ワクチン考察 #新型コロナワクチン

同僚や友達からもだいぶワクチン接種の話題がでてます。ワクチン接種がほぼ人口の50%までも進んだことは、個人的には予想以上に早く凄いと思います。
連日の「コロナ怖い」報道の貢献かもしれません。
毎日のニュースショーやらも相変わらず、感染者拡大と自宅待機患者で不安煽り一辺倒ですが、死者や重症者は前の波より全然少ないペースです。
【素朴な疑問】感染者数?たぶん陽性者数だと思うのですが、これだけ多いのは、ワクチン2回打った人のいわゆるブレークスルー感染も入ってるのかと思われます。
わざと隠すのか、調べてないのか、今の人数だけの報道ではわかりません。(ある国は公表)ワクチンは重症化予防とともに、発症予防効果も95%と明記されてましたが、今の人数増加はワクチン接種者の無症状陽性反応者が多いからでしょうか?
それとも、ワクチンの効果は実は重症予防だけで、中等や軽症の発症は増えている。ちょっとこのワクチン接種の説明と違うところ?あるいは、今の拡大は全てワクチン未接種の方のみに広がってるという数字ではなさそうです。」
【3回目?ブースター、毎年?】コロナワクチンはインフルエンザワクチンと違い毎年打つとしても別のワクチンではない‼️
ということに気付きました。
半年ぐらい前に、ワクチンに関していろんな方と話したのですが、その時も誤解してて、コロナワクチンのことみんなこのこと、分かってませんでした。毎年2回打つって、どれだけワクチンメーカーぼったくる!と怒ってました。
最近出てきた言葉は、抗体が減ると【ブースター】として、もう一度同じワクチンを打つ必要があるかもと言われ出しました。でも、もちろんこのことは承認前に治験があった訳ではないでしょう。どの期間で抗体が減るのかって、まさに今やってるのが治験になります。
半年後とか1年後、5年後ADE(抗体依存性感染増強)が出る出ない(あるいは今出てる‼️)というのも、報告されてないとは言いますが、そんなに長く治験して承認されたワクチンではありません。
これから、多かれ少なかれワクチン接種者に副反応とは別にADEが起こる可能性もゼロではありません。
それほど、効果が顕著でないワクチンに切り札的期待をするなら、手洗い、うがい、マスクでの予防と、乾布摩擦とか運動でしっかり免疫力をつける方が利にかなってるという話は、決して荒唐無稽な陰謀説に組するのではないと思うのです。
何せコロナ死者は、欧米の10分の1、20分の1で、日本ではこれらの国と違いコロナによって全体の死者が超過して増えた訳ではありません。
死因としては、がんや脳卒中等にくらべると15番目以下の要因です。大きな災厄となる前に終息は近づいていますが、医療機関が目詰まりして入院の体制だけが何とももどかしいため、一時的な危険が続いて悲劇もおきています。この解消にも当面全力を尽くしてもらいたいです。
欧米が終息宣言し、経済再開してるのが今の日本の状態ですから、何とか日本も早くこの状況を脱して欲しいものです。

スーパードクターはドラマだけの話なのか

Cropped view of content middle-aged male doctor standing with his arms crossed. Isolated front view on white background.

