【仕事】 天職、転職 終身雇用?【占星術】

終身雇用の制度が無くなっていく?

日本を代表する企業のトップが、「もはや終身雇用制度は守っていけない。雇用を続ける企業側に何らかのインセンティブがないと難しい局面」と発言された。
一方、政府は70歳雇用へ企業の努力義務を法制化の方向で進んでいる。もちろん、これは対になる内容でも、反発する内容でもない。
70歳雇用は財源問題がからみ、年金支給時期との関係が強い。定年の70歳奨励というよりは、さまざまな選択肢で一応70まで働けるよという環境を整備せよという感じである。
たまたま、白血病の治療薬が認可されたニュースも流れた。今後数年の間に、現統計予測をさらに修正せざるをえないくらい医療は進歩、新薬や治療法が現れる。
AIやロボットも単純な作業から、かなりの判断までの仕事をこなし、人間の労働は変わる。
日本的、終身雇用は無くなっていかないと、少なくとも日本の大手企業は国際的には取り残される。

占星術の不動宮

西洋占星術に不動宮というのがあって、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座の4つの星座が該当し、活動宮や柔軟(変化)宮に比べ、まさに不動、保守、安定で頑固、変化を嫌い忍耐力が強いとされています。
しかしまあ、全人類を3分類に分けただけですから、不動宮の人がすべて安定して仕事を続け終身雇用なんて訳ではありません。
自分のこころの持ち方や、物に対してとか、信念が変わらない等、仕事以外の要素の場合もあります。
仕事の星、天命は、他のあまたの星との関係。無数の組み合わせの惑星と星座のホロスコープを見ないとわかりません。惑星、第6ハウスやアスペクト、感受点等個々それぞれの役割、適性分かり、天命が少しずつ見えてきます。
そして、それぞれの人がいろんな時を迎えます。一生おなじところにとどまるか、変わるかはその人の意志にもよります。(個々の詳しい占いはお問い合わせくだい)

日本的良い面、悪い面。変わる時代に適応していくこと。

終身雇用は日本的な良さもありましたが、明らかに日本企業の弾力を奪っている面もあります。
私自身、大学を出て一つの企業で(M&Aはありましたが)定年まで長年勤め退職金というパターンで、第二新卒的若い時期の1回のキャリアを含むと多くが終身雇用と呼ばれる世代です。
しかし、まあ経営陣から見れば50も過ぎたメンバーを見渡すと、名ばかり管理職も含め、年俸に見合う仕事ができないもののオンパレードです。生産性は落ち、人件費を抑えられるため、若く優秀な人材を雇えない、派遣、契約やアウトソーシングで賄う。若いとき苦労して会社を支えた不良債権を無碍に斬れない。
この辺は、政財、労働者もいっしょによく議論吟味しないと、日本企業はもう世界の100傑からも消え去り、かつて金メダルだベスト8だといっていたチームが予選敗退ランクに堕ちているのです。
2025年あたりの問題も含め、今後社会は激変します。しかし個人にとって大事なのは、自分がどれだけ適性にあった仕事を選び、また仕事を好きになり貢献するかです。仕事に広く貴賤はありません。
日本の廃れ行く伝統産業などに携わるのは、本当の意味で日本を守ることかもしれません。グローバルや最先端技術等で、若い稼げる内に高い収入を得る生き方もあり、働き方は千差万別です。
自分の星や天命はすぐには悟れなくても、なんとなく縁と感じたことを一生懸命続けてみる。継続している内に何かが見えてくる。頑張る姿に天使が舞い降ります。


Cometの電話占いがなぜ当たるのか?

