それでも政治は変わっていく

 衆議院議員選挙が終わり、自民党としては微減で与党での絶対安定多数は維持されました。選 挙区によりいろいろありましたが、大きな流れとして変わりません。
 これから岸田政権が、何を進め何を改めていくかでしょう。
 日本の状況、とくに政治をとりまく部分が一挙に変わることは難しいでしょう。自民党に期待していくしかありません。
 まずは経済、バブル崩壊後衰退してコロナでさらに痛めつけられた日本です。所得倍増と首相は言われました。より具体的に何によるのか、バラ色の日本の未来を描き、それに邁進できるようにしていかないといけません。

ワクチンが余ったら賞味期限切れで捨ててもいい

 1年半ちょっと前はマスクが配られるとか、まだ店頭になく入手できないで騒いでいました。政府御用達の一斉配布、いわゆるアベノマスクが、8200万枚余って倉庫の保管料も6億とか報じられています。今さらのスクープでもなさそうで、選挙前のこのタイミングの報道意図もいかがなものかと思います、お役所的仕事や、この時期投機的にマスクを市場から枯渇させて値段を釣り上げたのは問題でしたが、政府がマスクを確保し、医療用含めて配布したこと自体は間違いではありません。
 布マスクがもう医療用にも一般用にもそれほど利用されない情勢ですし、埃やカビの対応、パッケージ仕様など現実的にはこれ以上の保管は難しく廃棄もありえるでしょう。


 計画や採算に多少問題ありでも、結果として余剰はでますから後から責めるだけというのは良くありません。政治や行政の仕事、ましてや初めての危機管理対応、やってみないと分からない難しさはあるはずです。
 余らせた、保管費用やロス廃棄というとすぐ過剰に騒ぐ方もいますが、食品ロスは毎日毎日、家庭や飲食店、コンビニやスーパー等で大量に出ています。

 おそらくワクチンも冷凍保存、解凍や接種人数ユニットの問題で毎日かなりのロスが出ています。そして大きくは調達の段階、契約の関係で一時期は供給が滞って大騒ぎでしたが、ここへ来て大量に在庫が余っています。過剰に契約したものが接種が落ち着いてくると、それぞれの段階で備蓄している在庫と、契約上入ってくるワクチンがあふれていることはいくつかの情報で明らかになっています。
 私はこのことも批判を受けるようなことではなく、緊急対策として契約して、自治体や医療機関にとにかく打ちまくれと指示した以上、随所に余ってくるのもやむないことです。
 それで政府を批判すべきではないのです。


 問題は余らせないように無駄なくワクチンを打って、薬品メーカーや医療機関が引き続き儲けようという動きが、リスクを隠蔽してしまう可能性です。
 2回ワクチン接種した方への3回目の接種および12歳未満への接種に舵がきられたのはどうしてもこのワクチン在庫過剰の背景は見逃せないです。
 ワクチンにはアレルギー等の副反応や若い年代を中心に心筋炎が頻発、長期的には感染増強抗体を作ってしまうADEや癌を活性化してしまう可能性が否定しきれていません。
 

12歳未満のワクチン接種の早急な申請認可は特に問題です。
 ワクチンは12歳以上にも95%有効と言いますが、有効とは何でエビデンスはどれだけの治験でできたのでしょう。
 子供の罹患者は日本では極めて少ないので治験はほぼないはずです。
 95%有効というのは何なのかです。当人にとって何のメリットがあるのでしょうか。
 感染予防か?というと、ブレイクスルー感染するのは防げないと開き直られ、結果感染予防の有効性ではないのでした。
 感染した際に重症化しないための有効性です。元々日本で10代以下で感染する人の割合が物凄く少なく、死者はゼロ、重症化した人も比率は元々ゼロに近いものです。
 ゼロ近似×ゼロ近似なのです。それをさらに95%の有効性を信じて接種して、心筋症等の比率が圧倒的に高い10代にリスクを負わせる意味がわかりません。
 他の世代の人に感染させないためと信じている人(この正義感?使命感的社会貢献の意識にあるめでたい人が結構反対してきます)がいますが、そんな効果は治験されていません。
 与党も野党もコロナトラウマに捉われ、選挙争点もコロナ対策と経済活性の両輪を悩みながらで、経済のために「ゼロコロナ」を考えがちですが、未来の日本を支える子供に万一のことがあっては少子化対策どころでもなく、元も子もありません。
 もうそろそろ、コロナが怖いから 次の波が怖いから何でもありの時期は過ぎて、ちょっと考えればそれはやらなくてもいい、やってはいけないを賢く見極める社会になれないといけません。
 