現実の世界に半沢直樹のような銀行マンはいないだろうし、多くの推理ドラマの熱血刑事も神のような洞察力の探偵もいないのでしょう。
医療過誤も起こっているわけだから、医者が完璧な人間だとも思いません。「白い巨塔」はじめ多くお医療ドラマにはスーパードクターも登場するが、現実同様に伏魔殿的な薄汚い病院トップや医師会、厚労省や政治家が描かれています。
しかし、目の前の人の命を何とか救いたい、ドクターヘリや救急救命士の必死な姿は決してドラマだけのものではないと思います。
コロナに立ち向かい、寝る間も惜しんでいる医療関係者も沢山おられるでしょうし、感染病棟のない病院でコロナによる医療の逼迫を忸怩たる思いをされている方もおられるでしょう。
元来、お医者さんがみすみす診察も入院もできずに自宅療養のまま、命を落とすのを容認することはあり得ないと思います。
ドラマの熱血漢でなくとも、必死になって身体をさすり、心肺をマッサージして、適切な処置をするのがお医者さんであり血の通った人間です。
それが、いつの間にか現場を離れ、政治色に強いところに出世すると目の前の命よりも、大事なものができてしまいます。これは研究でも製造や営業、どの分野や職種でも同じようです。現場を離れた経営クラスが現場と乖離した政策に没頭し、結局は市民目線から離れ棄民をしてしまいます。
今、医師会はじめ多くの病院のトップ等は現場の命をいかに救うか、本当に政府に対して医療の現場から訴えるべきは何かを考えて欲しいです。
急変時のタイムラグの問題が大きいでしょうし、何より医者に行けて診療を受けられ、入院治療を受けられた安心感に勝るものはやはり在宅治療では難しいのと思います。
無医村に近い過疎地の医療体制を考えれば、本来お医者さんは何でもありでいいはずです。指定感染症2類の見直しというと難しい問題になりますが、今目の前にある人を医者が助けることの妨げになるものは、すべて例外として対処可能にするのこそ緊急事態というものだと思います。

ICUも医者も看護師も余っている。コロナの猛威に対応することなく、時間が流れるのではなく、コロナで一番厳しいところにいる患者へのサポートができる体制を早く構築しないといけません。

災害があっても住み続ける人はいる

お盆前後に気象が大荒れ、台風も来た上に、大雨で全国的に被害も出ました。
コロナばかり警戒して結局まだコロナで死者を出していない地方の小さな市や町が台風や大雨では死者を出してしまっています。
皮肉な運命というか、あらためて日本を見渡すと土砂災害や洪水、津波、地震まで含めると災害に遭わない地域を見つけるのが難しいぐらいだと感じました。

それでも人は生まれ育ち慣れ親しんだ土地を離れたがらないものです。
都会がなんで揃って、仕事もあり人にもいっぱい会えるはずでも、お年寄りをはじめ地元に執着される方はいます。
転勤でいろんな県の地元採用の営業や美容部員さんと仕事をしました。島嶼が地元という人もいました。宮城県の地元の人、石巻のそれこそ震災でどうなったかわからない街の人が、離島にいる母が本土に戻ってきてくれないと嘆いていた。

石巻でさえ、仙台からみても東京や京都から見ても相当に田舎なのにである。
近い将来、少子高齢化、インフラの老朽化、温暖化での気象や地質の変化で、限界集落のライフラインを自治体はいつまでも維持できない可能性があります。
でもその人が語っていた母の話を思い出すと、こじゃれた高齢者向き住宅やアパートを用意しても無理なのは判ります。
空気だったり、自然だったり、言葉だったり、そこにいる自分も含めた人間がそこにいないとダメという感覚なのでしょうか。
住み辛いエリアが増える日本で一つの課題です。

コロナ非常事態宣言だけでは無意味

首都圏も感染防止に具体的に効果があるアイデアも緊張感もなく、ダラダラ「お願い」では真面目な人だけ迷惑被るわりに感染者減らない感じです。


たとえば、今回の大雨みたいに交通機関計画運休で止めて、会社も交通遮断休暇にするとか。必要な、通院だけをハイヤーの手配してあげればすみます。
人流が減るのが効果的なら、全ての業界の業務の人員を半分にするとか、営業時間を半分にする方法と補償を具体的に考えないと進みません。
マスコミも、紙の新聞なんもう毎日配達いらないです。テレビも民放半分隔日でもいいし、人員もあんなに必要ないです。
消防や水道、電気、清掃等のライフラインは必要だから1~2割は人流はどうしても減りません。
でも毎日ぞろぞろ女子アナやお笑いタレントが出るようなニュース番組、ワイドショーなんていらない。衣装やスタイリスト、メイクにどれだけ人がかかってる。アクリル板だけあっても、全然、緊急事態の緊張感が欠けます。みんなが自粛が必要とあらば、自ら危機感持って実践しないと、誰がまともに受け止めるのでしょうか。