景気の予測!【占星術:FP】

経済学では景気循環の波があった

景気循環の4つの波

ファイナンシャルプランナーや占いでも、これからの景気を聞かれたり予測を求められたりします。
かつて経済学の講義では、景気循環の波というのを学びました。現在というか、今の産業の構造にはあてはまらないため、在庫投資の4年程度の循環(キッチンの波)を除き、あまり信憑性はないようです。
産業革命や近代まではあてはまったことが、最近の技術革新の速さ、経済のグローバル化等で予測がつきにくくなっています。
日銀の景気の判断も、政治的な思惑も入るのか、どうとでもとれる印象のような感じです。その中で業績を上げる企業、倒産する会社、業種業界企業間にも差が出ます。
現在の景気予測は本当に当たるでしょうか。

惑星の周期にも関係

火星の周期や接近のタイミングがキッチンの波、木星の12年周期がジュグラーの波、土星の30年近い周期をクズネッツに見立てることは可能です。
コンドラチェフの周期は天王星や海王星です。
会社なら設立日や経営者の誕生日で、ホロスコープを見ます。
在庫投資、設備投資のタイミングはまさにファイナンスと似てきます。
工場増設などの大規模投資はまさに資金回収までの長い景気の周期を見ないといけません。
地デジ化の時、大型液晶テレビの大工場を作り、会社が傾いて外資に経営を奪われた大手家電がありました。大規模投資にあたって、景気を見誤っていた結果です。新興国の業界内での追い上げも予測できていませんでした。地デジ化にあたり国策的エコポイント等のバブルもありましたが、こういう恣意的というのか見誤りやすいファクターが入ると、予想が楽観的にぶれる時があります。

クールヘッド&ウォームハート

アルフレッド・マーシャルというイギリスの経済学者の言葉です。
需要供給予測や弾力性、消費者余剰、外部性など今の経済学の発展の基礎を築いた学者であるとともに、この言葉は経済学者、投資家、財政関係者のみならず、すべての経営者、個人資産家にも通ずる名言です。
厚生労働省の勤労者統計の不正が話題になりました。統計の数値が政治的に歪められたとしたら論外です。
予測するものは全てを客観に見て、あらゆる懸念を考慮して冷静に判断すべきです。集計をする人、統計を出す人も間違えたり別の数字を出しては意味がありません。
冷静な分析の上で、熱い考察を重ねる。そうやって、予測が立った上で、投資や購買、政策決定などを行う。この段階に来て、熱い情熱を抱き、周りを巻き込みながら推進していくのです。
「今はこの現状だけど、こうなるよと」いう勢いのあるプレゼン。そこにはスキル的な熱さや見栄えの良さまでは許されてもゴマカシな許されません。
冷静なアタマとアツい心。誰もこうありたいです。

現在の収入に見合うお金の使い方【ファイナンス】

どのくらい、お金は使えるのかという命題

いったい自分の可処分所得はどれくらいで、いくらまでお金を使えるのか。大きな命題です。
ファインシャルプランを考える場合、現在の収入(家族、資産状況、未来の収入を鑑み)と、支出は大きなファクターです。
そしてどちらかというと、最も調整が計れるのが支出です。
支出を抑え計画に収める。それはまた金額でもありますし、比率であったりします。
ファイナンシャルプランでとくに抑えなければいけないのは、比率です。
可処分所得全体の比率であったり、光熱費、住居費や食費など各項目を収入に合わせて比率まで上げると、絶対にマネーは貯まりません。

必要なもの、生きる柱の部分は金額で抑える

多くの税や社会保障費はじめ、やむを得ぬ交際費などが年収が上れば増えてきます。見かけよりは、実際の手取りは減ります。ステータスとして住居やクルマ、子供の学歴等がグレードアップすればするほど関連したお金は固定した割合で消えます。
下流の方から見れば 年収1000万超えのサラリーマン、自営業の方も、実感としては結構お金が潤っているケースは少ないですし、贅沢をしていて見かけはよくとも老後などの備えの蓄えは恐ろしいほど脆弱だったりします。
富裕層向けの消費を促すマーケティングも進んでいます。大企業の部長クラスや個人経営の医院が、軽自動車に乗ってボロアパートに住んでいるということは見栄だけ考えても無理です。
年収400万以下だったら、ありえない支出を端から比率的に出ていきます。
できるだけ、見えない部分でも節約しないと、実質税抜可処分所得はそんなにこのランクでは変わりません。
これだけは、自分の生活の中で抑えたいというもの。これをとったら頑張って働く意欲さえなくなる。そういったものは収入に関わらず、金額で抑える。子供の教育や自分への投資でもそうです。
逆にそれ以外はすべて節約や見直しの対象です。

