自然と生きるのは難しい

 梅雨は明けていないですが、雨が止むと近所の公園ではセミが鳴き出しました。

 いよいよ猛暑の真夏が近づくかと思うとうんざりします。

 公園では市のみどり事務所が、樹木の剪定をやっていました。

 たまにベンチや運動器具を使うのですが、蚊やダニがいるのか、あちこち痒くなる時があり少しそういう虫が減ると有り難い気もします。

 セミもうるさいと言う人もいれば、夏らしいし風情という方もいます。

 仏の教えだと、人間は地球上のあらゆる生き物と関わりながら、生きてきたのです。虫も、魚も、鳥も、牛も、豚も、熊も、勝手に殺すことはいけないのです。

 宗教がかってきますが、かわいいとかキレイな生き物、有益な動物や虫だけを好むのは人類のエゴ、わがままなのです。

 とは言え、生命を守り維持するために、人は殺戮をしないとなりません。これを業とか因果と言います。

 熊を殺すとか、犬猫を処分するとか、そして牛や豚を食べる、ハエや蚊、ゴキブリやカミキリムシを殺す、外来種を駆除する。これらも全て業ではあります。

 それとわかって生きていかなきゃいけない。そう心のどこかで祈るのです。

 

黒牢城 映画と原作

 黒牢城の映画を観てきました。

 原作は5年ほど前、ミステリランキング常連の米澤穂信、青春日常ミステリのイメージも強い作家による時代もののミステリ。ミステリランキング1位独占の上、直木賞まで取ってしまいました。

 荒木村重が謀反した有岡城に説得に行って囚われた黒田官兵衛が、安楽椅子探偵となって村重を悩ませた4つの謎を解いていきます。織田信長に攻められる状況、歴史上の人物が本格的な謎解きをします。

 映像は黒沢清監督。村重に本木雅弘、官兵衛に菅田将暉、脇も豪華キャストが固めています。

 時代設定を変えた雪密室やクローズドサークルで、フーダニットの展開は原作の流れを追います。一部アレンジや、結末は少し変えています。

 やはり、現在放送中の大河ドラマ豊臣兄弟でも荒木村重、黒田官兵衛が登場して、その関係での繋がりで鑑賞に来られた雰囲気の人もおられます。

 軍事役が大河ドラマの竹中半兵衛と続けて、今回は黒田官兵衛を演じる菅田将暉さんの滔々と流れるような謎解きは、他のミステリ映画「ミステリというなかれ」の整くんも思い出します。

 興行的には、歴史、ミステリと両ジャンルを兼ねて、ドラマ繋がりの動員もあるでしょうが、それでも国宝とかヒットアニメのお化けみたいな集客には遠く及ばないのかとは思います。

 時代とミステリということで、個人的には原作はトリックそのものは読んでいるよりも、映画の方が分かりやすい面もあります。

 吉高由里子さん、光る君へ以来の感じがしますが、少し地味に落ち着いた感じでした。お相手役だった柄本佑くんも出ていました。

 有岡城は伊丹城とも言われJR伊丹駅最寄りにありますが、建物はのこっていません。

過去最高の税収と過去最低の少子化

 昨年の国の税収が物価高などで上振れして過去最高84兆円を超えたという報道がありました。

 一方で少し前の報道では、相変わらず少子化は進み、昨年の出生は過去最低の67万人、死亡者数が160万人近くなので外国からの流入がないとすると、とんでもない減少が続いています。

 税収は、苦しい経営や生活の中、たくさん払った人には腹立たしいですが、国の財政から見れば悪いことではありません。

 ただ、徴収から税の使い道の仕組みと公平、透明にわからないので、税と同じく社会保険料もたくさん強制的に徴収され手取りが減っている人たちの不満は大きいでしょう。

 復興特別所得税とか、森林環境税とか、よくわからない名称で枠を増やすのも負担を増やしています。

 国の財政から見ると、税収が減る場合も想定されるから安定財源を考える官僚がいるのでしょう。税収が増えると予測されても疑心暗鬼で慎重に枠組や、税率を上げておきたいというのは立場を変えれば分からなくもないです。