アジア太平洋戦争終結の日  #終戦記念日

日本人にとってこの時期、76年前原爆投下をされポツダム宣言を受諾して連合国に降伏して敗戦を受け入れた「アジア太平洋における戦争」の終結の時でした。
最近は日本が参加した第二次世界大戦を「大東亜戦争」に対する言葉として「太平洋戦争」だけでは不足なので「アジア太平洋戦争」と呼ぶそうです。
戦争は決して称賛も美化もされるものではないですが、しっかりと歴史として受け止め伝え反省するべきところを後世に伝え、考えていかないといけません。
戦争というと、すぐに一部の軍部の人が起こした侵略戦争に国民がのせられてしまったように戦後、刷り込まれています。
公党の党首や、大学教授がさらりと「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」等と間違った自虐の歴史を平然と語ります。
日本の植民地とはいったいどこで、どこを侵略してアジアの人々に損害と苦痛を与えたのでしょうか。
もちろんアジアの損害や殺戮が皆無ではありません。しかし日本は原爆や空襲で何十万もの民間人の命を失いました。最大の戦争被害国であり、自国民に対してこそ戦争終結まで戦略上の反省を最大に語らなければなりません。
一番このあたりで植民地がどうの徴用がどうのと言われる兆戦(韓国)台湾に関しては、侵略による植民地化ではなく十分に話し合い、日本国民として認めた併合です。
もしあのまま日本が戦争に負けずに領土がそのままなら、朝鮮半島はイギリスにおけるスコットランドやウェールズ、もしくは日本の沖縄や北海道のようになっていたとは衆目の認めるところです。
欧米の国がアジアやアフリカの国を宗主国として、一方的に君臨し支配をして、搾取して植民地化していたのとは意味合いが違います。
領土とした台湾、朝鮮以外に、欧米から戦争で奪ったマレーシアやベトナム等東南アジアの国々や南洋の島国は、元々タイを除き独立国ではなかったのです。欧米から日本に統治が変わり、最終的に民族国家の自立独立を促したのです。
この「解放」を単なる詭弁や結果論と言い返す人もいます。確かに資源の確保や、連合国の補給を断つ等の戦略上の意図はあったでしょう。
しかし明らかに日本はアメリカに資源面で追い込まれて戦争を選びました。長期的に見て支配や侵略の企図はありません。
それを言い出すと元々これらの国を侵略、搾取して植民地にしていた国は何も罪を問われないのは不公平です。
ひとつひとつ整理して考えるとおかしいような言葉をいきなり当たり前のように思いこませるのは良くないです。いろんな考えはるでしょうが、検証し、歴史をしっかり見て伝えないといけません。