収入の激減や支出の激増はやってくる

名門と言われた大企業もそのほとんどが、業績不振や不祥事、M&Aなどで大きな構造改革や企業内の改革が進み、サラリーマンは決して安泰な職業ではなくなりました。
ましてや個人事業主は、たとえ今が高収入でも、ほんの例外を除いて長期的安定はのぞめません。
本人の病気や事故はもちろん扶養家族も含め、収入が減るリスクと支出が増えるリスクはケースとして大いに考えられます。保険でまかないきれない部分。保険でカバーできない見えにくい部分もあります。
今が花と、お金を使うのは、リスキーです。また生活を充実させ、どこまで貯蓄していればと相談したくなる気持ちは分かります。

自分への投資(カラダ、ココロ、未来)なら良い

細かい面では、収入財産家族等すべて個人的に状況が違います。個々のご相談になってしましますのでここでは総論として語りやすいことに限ります。
まず自分の収支は知り、ファイナンシャルプランは立てましょう
ご相談は受けます。
将来の不安があったら支出から見直しましょう。
自分の精神、身体、健康に関する投資は相対的に悪くないと思います。たとえば高価なダイエットメニューやジムにいけないなら、身近でウォーキングや室内で負荷をかけた体操をするとか。
未来に可能性を秘めたものにお金を使うのもいいでしょう。お子さんであったり、自分の周りの誰かに対してでも結構です。その支出は完全なマイナスではなく。やがてなんらかのプラスをもたらします。


未来を予言できるか

占いでもファイシャルプランナーでも、未来は予言できるのか

占いでもっとも知りたくなるのは、自分の性格?自分の未来?
いろんな学者や評論家も社会や経済の未来を予想されます。
ファイナンシャルプランナーも家計や会社の将来について聞かれます。
基本的に占いでは、生死、犯罪、投資やギャンブルはタブーです。ファイナンシャルプランナーも景気予測や資産運用のアドバイスまではしても、どの投資、銘柄で儲かるとかは禁句です。
占いでわかっていることがあったとしても言えないことはあります。
そもそも、人にとっての未来は当たるとか予言できるものではないです。
そういったものではないと理解してください。

運命を嘆く、不幸をさけることはできないのか。

痛ましい事件事故で毎日のように亡くなられる人がいます。若くして病や障害に苦しむ人もいます。突然の不幸にあうようなことは分からないのか。
占いを訪ねる人も、そういった不安からかもしれません。
しかし、またなかなかこういったことも、気をつけないといけない時期はわかっても、何月何日どこどこでと占うことはできません。
運命は努力で変えることはできます。しかし人がいつか死ぬとうことは変えられないし、わからないことです。
最新の医学をもって、患者の病状をすべて調べ上げても、その人が何月何日に死ぬかは断定できません。
医者と同じように、占いでもFPでも、あなたはこういう人で、こういう状態で、このままだとこういう傾向になりやすいといところまではわかります。だからこの時期に、健康や家族や仕事で、「こうしていけばいいよ」とか「こうすべきでない」というアドバイスはできます。

努力で変わる運命と言う意味

運命が努力すれば変わるというと、少し説明がいりますか。
じゃあ、やはり決まった運命、星ってないんじゃないかと思われるかもしれません。
どの道を選ぼうか迷っているのに、努力次第なのか、じゃあ一緒じゃんとか思ってしまうかもしれませんね。
今の自分の運命をしっかり見つめることは大事です。
努力しても報われないかもいれないと思わず、まず自分の性格や能力、立ち位置を良くわかることです。
どういう風にたちまわればいいのか、どの部分で努力すればいいのか。
FPや占いに頼る人はあまり努力したくない人かもしれません。そんな人も最低限の努力で、幸せになるためには自分をよく知る。自分の運命をまず受け入れることです。