選挙には行こう若い人が政治にあきらめを感じているのもわかる

ウチの選挙区は京都の中でも野党共闘なく三つ巴の大接戦のようです。たまたま職場の近くに渦中の候補者事務所があります。元民主党議員なのに、なぜ無所属のままなのかお聞きできました。立憲民主や国民民主の上層部とはそりが合わないそうで、もちろん自民共産でもない。

 無所属だと比例復活も共産支援もなく背水の陣の覚悟は天晴れではあります。
 選挙制度も、仕組みも課題は多いし、若い人が投票に行かないのも半分は分かる気持ちもあります。

 今どき、紙に書いてそれを読みとる高額な機械を導入してるけど、あれ最初からタブレットや、そもそもネットで投票もできる。行政のデジタル化、税金の効果的な使い方が出来てない国だとはつくづく感じます。「消費税下げるとか、給付金ばらまく」公約より、選挙だけでも安く投票率上げられるし、行政のムダなどいっぱいあるように思います。

年賀状もSNSも切るべきではない

 定年を期に消費生活を見直し、年金生活へのリストラ提案等がファイナンシャルプランナーやハウツー本でよく出ています。
 その中に年賀状を見直し、打ち止め?今年以降欠礼しますとを宣言するやり方が書いてあります。ちょっとしたきっかけでSNSをやめてしまう方もいます。
 60歳代になったばかりで、年賀状をやめるのは私は反対です。ファイナンシャルで見直すべき点は他にあります。年賀状やSNSを断って、世間を狭くするのは良くありません。
 身の丈に合わない出費の嵩む、飲食等の付き合いを断つとか、保険の見直し、自動車保有をやめる等は金額的にインパクトは大きいですが、はがき代等しれています。ましてメールやSNSはただのようなものです。
 ハガキの宛名を書くとか、メールを打つ等は頭を錆びつかせない活動です。礼儀とコミニケーションが続くことはプラスです。
 今のSNS、ネット社会は思わぬ出会いもあります。年賀状しかない時代だと、手紙を出さない限り翌年の年賀状まで近況が分からなったものです。メルアドLINEで気軽にお互いの情報が交換できます。
逆にSNSは誹謗中傷等の危険な問題をはらみ、何かあると交流を閉ざす人もいます。SNS、ネット上といえども相手とのコミュニケーションありであって、自分の思い通りや言いなりにはならないものです。
 それで結局孤独になるのは自分が辛いはずです。
 昔の60代ならもう隠居して、嫌われ者なら誰にも相手にしてもらえなかったでしょうが、
今は趣味や嗜好が合えばネット上で、新たな会話も出会いも生まれます。
 年賀状もSNSも、大事だと思います。

眞子様おめでとうございます 右翼は保守ではないと気付く

 皇室の問題や、そこからの天皇制も含めてネットで議論や誹謗合戦になればきりがない問題です。
 事実かどうか等もうたしかめようもない類推、揚げ足取り、重箱隅つつきの誹謗中傷、罵詈雑言がネットの世界です。
 つくづく思ったのですが、右翼と保守はよく同類に分類され左翼、革新の反対位置に思われますが、保守=右翼というのは間違いなのです。
 保守から右翼、右翼から保守へ転じることはあっても右翼で保守というのはあり得ない。これは三島由紀夫の言です。
 むしろ改革という点で右翼と左翼は通じます。保守と右翼は水と油ですが、理想主義を掲げる右翼と左翼は親和性が高いのだそうです。ヒットラーのナチスも左翼から右翼に変遷しました。
 今回目立ったのは、マスコミの暴走と、いわゆるネトウヨという右翼の跋扈です。
 それらを制御でしきれない、毅然としきれない方にも問題もありますがそこをついてあまりにも増長しています。
 右翼は天皇制や皇室を守るようで実際には崩壊させて、別の理想主義を構築したいのだと今回の騒動で感じました。
 しかし、日本の天皇制は揺るぎわしない保守の伝統に守られています。保守とはいえ何のかも変えないのではなく、伝統を重んじつつ変えるべき点は変えていくということです。
 未曽有の危機であり、未来の見えにく日本だからこそ、しっかり基盤を理解しないといけないと痛感します。

