もう切符の券売機すらなくなっていく駅

 ある私鉄で、ICカードのチャージはできて、もちろん改札はあるけれど普通の切符を買う券売機はなくした駅がいくつかでき始めました。
 かつては自販機があったところは、使い切った切符や古いカードを捨てるゴミ箱のようなスペースになっています。
 もちろん鉄道ができた頃は、切符は全て硬券で窓口で手売りして、改札は駅員が切符にハサミを入れていました。それが自動券売機で切符を客が路線図と料金を確かめ、お金を入れて買うのが当たり前になり、券売機は沢山あっても、行楽シーズンやら混雑の時は長い行列ができていました。
 自動改札機ができ、切符を即座に読み込んで切符切りの駅員は不要のシステムができましrた。やがてその切符すらICカードにとって替わられ、激減してきてたどりついたのが今回の券売機削減です。
 硬券の切符が懐かしいと思っていたら、もう切符そのものを知らない世代が出てきているのです。
 かつて、沢山の券売機があった痕跡が残り、今や駅員さえいなくなろうとする駅、未来が読み切れなかった駅の構造も何だか哀れ、情けないです。
 何年か経つと、自動運転も始まり、また新たに無くなって変わるものができるでしょう。
 

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