ものすごく努力しなくても天使が舞い降りるか

「ものすごく努力する」という言葉も微妙です。量的なものか、質的なものかにもよります。
例えば好きなことでも、人の何十倍やるのを努力とするのが量的なもの。自分が苦手なこと 嫌いな人との交渉とか不得手なことを初めて習いだすのは質的としますか。
どちらの努力量が苦痛かは個人差もありますし、タイミングなどにもよります。
しかし、運命とかいままでの自分から予測から未来を変えようとすると、ここでちょっとした努力をするしかないんです。
ファイナンスプランでも、国や企業の経済予測でも、天体の軌道でも現在の位置と過去からの運行によって未来を予測します。
個人の場合、今の財産で今の収入で今の体力で、年齢を重ねたら〇年後の状態はこうなりますと、データがあればほぼ確実に予測できます。
それを変えるのは、過去にない行動をとっていく、たとえば収入を増やす支出を減らす、パートナーを持つ。これでファクターが変わると未来は変わります。
自分の得意分野を増やす。前向きにコツコツやる。社会は結構激変します。前向きに元気に明るくやってると、いままでにないチャンスがあります。
一番努力をしないで幸せをつかむ生き方を見つける助けをするのが、自分をよく知ること、【占い】と【ファイナンシャルプランナー】に相談すること。
誰の未来も必ず変わる。誰もが才能をもっている。努力のポイントが見つかれば、素晴らしい天使が舞い降りてくる。人生はそういう星の旅なのです。


昭和-平成-令和と続く創作 美内すずえ ゆでたまご

昭和の落語

令和の時代となりました。昨日も還暦を迎えた同級生の素人落語の会で、公共のホールで落語を聞くなどという200人くらいの聴衆はほぼ昭和生まれでした。
下手をすれば江戸、明治の時代から脈々と伝わる噺をいまどき稽古重ねて、やること自体素晴らしいです。
なかなか、サゲとういかオチを知ってるはずが、直前まで思い出せず。聞くとああ、やられた感でまあ爽やかに笑えます。元号、時代の変わりは全員がマクラなどに入れていました。
だんだんと昔の落語に出てくる風習、身分、言葉もわからない世代がどんどん増えるでしょう。私らでも実際に丁稚などを知らず、そういうものとして認識して楽しんでいます。それが落語や少し前のテレビ等で何も見聞きしていないと、もう漢字からイメージから何一つ分からず楽しめなくなりますね。

令和へ続くマンガ

戦後と言われた昭和後半から平成、令和の時代は、戦争がなく日本の文化・芸術が多いに大衆にうけて発展しました。
この60年~70年の間ずっと第一線で活躍した文化人、創作者、アーティストもかなりいます。長く続く創作、とくに人気のあるマンガ作品は作者が生きている限り続くものもあります。
サザエさんはマンガとしては作者死去で終わりましたがアニメで継続中、作者が生き続けて長期で続いているのは、さいとうたかお「ゴルゴ13」と美内すずえ「ガラスの仮面」などが浮かびます。「ドラえもん」はアニメだけか、鳥山明「ドラゴンボール」もやってますか、水島新司「ドカベン」は完結しました。(「あぶさん」もその前に完結、ある意味えらい)
あと、同世代ではかなりの中断を経てゆでたまご「キン肉マン」は40年継続中です。
私は本は読みますが、マンガは今はあまり読みませんが、学生時代に少年ジャンプ黄金期を迎えこの辺の作品はよく読みましたし、今も懐かしく楽しめます。