 しかし、税率、コミッションといえのは全体が悪ければ下がるのは当たり前で、率を上げてしまえば払う方の負担は耐えられません。

 いわゆる五公五民と言われるものですが、年貢や租庸調の昔から、凶作や疫病などで政(まつりごと)をする立場のものが民を思う発想がないと、政治は成り立ちません。

 宮廷、幕府、藩などが一時的に財政が苦しくなろうと、民の仕事や生活がまわればやがては健全な財政に戻ります。

 逆に民を苦しめ、殺してしまえば、税収にあたるものは入ってこなくなるのは、歴史上も道理です。

 公平な分配は、久しく叫ばれてきたことですが、なかなか上手く行きません。

 少子高齢化の人口減少が恐れられすぎて、免罪符のようになっていますが、実は今の財政にはあまり関係のないことです。

 日本の半分とか4分の1の人口であろうと、国の財政は黒字の国も赤字の国もあります。

 日本の国のインフラやさまざまな枠組をそのまま維持するのは大変ですが、コンパクトにするという発想で仕組みを変えれば良いのです。

 これだけ儲けている企業があり、優れたコンテンツやサブスクを持っているのですから、人口が少なければ、雇用やさまざまなベネフィットを受ける機会は増えるとも言えます。

 ところが今の日本はその恩恵よりも負担を押し付けらるのだという不安だけが溢れています。高齢化も人口減少も一定のところでは鈍化します。

 子育てが大変とか、若い世代が高齢者をたくさん養わないとというのも、見方を変えることと仕組みの改善でポジティブになります。子育ての支援は厚くなり、子供をたくさんの人が支えてくれる社会になるのです。医療技術も発展し、AIも進化すれば高齢者も若い人並みにいくつになっても働くことができ、熟練した働き手は減らず労働人口は十分まかなえます。

 そう考えると、批判的な論調の解説が多いこの過去最低と過去最高のニュース、より良くなるチャンスとも言えます。

 

【緊急】ファイナンシャル指導      「お買い得」はサービスではなく販促策

 お人好しなのか、浪費好きなのか、お金を増やしたいしもっと優雅に遊びたいと思いながら、つまらない買い物とか消費をしてしまっている人がよくおられます。

 ましてや、物価高で少ない給料や年金をやりくりしながらそこそこの生活をするなら、少し世の中の仕組みを読めないと本当に大切なものにお金が回せません。

 私は昭和の時代から販売第一線で、販促やマーケティングにずっと知恵を絞り続けていました。

 どうすれば買ってもらえるか、ずっと知恵を絞り続けた40年でした。そしてミステリ小説の、トリックや作者のひっかけもすぐわかる方なので、メーカーや流通の販促等は、時代が移り仕組みが変われども裏面はすぐ読めます。

 同僚だった人でも客の立場になると意外と騙されますから、商売とかに関わっていない一般の方はなおさらでしょう。

「家計応援セール」など典型的な騙しの文言です。それなら、タダか原価割れで応援してくれているのか、そんなことはなく、必ず儲けてるはずです。

 ポイントやマイルのために得だと思って、どうせ要るからと、つい買いすぎる人もお金が貯めらないタイプです。

 最近はカード経済圏に取り込まれると、特にこの傾向は強いですが、消費者に得をさせるためにやってるはずがないと考えないと、煽られて騙されます。

 消費者に還元するのではなく、会員を縛り付けて、高いもの、必要のないものを買わせるのがビジネスなのですから、ブランドのメーカーにしろ、流通にしろ、手を変え品を変えて悪魔が天使の囁きで近づくのです。

「安物買いの銭失い」と言われますが、ダイソーやユニクロ、無印でも良い商品はありますし、すぐに壊れるものもあります。商品の状態、使う頻度などの状況を見極めて賢い買い物をしないと、結局浪費と同じになります。

 家電や靴なども安いからといってすぐに傷んで買い替えていては、高くても丈夫で修理がきくものの方がトータルでは安く、健康にも良い場合があります。

 食品も添加物まみれで、日持ちはして安くても健康を害しては意味がありません。手間を惜しんで、安くない加工食品を買うのも損をします。

 本当に必要なものを見定めて買い物をして、ポイントはあくまでオマケと考えないとお金は貯まりません。

 ブランドものにも、心理は揺らぎますが、そのロゴが附いているのを見せびらかすためではなく、材質や縫製などを見極めて必要なら買うことです。ブランドものというと、カバンや衣類を思いがちですが、カメラ、時計や楽器、家電、クルマ、家でも同じく当てはまります。

 高いものでも、買った瞬間から価値は下がり、なかなかヴィンテージで値段が上がるものは少ないです。

 富裕層や、拘りの強い人が、これだけは本物をと高いブランドを買うのは分かりますが、それに影響されると、そこまで拘らない人も流されるのです。

 何となく入ってる保険や携帯などのサブスクの点検と見直しなどももちろん大事です。

 ギャンブルや深酒などもやめられないと言われれば困りものですが、最終的には家計の中に収まるかどうかです。

 宝くじなども、お金が有り余ってる人が寄付でやるならというレベルです。

 賞金の還元率から言えば1万円買って平均して4,000円ぐらいしかなく、胴元ぼったくりです。投資と考えたら絶対やらないでしょう。

 1万円を銀行に預けて増えない、株や投信で目減りて1万円が元本割れしたといって大騒ぎするわりには、6割もぶんだくられる宝くじが未だに売れているのに驚きます。「夢を買う」の甘い言葉とタレントのCMで騙され、ジャンボの度に数千円、数万円と、年間では数十万円買う人がいるのには驚き呆れます。