インパールの戦いの真実 戦争Ⅰ#アジア太平洋戦争#ビルマ#インパール作戦#日英戦争


8月のこの頃、原爆投下から終戦にいたる時期は報道やドラマでも戦争を語り継ぐ内容が増えます。
第二次世界大戦、最近は日本の関わったこの戦争をアジア太平洋戦争と呼ぶようです。
私は戦後世代の教育は、アメリカの洗脳を受けどうしても反省、自虐であたかも日本が邪な侵略戦争を仕掛けたように思いこまされていると感じます。
これは決して右翼的な考えではないとは思います。
結構多くの国立公立の大学や戦中に弾圧された私学系の大学の法律や歴史、政治を学んだ比較的知的な階層の人が「侵略戦争を仕掛けた日本の帝国主義が悪い」を大前提にしていることに驚きます。
「戦争」「真珠湾」「靖国神社」「慰安婦問題」「南京虐殺」「A級戦犯」「原爆投下」「靖国神社」あらゆる議論の問題が帝国主義の日本が悪いという思い込みがあると前提が狂います。
戦争、それはいわば国と国の喧嘩です。どちらにも事情があり原因があり一方的に悪いということはないはずです。もちろん喧嘩や戦争をできればしない方がいいと誰も思っています。やむに止まれず紛争の末戦火にまみれ、結果として敗戦国はしばし歴史の上で悪と認定されます。戦争は喧嘩両成敗も、公平な裁定もありません
戦争に関わった軍の上層部が、凶悪な侵略者で愚かに敵国や味方の部下の命まで奪ったというのはバイアスがかかっています。
靖国神社でA級戦犯が合祀されているのが問題で分祀したらという声が良くありますが、そもそもA級戦犯を決めた東京裁判自体が戦勝国の一方的な裁判でA級戦犯にしろ、語られる多くに軍人にしろ、戦略戦術の間違いはあっても日本のため一途に戦った人たちであり死後まで忌避されるような罪人ではありません。(元々日本はどんな死者も鞭打つことはせず神様と拝みますが)
オリンピックで日本の選手やチームが勝ちメダルの数が増えたりするのに熱狂したように、戦中の日本人ほとんどはアジア太平洋で連戦連勝する日本軍を熱狂して応援したはずです。
「白骨街道」「無謀な作戦」「日本型組織の最大の失敗例」という残念な評価だけが残り、その最後の指揮をとった牟田口廉也司令官もまた無謀な指揮官の評価のみ残り勝ちですが、いくつかの文献を見ると当然ごくまっとうな司令官であり、普通の人物像が浮かびます。
アジア太平洋戦争というと、アメリカとの戦争、中国との消耗戦をイメージする方も多いですが、イギリスとの大陸での戦いも大変重要なものでした。イギリスは本国の近くでドイツと戦い、日本は太平洋でアメリカと激戦を展開していました。中国の補給路を断ち、逆に日本の補給基地とする。インドを制圧してアジアでイギリスを早期に完全屈服させていれば、アメリカは厭戦気味になり有利に停戦できる。当初のインパールへの目標はそこでした。
香港、シンガポール、ビルマと各戦線で連戦連敗のイギリス軍と、圧倒的な兵力と勇猛果敢さで、無敵を誇った日本軍。両者の明暗はターニングポイントで分かれます。
指揮官というより本国の無理解による無理な命令、ガダルカナル等と共通する補給の軽視など、最終的には日本軍のオウンゴールでイギリスは盛り返します。
私の大叔父も通訳でこの作戦に関わりアウンサン将軍(スーチーの父)と交渉の場にもいたそうですし、壮絶な撤退の一部始終をよく聞きました。
ワコール創業の塚本幸一、女子バレーの大松博文等もインパールに従軍されていました。戦後のご活躍の原点というにもあまりにも重い体験です。
聞くだに恐ろしい豪雨と灼熱、飢餓、マラリアと英国の追撃をかわしながら、インド国境、ビルマを逃げ延びたお話は何度聞いてもすさまじいものです。
多くの仲間が死屍累々となる一方、戻られた方には、何かを成し伝え行く宿命があったのではと思います。
兵站、ロジスティックが弱いというのは現代でも一流企業でマーケティング等をやると分かるはずです。どんなにいい商品を作ってもいい宣伝をしても、デリバリができず品切れでは企業戦略で勝てません。今の政府のワクチン供給だとか、その以前のマスクの配布や供給等見てると、未だに政府は兵站を甘く見ています。トップがいくら国民相当の数を抑えても途中を丸投げしてしまい末端に至るロジスティック戦略を考えて指示しないと目詰まりして勝てないの戦中と同じです。

真夏日とはいえ、少しあるけば飲み物の自販機がありクーラーの効いたコンビニがある現代の日本ですが、この数日だけでも70年前のビルマに思いを馳せてみたいと思います。

究極の選択:【白熱教室】貴方が知事だったらコロナ緊急事態のエリアから広域救急搬送や重症患者を受け入れる?