継続される作品、偉業の特徴


人気が続くのも最低必須条件ですが、時代を超えて愛され続けるパワーは何なんでしょう。あくまでマンガですから、読んでいて楽しい面白い、元気が出る、パワーがもらえるもの、作者の想いが、その時代の読者の人生のある部分に強く働きかける。
だからこそ、打ち切りされない、一定の時間をおいても再開や続編を望む声が強くなる。
とくに最初は一人もしくは二人で創作していましたから、やはりどこかで体調やメンタルでスランプにもなったでしょう。
普通の人が、スランプになると、仕事をやめてしまったり、別のことを始めたりします。
偉大な人は、そこで情熱を持ち、悪い状況を雌伏しガマンして、復活し継続します。回りの人の助けがある性格、星の元にも恵まれています。昭和の中期の日本や、今も戦争や内乱、圧政や飢餓のある地域でないことにも要因はあります。
それでも長く続けられたということは、人気ももちろんだが、その沸き続ける創作意欲、読者に与えたいメッセージの熱さが非凡であるためでしょう。
長く続けることは、日常生活や我々一般の人間にも大事なことです。天才的な才能はなくとも、少しずつ継続して非凡になれるようにありたいと思いました。
市民の落語会といえど、あれだけ覚え、人を集め、長く継続してメッセージを出し続けている。人間はみんな素晴らしい。

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職業を選ぶ-仕事をするということ【水星:働く】

どこで働いたらいいのか。何に向いているのか? 



の職業に向いているのか?どんな会社を選べばいいのか?いつまで働けばいいのか?仕事や会社が好きになれないけど、どうすればいい?
多くの人が生きていくために仕事に就かないといけない。働くことの悩みは、占星術にもFPにも相談は多いです。

生まれた時に仕事は決まっているのか?

誕生日占い等やっていると当然この疑問が湧きます。私は答はノーだと思います。たとえば今だと将棋の藤井聡太さんや囲碁の仲邑薫さんとか、若くして天才的な才能の方もおられます。しかし、彼らも環境や自助努力、偶然等いろんな要素が絡み合ってのプロセスであり、天性の職業がどうかの結果はわからないのです。
多くの偉人や天才も何かの偶然で、別の人生、他の職業に就いた可能性もあり、そこで才能を発揮したケース失敗した場合も考えられます。
水星が知性や職業を司り、太陽との位置や星座との絡みで、才能や適性とも言われます。しかし、全ての人がマッチした適職についていくことは社会においてあり得ないのです。
ユング心理学的なアンケートをとって自分がどういう気質で、どんな職業に向いているかも判断はできますが、それだけで社会の必要枠や競争で勝ち取れる枠の職業につけるとは限りません。プロ野球選手、作家や歌手に向いてるとか評論家に向いてるとか、俺は起業課だとか、判断しても職業として食べていけるかは別です。
多くの人は下積みのような社会人になり、【仕事】に入っていきます。
仕事に入った時も、占星術的には誕生日と並ぶ運命の時間です。
そこに何らかの宿命の偶然があり、天命があるのです。

仕事は苦行か、やりがいか?


起きている時間の多くを【仕事】が占めています。だから、仕事を好きになり喜んでやらないといけない。私のいた会社の部署のトップもそんな持論で、訓話されていました。
私も何冊か著書を読み尊敬する、京セラ創業者の稲盛和夫さんもそんな感じの考えです。
会社が、社員を報酬だけでなく、仕事が楽しく会社が好きになってもらわないと企業自体も繁栄がない。このことに間違いはないでしょう。
企業のリーダーとして稲盛さんの情熱とロジックは申し分ありません。
しかし、私もサラリーマンになってしばらくは全く芽のでない営業に苦しみ、会社なんて全然好きになれない時代を過ごしました。
たとえばイヤな上司や同僚、苦手な取引先、不得手な作業、納得いかない方針。今逃れたいのはそこだってレベルでは稲盛さんの崇高さだけでは、仕事は好きになれないとも思います。
じゃあ仕事はやっぱり苦行なんだ。できるだけ逃げて自分の時間にはいればいいのか。