 お金を貯めている人は、間違いなく宝くじで増やしたのではありません。運用とか家族へのプレゼントを買った方が、夢に確実に近づけるのにと思います。

 お金を貯めるのに、邪魔をしようと忍び寄る罠が多いことに早く気づくことが大事です。

 

 

 

還暦版 天使が舞い降りる法則 追加10 

①新たなを挑戦しましょう。

 趣味、やりがいを持たず毎日テレビ、ゲーム、配信動画と昼寝で過ごす人と、地域活動や新しい勉強を始める人とでは体力や会話の質に大きな差が出ます 。

②他人に貢献しつつ自分の利益を確保しましょう。

 賢く他人に貢献しつつ自分の利益も忘れない人は、周囲に人が集まりやすく孤独になりません 。

③お金の心配がない状況を作ることです。

 今さら稼ぐのは無理なら、金銭出納をつけ、身の丈に合わない浪費をやめることです。

④節約するところと、楽しくお金を使うところをしっかり分けましょう。

 足りないなら、細かくてもアルバイト、副業、リスキリングや運用、メルカリなどで稼ぎましょう。 経済的な安心感があることで、買い物や身につけるもの、健康のためにやることの選択肢が増え表情や見た目が若々しく保たれます 。

⑤生活リズムを再構築することです。

 職場、会社のルールがなくなった後、自分なりのちょっと厳しめぐらいよマイリズム(散歩や読書など)を維持できるかが健康や認知機能の鍵になります 。

⑥過去ではなく「今から」を生きることを意識しましょう。

  プライドで美化された過去と今を比較して愚痴や妬みを言うのではなく、目の前の出来事、これから起こることに意識を向ける人が輝きます 。

⑦変化を受け入れる力を身につける!

 自分の枠に閉じこもらず、予測できない実験のような変化を取り入れる姿勢が脳を若返らせます 。

⑧孤独を恐れず、孤独を楽しむ。でも人間が嫌いではない。

 孤独を知っているから、ちょっとした人との気遣いの会話に敏感になり、豊かな感性が磨かれます。

⑨他人に気を使いながら、自分の居場所を探さない。

 たくさん友達がいても、離れると寂しくなるばかり、少数精鋭いなくてもオッケー、無理に付き合うと、そこは本当の居場所ではないかもしれません。

⑩健康にはとことん拘る。

 お金には細かくても健康には抜けている人が多いです。できることは時間をかけても何でも取り組むのです。若い頃できた無茶はもう通用しないのにも早く気づくことです。

 お金は取り返せても、健康を害すると取り返せないし、高齢になって楽しみは激減します。悪い習慣をやめて、良い健康習慣にチャレンジすることを楽しみましょう。

https://souden-kyoto.bento.mtinc.jp/?utm_source=footer

4年後の世界はどうなってるかな

 2026年6月30日、夏越の祓という落ち着いて邪気を祓いたい日ですが、朝から寝不足の方も多いでしょう。

 昨日は、近鉄京都駅で始発電車が脱線しました。幸い怪我人は出ませんでしたが、原因が特定まだできない、重大なインシデントです。新型車両の8A系が連結部分から、くの字に曲がって痛々しい映像が流れていました。

 私自身も、バイクで倒れて少し肩を打ってしまいイタタです。

 やはり、エンジンで動くものは、注意に注意を重ねないと自分だけでなく、他人も巻き込みます。

 さて、寝不足の原因、もちろんサッカーワールドカップ、決勝トーナメント、日本対ブラジルです。

 いい試合でした。勝てなかったのは残念ですけど、トーナメントなのでしかたありません。いいサッカーはしますし、良いメンバーが揃い層も厚いですが、相手はそれ以上でした。