サンデル教授顔負けの、白熱した議論があちこちで起こるのがコロナの対策やワクチン等です。
貴方がもし、比較的病床にゆとりのある県の知事だとして、緊急事態にある首都圏から搬送依頼があったとして病棟や医療関係者を提供して受け入れますか?
再び首都圏等の緊急事態エリアを中心に感染者が増え病床使用率が増えて医療が逼迫してると伝えられています。都市部の蔓延地域、特に東京と地方の格差が大きく、東京は救急搬送で入院もしにくい、重症用のベッドも空きが少ない状態でたらい回しや自宅療養での重症化が顕在になっています。
そんな中、地方は感染者がそれなり増えても、まだ入院病棟の使用率は低く、重症患者のベッドに至っては、使用率ゼロや一桁のパーセントのままの県が多数あります。病棟に入れず満足な治療も受けられないで死ぬ方までいる東京や沖縄と、地方の格差は広がっています。
そんな中で貴方が地方の知事だったら、自分の県の公共病院の病棟枠をある程度犠牲にして、他エリアの感染者を受け容れますか? YES OR NO?
目の前の命を助けることも大事ですし、知事としては万一のために自分の地域の医療を守っていく必要もあります。
トップに立つ政治家はどちらに判断しても批判は浴び、選挙には影響します。
さあどうします?

あるいは、貴方がコロナ感染症を受け容れていない病院の院長だとして、目の前にコロナ感染者が重症化している。貴方の病院なら救急医療にも感染にも長じた医師や看護師はおり、すぐに人工呼吸も受けられ、ICUにも入れる。ECMOのスタッフもいる。ここで貴方が受け入れないと、現状ですぐに都内の病院に入院できる可能性はゼロ。数時間はたらい回しでしょう。感染者の状況は最早一刻を争う様子です。
貴方の判断によっては、目の前の命は救えても、今後の規定や風評、経営の影響等いろんなことがよぎります。さあどうします?患者を受け入れますか?YES OR NO?
NOと答えた方は、感染者が貴方の子供や親だったらどうですか?

個人的には回答はしませんが、今日本では多くの場面でNOと言われているようです。

オリンピック終了 徒然 #東京オリンピック2020

東京オリンピック2020が1年延期はされましたが、無事に終了しました。
【開催】コロナ禍で開催は無理と、かなりの割合の世論が開催に否定的でした。
そんな強い逆風の中、大きな事故も選手関係者の感染爆発なく、やり遂げられました。様々な見方はありますが関係者のご努力と、素晴らしいパフォーマンスの選手たちにやはり敬意を表し、その努力を労いたいです。

【無観客】今回はせっかく新設された多くの施設が無観客で、ただでさえ計画をオーバーした工事で作った施設がまだ一度も満員どころか観客を一人も入れてないのです。オリンピックが終わると無くなる施設も多いわけで、その競技の観客席は全くの無駄カネです。
「無観客で良かった」という声の人も多いようですが、他の赤字とあわせツケは回ってきますでもいろいろ反対してた人、心配していた人もそうだが、思いのほか盛り上がって応援していた。それは人の豹変、手のひら返しを見るようで何ともおかしな光景にも見えました。
元ニュースステーションのキャスター久米宏さんは、誘致の際のいわゆる裏金工作疑惑から一貫してオリンピック反対でした。医療関係者の中にもオリンピックの開催に疑問を呈し見ないとの声も多くありました。


【放送】個人的には、U23のサッカーは昔からの関心があったためと、スケボー、スポーツクライミング、サーフィン等のトレンドチエックはしておきたいのである程度見ました。
観客を入れないでも放送権料で潤うIOCと、それを払うテレビ局、結局は受信料や企業の商品代金でどこかで負担するのですが、ペイパービューなら見ないでしょうね。
ちなみのモントリオールで一桁3億くらいだった放送権が660億です。


【復興五輪】【コンパクト五輪】テーマとしては霞んでしまいました。コロナに打ち勝った五輪と途中で言いだされましたがそれが無くても、一部宮城、福島で開催し開会式等の一部で郷土のパフォーマンスがあった程度、もう少し荘厳であったり活気を見せたり、何かテーマのアピールが欲しかったです。


【開会式閉会式】もちろん超一流のアーティストやら役者が出ており、キャンセルが難しかったのも分かります。しかし長いのとテンコ盛り過ぎて、やはり評価は難しい。というかダメだしです。歌舞伎とか宝塚とか職人芸とかどれがというのではなく、シンプルにと全体的なテーマとか流れを世界に発信しないとどうしようもないです。