ワクチンの損益分岐点は必ずある

 ワクチンの効果はそれなり分かるので、素人が考えても2回打つより3回打つのが効果は高そうなのはそう、その通りでしょう。
 問題は一般には全く開示されていない費用の面と、3回4回、他社と混合して接種していくことでベネフィットとリスクの差が小さくなることです。
 厚労相資料でも、ワクチンや薬というものはベネフィットもあるが副作用というデメリットもある毒なのです。健康ならば服用や接種はなるべくしない方がようはずです。
 アナフィラキシーショックやアレルギー、心筋炎といったすぐに分かるものも確率は低いながら単純に回数により増えます。
もっと不安なのは長期的に見た、免疫の弱体化、がんの活性化等まだわからないリスクにまだエビデンスがないことです。
 もう少しゆっくりでも良いのではないかというしがらみの少ない医療関係者の意見が、トンデモ陰謀説と一緒に丸められてしまうことです。
 薬品メーカーの圧、感染再拡大への大きな波に流されるのが怖いです。 あともちろんワクチン費用とコロナ対策はやがて、こんだけかかってましたと増税される時期も必ず来るということです。
 

紙の手帳が店先に並ぶ季節

 本屋さんや文具店に来年の手帳が並ぶようなシーズンとなりました。おせちやクリスマス、年賀状の予約同様年末年始の準備を見かけると気忙しく感じます。
第一線のビジネスマンだった時期もモバイルとノートパソコンを持ち歩きながらも紙の手帳は併用していました。
 長年の完全アナログの昭和時代からの習慣とも思えますが、紙に文字を書くことでの記憶と思考がすっきりするからでもあります。
 私的には定年後は有期契約で毎年3月で満了となり、4月以降手帳にスケジュールをびっしり書くような仕事を続けるのかわからないので、購入を少しためらいがちとなります。
 せいぜい2000円前後までの出費なので、たぶん買うでしょう。スーツ等の服の方が買うかどうか決断が難しいところです。
 学校関係の方は、4月はじまりのを使うのかもしれません。スケジューリングの関係で、年度替わり前はいずれにせよ2冊の手帳を併用するようになります。当然新年度の手帳はある程度早めに入手する必要があります。
 今の年の締めくくりをして、新しい年への新たな気持ちを整える。
 とても大切なことです。年末の気忙しさの中で自人生という名の長いマラソンの、ラップタイム、マイルストーンを確かめる大事な時期です。

京都市地下鉄反省しなさい  私はもう乗りません

きょうとし

京都市の財政破綻危機を受け、京都市営地下鉄の値上げが検討されています。
一市民として猛反対です。
値上げをすれば簡単の収支を改善できるものではありません。
今でさえが初乗り220円は全国的にも高く、身近な短区間利用が躊躇われる運賃です。他都市やJR私鉄に比べ高いので敬遠されています。
乗客を増やすには【値下げ】を検討すべきです。
企画乗車券や魅力ある駅ナカにして集客をはかるべきです。

海外旅行はいつから復活するのか

新型コロナ感染症の国内の新規感染者数はだいぶ減りました。
酒類の提供、飲食店の営業時間も今月下旬には通常に戻りそうです。
ある程度の感染予防や、ソーシャルディスタンスでの人数制限はありますが、概ね秋のイベントも2年ぶりに通常に戻りそうです。
国内旅行は、企画切符等は復活して、そろそろキャンペーンが待たれるころです。
しかし、まだ海外旅行となると感染がおさまっていない地域も多く、ワクチン接種が多いとはいえ、水際対策を誤ると大変な失態ともなるため、帰国後10日隔離はもうしばらく続きそうで、実質かなりの足枷となっています。
緩和すると、感染拡大の種を持ち込む可能性はあり、タイミングは微妙で今年中は到底無理といわれています。
海外旅行中心の娘の勤める旅行会社の営業、海外に在住する友人の一時帰国はまだまだ、すぐではなさそうです。
旅なんて不要不急と言ってしまえばそうなのですが、もう2年となると不急がだんだん不急ではなくなります。
セミリタイアで、年に何回もリゾート地を往復するような生き方は元々リスキーだったことを悟らないといけなかったのです。
しかし早い段階でEU域内等が移動可能になっています。日本も早く、ワクチン接種等の条件で出入国の制限はゆるめないと取り残されます。

