お人好しなのか、浪費好きなのか、お金を増やしたいしもっと優雅に遊びたいと思いながら、つまらない買い物とか消費をしてしまっている人がよくおられます。
ましてや、物価高で少ない給料や年金をやりくりしながらそこそこの生活をするなら、少し世の中の仕組みを読めないと本当に大切なものにお金が回せません。
私は昭和の時代から販売第一線で、販促やマーケティングにずっと知恵を絞り続けていました。
どうすれば買ってもらえるか、ずっと知恵を絞り続けた40年でした。そしてミステリ小説の、トリックや作者のひっかけもすぐわかる方なので、メーカーや流通の販促等は、時代が移り仕組みが変われども裏面はすぐ読めます。
同僚だった人でも客の立場になると意外と騙されますから、商売とかに関わっていない一般の方はなおさらでしょう。
「家計応援セール」など典型的な騙しの文言です。それなら、タダか原価割れで応援してくれているのか、そんなことはなく、必ず儲けてるはずです。
ポイントやマイルのために得だと思って、どうせ要るからと、つい買いすぎる人もお金が貯めらないタイプです。
最近はカード経済圏に取り込まれると、特にこの傾向は強いですが、消費者に得をさせるためにやってるはずがないと考えないと、煽られて騙されます。
消費者に還元するのではなく、会員を縛り付けて、高いもの、必要のないものを買わせるのがビジネスなのですから、ブランドのメーカーにしろ、流通にしろ、手を変え品を変えて悪魔が天使の囁きで近づくのです。
「安物買いの銭失い」と言われますが、ダイソーやユニクロ、無印でも良い商品はありますし、すぐに壊れるものもあります。商品の状態、使う頻度などの状況を見極めて賢い買い物をしないと、結局浪費と同じになります。
家電や靴なども安いからといってすぐに傷んで買い替えていては、高くても丈夫で修理がきくものの方がトータルでは安く、健康にも良い場合があります。
食品も添加物まみれで、日持ちはして安くても健康を害しては意味がありません。手間を惜しんで、安くない加工食品を買うのも損をします。
本当に必要なものを見定めて買い物をして、ポイントはあくまでオマケと考えないとお金は貯まりません。
ブランドものにも、心理は揺らぎますが、そのロゴが附いているのを見せびらかすためではなく、材質や縫製などを見極めて必要なら買うことです。ブランドものというと、カバンや衣類を思いがちですが、カメラ、時計や楽器、家電、クルマ、家でも同じく当てはまります。
高いものでも、買った瞬間から価値は下がり、なかなかヴィンテージで値段が上がるものは少ないです。
富裕層や、拘りの強い人が、これだけは本物をと高いブランドを買うのは分かりますが、それに影響されると、そこまで拘らない人も流されるのです。
何となく入ってる保険や携帯などのサブスクの点検と見直しなどももちろん大事です。
ギャンブルや深酒などもやめられないと言われれば困りものですが、最終的には家計の中に収まるかどうかです。
宝くじなども、お金が有り余ってる人が寄付でやるならというレベルです。
賞金の還元率から言えば1万円買って平均して4,000円ぐらいしかなく、胴元ぼったくりです。投資と考えたら絶対やらないでしょう。
1万円を銀行に預けて増えない、株や投信で目減りて1万円が元本割れしたといって大騒ぎするわりには、6割もぶんだくられる宝くじが未だに売れているのに驚きます。「夢を買う」の甘い言葉とタレントのCMで騙され、ジャンボの度に数千円、数万円と、年間では数十万円買う人がいるのには驚き呆れます。
お金を貯めている人は、間違いなく宝くじで増やしたのではありません。運用とか家族へのプレゼントを買った方が、夢に確実に近づけるのにと思います。
お金を貯めるのに、邪魔をしようと忍び寄る罠が多いことに早く気づくことが大事です。