【メダル】アメリカと中国が金メダルで競い合い、引き分け同数と思ったらアメリカが1個上回りました。中国の台頭もすごいものです。日本のための競技もある中、ひと昔前一桁の前半で国民栄誉賞が貰えるほど希少だった金メダルがインフレしてます。
世界の200の国と地域の参加でメダルをとれたのはその半数以下の90程。メダルを取らなくても参加していることに意味はあるので、メダルの数の競争はいらないと思います。やはりナチス以来の規模と国威を誇るものになっています。


【世代交代】1964年の東京で東洋の魔女と言われ金メダルの女子バレーが予選リーグ敗退、フェンシング等で初めての金メダル、女子バスケの銀メダルとは対照的でした。新しいスポーツが出てきたり、東京まで踏ん張り引退するレジェンドも多いようです。
ストリートスポーツにトレンドが移り、ストイックなものは少し改善がいるのかもしれません。


【今後】無観客もあり、外国人同士の決勝などのそのスポーツの頂点、極みが見られなかったのが残念でした。これは総花の大会の難しさでしょう。サッカーW杯や世界陸上は別格としても、ラグビーのW杯でも外国同士のトップクラスの攻防は見ごたえがありましたし、十分そのスポーツの醍醐味が伝わり広まりました。
そういう面では流通に例えると総合商社やGMS、百貨店的なオリンピックは、専門店、量販店、コンビニ、ネット販売のような個別の大会にやがて取って代わるのかもしれません。

日本人は言霊の力に弱い。台風並みの低気圧にはそれなり名前が必要

2021年8月9日、九州鹿児島から中国地方を縦断した台風は日本海に抜けて温帯低気圧に変わってからも再び台風並みに発達しました。
温帯低気圧と熱帯低気圧がどう違うのか、専門的には前線を伴いやすいとか冷たい空気と暖かい空気をエネルギーにしているのが温帯低気圧だそうです。気象予報士の方に聞くと結局あまり大きな違いはないそうです。
それなら私は是非気象予報士の方にも気象庁にお願いして欲しい件があります。あるいはマスコミでもいいのですが、この台風なみに発達した低気圧に名前を付けていただきたいのです。
日本人は「言霊」というか、言葉の持つ力に弱いし、流行りの言葉に敏感です。
それなりに恐ろし気な言葉には畏怖を感じ、必ず警戒します。台風が低気圧になると何だか弱まったように感じます。温帯域でも一定以下の気圧に下がった「台風」に匹敵する低気圧に別の名前をつけたらいいと思います。
避難基準の名前が統一されたり改められました。気象の仕事も科学だけでなく、人間の災害を防ぎ、人命を守るのが使命です。ちょっとしたことでこれができるはずです。

アフターコロナはこの秋?か来年春

ワクチン接種がそれなりに進む中感染拡大は止みません。今がデルタ株なら次は何が来るのでしょう。
まあ確かに数は多くなっていますが、コロナの報道の過剰な情報の中で、なかなかFACTを見極めるのは難しいです。いろんな数字が踊って来ます。
そんな中、感染者の7割が30代以下ということは高齢者への感染も重症化もワクチンにより鎮静していることは判ります。
若者が重症化している例もでますがあくまでイレギュラーで、圧倒的に軽症や無症状の多いデルタに変異しての流行といえます。
感染力が強くなり感染は広がるが、弱毒していくことはウィルスの基本的な特徴です。強毒化すれば、防衛されたり宿主が死んだりで仲間を増やせないから自然とウィルスは感染力を強め弱毒化するのが一般的と言われます。マスコミ等は万一を懸念してか、視聴率やウケ狙いか強毒化の恐怖を煽ります。
もちろん弱毒という言葉に安心され、感染対策せずふらふらとされても困るので、ここが難しいところです。
しっかり感染対策をすれば旅行や飲食、イベント等は問題ないレベルまでもう少しではないかと思われます。その基準やタイミングは確かに明言できない難しさはあります。早ければこの秋遅くとも来春にはそういう緩和宣言の時期がきます。ぶり返しのような現象も何度も波として来ますが大きな怖れではないと思われます。