やりがいは幻想と捨てて、それでも楽しむ

当然、すべての職業を経験していませんので、範疇は限られますが、私にとっては時間の経過を待つだけのような仕事は結構苦痛でした。
仕事はある程度、夢中になっているうちに時間が経過する類のがあっています。
これは個人の感想です。
職業に貴賤はないのです。真夏や真冬の外での警備誘導や、原発はもちろんですが高所や山中に電線や鉄塔を作るような仕事って本当に大変だと思います。農業や漁業も含めて、これで世の中が成り立っています。AIやロボットにこれらすべてが代替できるものでもありません。
稲盛さんとは少し相反して推理作家(セミリタイア)の森博嗣さんによるふわっとしたエッセイ関係の著書群。とくに「やりがいのあう仕事という幻想」は少し気楽に仕事を自分の中に納得させることができます。
仕事=やりがいも否定しますが、仕事=苦行と言っているわけでもない。
肩の凝る考えではないのです。会社に入ると同期が先に出世したり、後輩やライバルのが評価されて、いじける場面ってあるんです。森さんの論調だと本当にそれをさらっと「給料の高い人はそれだけ大変な仕事してそれに見合うもの貰う、偉くもなんともない」
世の中全体で見たら、そこそこの会社に勤められて、その瞬間その場面だけしか見られないで、いじけたり嘆いたり、傲慢になったりエラそうになったりする人間のいかに多いことか。
【仕事に貴賤はない、やりがいを持つかは自由、幻想に気づいてもいじけない】

おひとり様のファイナンシャルプラン

増える結婚しない、離婚や死別のシングル

「結婚しない」「結婚できない」「離婚した」という人が私の周りにも多い。女性の働く会社で時間も不規則に長く、そこそこの給料があるという企業の事情もあったのかもしれない。これから我らアラカン同世代は「熟年離婚」「定年離婚」「死別」も大いにあり得る。日本は世界有数の長寿国となり、今や日本の家庭におけるシングル世帯の割合は過去最高である。
ここはまあ比較的相談の多い、漠然とした経済的不安を抱えるシングルの相談と仮定してファイナンシャルプランナーとしてお応えしよう。

扶養がいるのか、子供と親、兄弟などの経済的算出

シングルの場合、家族が多く、学校や保険など将来の可能性が複雑な場合よりファイナンシャルプランの計算は比較的シンプルです。
自分の現在の収入、貯金、定年までの収入、貰える年金などで、毎年の支出×これからの生存期間の総支出を賄えるかです。
普通の人は、なかなか具体的にファイナンシャルプランナーに相談してまで考えないことが多いです。ましてやシングルの人は自分だけなら何とかなるという根拠のない甘い予想もあり、何か具体的な話を聞くと漠然とした不安がよぎるものです。
単身世帯であっても天涯孤独で、身寄りが一人もないというケースはあまりありません。扶養義務が生じる親、兄弟、子供がいる場合。今は独立していて自立していても扶養している人が死亡したりして扶養義務が生まれる可能性は、ファイナンシャルプラン上のリスクとして可能性を考えておかなければなりません。
逆に遺産が入る等は、プラスの要素ではありますが、相続人の確認や財産・遺言の確認も含め、絶対的でない場合にはファイナンシャルプランには入れません。

結婚するメリットとデメリット

経済的なことだけで結婚する人もいないでしょう。ただここでは結婚の経済的プラスマイナスを考えてみましょう。
結婚式や新婚旅行、新居など最初は概ね支出も多いです。逆にいうとここを乗り切り、もしくは節約するのであれば、住居費や食費などはおひとり様よりも、効率はいいです。すでに30代後半以降なら住居も持っていたり、派手に結婚披露するつもりもなければ今からでもメリットだけを甘受できます。
離婚の多くが、お金と異性トラブル、感情のもつれなどですが、当然お金にかんして、マトモでない方はこの結婚に関しての計算の対象外です。
今は目がでない仕事でお金になってないけど、養ってあげたいとかいうのは、ファイナンシャルプラン的にはリスクですし、うまくいかなかったときの精神的損失も大きいのでやめましょう。
普通に働く人、浪費家でない人だとわかれば結婚は、いくつになっても選択肢にいれて欲しいです。感情だけに流されず、相手の意向や収入や資産状況、家族状況は結婚までに情報共有は必要です。