 実力的にはやはりぶっちぎりの力を持てないと、優勝争いまでは厳しい感じです。

 それにしても、ヨーロッパリーグでプレーするトップアスリートの年俸は凄いですね。

 また昔話になりますが、アマチュア時代はもはや大昔、欧州組が2.3人とか、半分ぐらいJリーグ選手だった時代すら、もうかなり前の過去になっています。

 日本は、初出場のフランス大会、日韓共同開催の2002年くらいからずっと、これくらいの立ち位置で、強くなってもそれ以上にトップレベルが強くなっているのです。

 この間、フランスは出場ギリギリのレベルから世界最強クラスに上りつめています。逆に優勝経験があり、上位の常連だったイタリアは本大会にすら出れていません。

 アメリカ中心の大会にイランが出場しましたが、4年後はサッカーの勢力図もですが、国際情勢もどうなっているでしょうか。

 

梅雨らしい豪雨の中

 近所の神社に行き、茅の輪くぐりで、半年の穢れや、罪、邪気などを祓い、後半年の厄除けや無病息災を祈願しました。

 6月30日の夜が良いのでしょうが、毎年その前の休日とかになります。

 今年は台風で天気も悪く、地震も続き、日本全体の安寧を祈願しないととも思います。

 個人的にも、いろいろ慌ただしい半年でした。少し落ち着いて、いろいろと整えて自分を見つめ直さないといけないかなとも思いました。

 日本人はやはり神社に詣ると、心が浄められるように感じる人が多いのではと思います。

 ビジネスでもスポーツなど社会の活動の多くが、勝ったとか儲けた、優れたとかで評価されがちです。しかし、勝利の裏には敗北があり、ランキングとか高く評価された方がいるということは、低評価に落ちるケースもあるのです。

 人間が生きていくのは、やはり常に勝ち続けることではない、どう長く充実して、生きるかでしょう。

 半年でも一年でも、区切りのときに、寺社仏閣や教会でも、ゆっくりと半年を振り返り、また次の半年に力を蓄え心身を整えることは大事です。

もはや遠い昔、日本サッカー低迷の時代

 サッカー北中米ワールドカップで、オランダやスウェーデンと互角に戦い決勝トーナメントに日本代表が進出しました。次は2006年以来のドイツ大会でジーコが率いて中田がいた時以来のブラジル戦です。

 ワールドカップの解説で、本田圭佑の歯に衣着せぬ天然な解説が好評です。南アフリカワールドカップ以降、代表の中心で活躍した本田圭佑も引退してビジネスも始めていますが、まだ40歳です。

 実は彼らの世代がサッカーを始めようとした時、日本にはもうJリーグがあり、ワールドカップも夢ではなく、毎回出場するアジアの強国になっていました。

 しかし、彼らの生まれた頃と、その少し前の時代は、日本サッカーは長く人気も実力も低迷していて見向きもされませんでした。

 日本のサッカーが一時注目されたのは、1968年のメキシコオリンピック、釜本、杉山を擁しての銅メダル獲得でした。

 そこから、バブル期の1990年代にプロリーグが立ち上がるまで、実に20年もの間、アジアでも全く勝てず、欧州や南米には遠く及ばない、観客は代表戦でも数千人、今では考えられない低迷の時代でした。

 今回スウェーデンの選手の体格に本田圭佑が少し驚いていましたが、スウェーデンと日本はけっこう長い因縁めいたものもありました。

 1936年ベルリンオリンピック1回戦で、スウェーデン代表に逆転勝ちして大番狂わせを演じました。

 しかし、戦後来日するスウェーデンの単独チームにさえ、日本は圧倒されて、体力や技術の差を見せつけられていました。

 1970年IFKヨーテボリが三国対抗朝日国際サッカーで日本代表との対戦をテレビで見ました。

 のちに、ジャパンカップからキリンカップとなる親善大会でしたが、放送したNHKのアナウンサーも、まだサッカーの語彙が不足していましたし、その技術や体力の差には舌を巻いていたのを覚えています。

 今では「足元にピタリとボールが止まる」、「ゴールキーパーのキックがセンターサークル近くまで届く」「オーバーヘッドキック」など、当たり前の技術や体力が凄く驚かれるほどの時代でした。

 トータルフットボールといわれるほどの動きはそれからですが、今に繋がる日本の苦手だった体格差を活かしたロングボールからのパワープレーには苦戦していました

 欧州や南米から遠路来たコンデションの悪い物見遊山の遠征相手にも勝てず、アジアの真剣勝負にもなかなか勝てなかった時代が続いたのです。

 若い人は信じられないと思いますが、1970年代には北朝鮮やビルマも強豪で、マレーシア、インド、タイに苦渋を舐めたことも何度かあります。北朝鮮やソ連や英国のフル代表でもない地域やアマの選抜チームに代表チームが負けたことがあるのですから、隔世の思いですね。

 世界の各国もいろんな情勢が変わり、新興国が台頭したり、サッカーへのお金や設備、待遇など力の入れようが激変し、ランキングも上下していきました。

 この本は2006年のドイツ大会で終っており、それからでも20年経ちました。

 日本はいまだにベスト8の壁は越えられませんが、世界各国の立ち位置も、サッカーの人気というか、スポーツビジネスが肥大して、社会や経済も目まぐるしく変わっています。

 国立競技場に1万人ぐらいしか観客が集まらず、しかもその半分が在日韓国人や朝鮮人の時代がつい30年前にあったのです。

 今や何万人ものサポーターが公式ユニフォームを着て、かおにペインティング、大金を出して渡航して応援する時代になったのですからやはり驚きです。

赤ん坊の記憶

 自分が覚えている一番古い記憶はいつですか?