皇族へのバッシングが天皇制を危うくしている

今回の秋篠宮家眞子様の小室経さんとも婚約、結婚に関してマスコミが物凄いバッシングをして、祝福ムードとは程多い状況です。実際にネットでも多くの批判を見ているので。世論的にどうかと見ると同情や祝福の方も、半分の割合ではいるので少し安心しました。
冷静な評論のできるコメンテーターの多くは祝福、同情で一致しているようでした。
それでもそういうコメンテーターを非難し、誹謗中傷を続ける輩もいます。

純粋に天皇家、天皇制、皇族制度に反対している純粋な左翼?なら分かるような気もします。しかし多くはそうではない天皇陛下や天皇制が日本の国の根幹であることは否定しない、ごく一般的なリベラルから右、ネトウヨまでがマスコミ情報に煽られバッシングに加わります。
まずは、結論から言いまして、皇族から離脱され一般人となられ、一般人と結婚され、もうどなたが反対されようがアメリカに渡ると二人で決められております。
素直に祝福するのが一般的な人情というものです。NYの路上でも小室さんは執拗にパパラッチされており、多くの誹謗中傷には同情を禁じ得ません。
小室さんはNYでロースクールに通い弁護士の資格を取り、就職も決めました。資金援助がどうであれ、たぶんそんじょそこらの人が逆立ちしてもそう簡単にはできないことです。才能もあり努力もできる人であり、忍耐力もあるでしょう。眞子様を一生養い生活していく力はあります。
若い二人の決断、おめでとうというしかないのが一国民です。
相手方の母親がどうこうというのは事実もあるでしょうし、いろんな尾びれ、眞子様小室様の一挙手一投足が気に障る人は気に障るようです。
眞子様の精神の病についても、仮病的な非難も多いようです。それにも直接の説明もできず反論もできないのが皇族の悲しい宿命です。
眞子様をはじめ、佳子様愛子様も、学校ではイジメ、誹謗中傷を浴び続けストレスでそれぞれ苦しんで来ておられます。
働かず1億円以上に一時金を貰い、皇族を離れることに対する非難に対し、以前(眞子様が小室様に会う前)から辞退は決断されています。
小室さんの結婚が金目当てとミスリードしているのはマスコミです。これで小室=借金、悪役のイメージが定着しています。
宮内庁の中途半端な介入、説明が全てを疑い火に油を注ぐのかもしれないです。
一般国民にとって、大して働いていないと見え、キレイな服を着て笑っているだけで、高給を得て、離脱に1億4千万円貰えるのが気にいらないのでしょうか。
あるいは、宮内庁が支え、しっかりとした教育やしつけがなされず、言動や行動が浮ついているように感じられるのが不満でのバッシングなのでしょうか。
今はやりの「家ガチャ」で言うと最高と思われる皇族が実は、自由のない、反論権のない、人権のないイジメの対象であり最悪、最低のあたりなのです。
このままでは佳子様、愛子様の結婚も、稀な聖人君子の相手を探以外、不可能になります。そして悠仁親王のお相手選びが、皇后陛下以上に難しい、来てのない結婚になる可能性があります。
悠仁親王がお生まれになって男系が途切れず安心と思われた向きも、よく考えればその期待が大きな不安にしかならないことに気付いていなのです。

男系天皇を維持するか、女性天皇、女系天皇を容認するかはとても大きな問題です。
前者が理想であることはよくわかりますが、現実的には旧宮家の復活等、いろいろ制度を改めねばなりません。これだけのバッシングを受け、皇族に厳格を求める中、一度民間の自由に戻っている人にそれが可能かというのと、宮家復活には一時金以上に大変な税金もかかります。
それだけかかればかかるだけ、国民の期待という感情からの厳格さ、バッシングはもっと激しいでしょう。
かといって女性天皇(女系天皇ではない)を愛子様と考えた場合、結婚は現実的には無理でしょう。それも人権的に問題ですし、結婚されるとなると、その厳格な基準とバッシング度合いは小室さんの何百倍にもなるでしょう。女系天皇はさらに何万倍それよりも難しくなるわけです。

正直、一般には小室さんの髪型や履歴は知ってても、女性天皇と女系天皇の違いをさっと言える人も少ないでしょう。
皇族が何をしようとしまいと、国民の年金は増えませんし、税金も社会保険料も減りません。
まずは税金は決められた一定内なので、皇族と関係者に対する国民の関心は置いといて、マスコミは国民の関心を政治に向けてもらうことです。

少子高齢化の社会なのですから、誰かが結婚したら「おめでとう」と大声で祝福するだけで良いのです。