とはいえ、一人が気楽という方はそれはそれでいいと思います。

健康と孤独、身の丈にあった支出、3つの課題。

年金破綻を不安視される方もいますが今のところ、65歳から国民年金や厚生年金はもらえます。
60歳以上の再雇用、定年延長などもなかなか実態として追いつかない中、年金給付時期が先のべされる憶測もでています。長く働き続ける仕事や職場を選ぶことも求められます。
国民年金だけで毎月やっていくのは相当厳しいと言われています。貯金などをとりくずすのは、寿命が長くなればなるほど不安になる要素です。厚生年金でもいままでの生活レベルが高ければ、その水準に抑えることがなかなか大変なケースもあります。
できれば運用できるほどの貯金をして、パートや内職で小遣い稼ぎができればベターです。
働いて収入を増やすためにも、医療費を抑えるためにも健康であることは必要条件です。たとえ保険太りできるほど医療保険に入っていたとしても、病気になっていれば、その状態自体が倖せとは呼べないと考えます。
同性でも友達が多ければ、孤独な時間は少ないかもしれませんが、とくに仕事もリタイアした後は、精神的孤独との闘いもおひとり様には重要になってきます。地元の自治会や、カルチャーセンター、同窓会などに参加し、身の丈の範囲で旅行等の趣味の時間をつくることは必要です。子供のいない場合で自宅資産がある場合、やがていらなくなりますから、不動産を担保に生活資金を借り死後精算するリバースモーゲージの活用も検討されてもいいと思います。

人生100年を健康で明るくすごしよう考えましょう

今の病院高齢者向けの施設や住居、以前よりは良くなっていますがまだまだ明るくはないです。
人生100年時代と簡単に言われますが、75~100歳の人たちがあふれだしたら、ますますいろんな課題が持ち上がります。
自分を守るのは「お金」と「健康」そして「情報」ネットワークだと思います。
高齢者間で地域や趣味、年齢で自助しあえるグループ、カップル、コミニティがAIの力でできていけば、成熟社会もだいぶハッピーになりそうです。今の婚活サイトやアプリを進化させたイメージです。医療はもちろん、買い物やクルマの運転もどんどん進化します。
過渡期に恩恵を甘受できるように、健康であり、そこそこのお金をもっていることは大なことです。

AI時代に化粧品を売る美容部員

チャットボットに負けて美容部員は絶滅職種になるのか

化粧の技術を教え、化粧品を売るメーカーの美容部員。メーカーによりビューティアドバイザー、ビューティカウンセラー等とも呼ばれています。百貨店や専門店等で華やかな職種として人気があります。今だに有名百貨店も1階などの一等地が化粧品ゾーンです。
一方、訪問販売の化粧品こそ廃れましたが、通販やドラッグストア等で自分でチョイスして化粧品を買う人は確実に増えています。
美容部員という職業は無くなっていくのでしょうか。
大手化粧品メーカーの業績はインバウンド需要もあって右肩上がりです。資生堂、コーセー等海外国内とも過去最高の売上を更新しています。ロート製薬や富士フィルム、サントリー等異業種もどんどん参入して化粧品業界は百花繚乱の時代です。
外国語を話せる方等は、まだまだ新規雇用の可能性はあります。

求められる先鋭化、契約年俸型が進むかも。

ifrs(国際会計基準)では化粧品の原価に、美容部員の人件費を含めるという考えがあります。
百貨店でしか売っていない高級外資系等は、実態として当てはまります。国内メーカーもカウンセラーやアドバイザー社員を介して売るブランドと、マス媒体で宣伝したり店頭POPやクチコミなどで売れるセルフ型のブランドに分けています。人件費をブランドにより商品原価にシフトする動きがでてくるでしょう。
平成の前半までは、メーカーのもっている情報をユーザーに流す時代でしたが、今はかなりの一般の人が一人の美容部員よりさまざまな情報を持つ場合があり得る時代です。
リアルの店舗で実際に化粧品の技術をアドバイスし、情報を提供するには、最新鋭の機器を駆使したり、エッジの利いたプロのテクニックなりトークが必要です。
メーカー側も従来の年功序列、終身雇用の形態での職場としていては、なかなかベンチャー型の新規参入や外資に太刀打ちできないからです。
アーティストに近いくらいに、すぐれたテクをもったビューティアドバイザーが好条件である程度の歩合と年俸更新型で雇用されていくのではないでしょうか。