 私は幼稚園ぐらいか、それより前に母に絵本を読んでもらっていたことがかすかにあります。

 個人差もあることでしょうか。いわゆる「物心がつく」のは何歳ぐらいなのでしょうか。

 それでも、周りの大人たちが、一所懸命にかまってくれたことで覚えたことは多いのでしょう。

 人生の大切なことは幼稚園の砂場で学ぶとかいう本もありますが、確かにこの時期に人格の形成がなされるのかもしれません。

 嫁にでたムスメに子供ができ、月に何度かお泊りに来ます。まだ1歳にも満たない赤ん坊が、短い記憶で顔を思い出してくれて、母の実家としての場所、遊び方を覚えています。

 どのように見えていて、どのように覚えているのか、喋れないのでわかりません。

 この母親であるところのムスメも、2歳ぐらいの頃、ずいぶんいろんなところに遊びに行って喜んでましたが、ほとんど覚えていないといいます。

 大人になれば忘れてしまうような記憶なのでしょうが、小さな小さな頭の中に刻まれ、何かの拍子で思い出すような小さな思い出になっているのでしょうか。それが、優しさや思いやり喜びも愛も怒りも覚えて、人格を少しずつ作っているのかと思います。

 

世界のサッカーはやはり面白い 人は勝つために生まれてきたのではない

 

 私の中学の頃のサッカーはまだ、各ポジションが固定的で限られた範囲しか動かず、例えばゴールキーパーはペナルティエリアから出て攻撃することはなく、ゴールエリアすらめったに出ないほどでした。

 戦術も時代によりどんどん変わっているのがサッカーです。

 ナショナリズムの高揚と、マスメディアもあおり、サッカーのワールドカップ盛り上げってます。

 日本代表の活躍、やはり大きな話題になっています。

 1970年代のワールドカップから知るオールドサッカーファンにとっては、世界一のスポーツが日本ではマイナーだった時代を知っていると隔世の思いです。  

 多くのファンがアメリカにも渡り、日本中の家庭やスポーツパー、パブリックビューイングなどで、いわゆるにわかファンを含めて盛り上がっています。

 

 にわかファンに上から目線みたいな書き方するほど、私も詳しくはないです。配信でプレミアやチャンピオンリーグを見ていて各国の代表に詳しい人などに比べると全然知らないですね。

 でも、サッカーとか、まあ他のスポーツでもそうなんですが、自国、地元とか推しが敗退しても、十分楽しめるように、戦術とか、お国柄、歴史や背景を知ってると奥が深く面白いです。

 そうなると、日本が敗退したとして、その後の決勝トーナメントももちろん、予選リーグの関係のないグループの敗退が決まった下位の試合もコンテンツとして楽しめます。期間だけ、有料配信とかしたら、楽しまないと損です。

 この本でも紹介されてるコロンビアの指導者マツラナさんの言葉がまさにそのとおりなんです。

「人は勝つために生まれてきているわけではない。サッカーはベストを尽くせばプレイしていて楽しい。相手がより優れていれば負けることもある。人生はそれを認めなければならない。結果は最も重要なものではなく、良いプレイをして敗れても人々は理解するものだ」

 ワールドカップはサッカーの4年に一度の新しい戦術の品評会でもあり、競技の勝敗とともに、芸術のように美しさを争う面があります。

 今回のワールドカップは今までの32カ国から48カ国に参加チームが増えて、実力差もあるものの個性豊かな代表チームが増えていてワクワクします。

 日本人の応援って、そういう面でまだ未熟というか、勝たなければいけない、楽しめないみたいなとこがあります。

 プレイヤーはだいぶ上手くなり、余裕も生まれ、勝負の拘りと楽しみ方を兼ね備えてきました。

 せっかくいろいろお膳立てに大金が動いた大会、少し深い楽しみ方を知ると、これからの人生観さえ変わるかもしれません。

 何せ「人は勝つために生まれてきているわけではない」のですから。