臭い制度のものです。それらも含めて、中央の政治とともに変わっていかないといけない時代だとは思います。
 地方の首長選挙になると、国政でしのぎ合い、市議会など地方選挙でも争っていたはずの政党が相乗りで推薦するのもよくわからない事情です。
 それでも、自分の街の現在と未来のため、積極的に候補者の話を聞き、是々非々で投票に参加したいと思います。
 

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