チャットボットに対抗する人と、それに情報をインプットする人

いまでもドラッグストアの売り場ではスマホの写真を見せて、この化粧品を売ってくれという外国の方が多いですが、この傾向は日本人も含めて強まるでしょう。
美容部員の売るブランドと、セルフブランドを扱い店、サイトでの販売可否含めどううまく棲みわけるかはメーカーサイドの大きな課題です。
同じような成分、色を使った化粧品をうまくセルフのブランドから進める知識のあるメーカーに偏らない販売従事者やソムリエのような存在も必要になってきます。
スマホから見れる、情報サイト チャットボットに、商品を分かりやすく紹介するのも今後のメーカーの大きな仕事であり、美容部員としての第一線を退いた人がシフトする場合もあるでしょう。ユーザーサイドに立った人の雇用が生まれる可能性も高いです。
AIやロボットに雇用が奪われると思う方は多いですが、

先鋭的プロフェッショナルとユーザー視点のチャット

 この二つは、まだまだ化粧品メーカーに雇用が生まれ継続するカギです。
キャビンアテンダントはロボット化してもビューティアドバイザーは残るのではないかと私は思います。
もちろん、是々非々で高いものだけを売りつけるようなメーカー、人員は新しい時代には残れません。
その人にあった商品を時にはピンポイントで他社のもの含め、情報提供できるようなアドバイザーですね。

ライフシフト

人生100年と言われていますが、3世代にわけてかなり具体的指南されています。ロンドンの著者ですが日本人、日本の企業や社会システムにもあてはまります。日本の方が、医療も進み寿命も延び社会全体の高齢化の進捗は早そうで危機感もつのります。

平成になる前は日本の定年は55歳だったそうです。その頃も年金などの制度は追いついていなかったのか。何か社会や企業の対応の遅れが目立つほど、変化のスピードが早い。定年を65歳、70歳とかしているうちにまた社会も変わるかもしれません。定年制などなくし単一労働単一賃金、契約制を進めるなど、日本の雇用は抜本的に変えないとまるで追いつけないでしょうね。

AIやロボットができない仕事は当然残りますが、今の【働く】とのイメージはだいぶ違うのでしょう。グローバルに働くとか、ネットワークの構築とか、具体的なようで理想的すぎるような曖昧な例を出しています。働き方の未来は明るくもあり暗くもあり、とりようで多面的です。寿命が延びることは、健康面をまず留意すればポジティブにとらえるべきと痛感しました。限りなくチャレンジの可能性が広がるからです。

見切り発車でいい【金牛宮】

マーク・ザッカ―バーグ1984年5月14日生まれ【おうし座】

フェイスブックの開発者。創業者。若き天才経営者と言われましたが。人物画像などの使用に関して開発過程では、無断独断が多くトラブルや告発されることも多かった。フェイスブック自体も大学の許可なくスタートして、後の大成功に繋げています。

斬新ないい提案は、見切り発車でもいい

新商品のアイデア、新しい仕組みの提案などは、斬新ゆえ制約があったり、根回ししている間に潰されたりする場合もあります。一見保守的なおうし座の人が、これと思った時はすぐ実行、事後承諾でも攻めないと進まないことがあります。こういうタイプの部下をもった上司や周りの人は、いろいろ書式や社内営業、根回しを教える前にまずそれがいいアイデアかどうか見極め、理解しバックアップしてあげることが肝要ですね。

提案する側も、自分の人間性も回りにわかってもらいながらも、これと思ったチャレンジには加速をつけてグングン進むことは大事です。
とくに成熟した日本社会にはこういうアグレッシブさが必要です。

天才とは蝶を追いかけていて、いつの間にか山頂にのぼっている少年(スタインベック)

こういう天才を制御して育てられないのも残念な人ですね。イチローの才能に気が付けず二軍に落としたオリックスの土井正三監督みたいにですね。