今年はちょっとついてなかっても

私も今年は母が亡くなりました。悲しいこと、ついてないことがあった方、コロナとその経済的影響で苦しんでいる方も多いでしょう。
喪中でもクリスマスは許されるようです。
街やメディアから聞こえるクリスマスソング。
そしてそのあとには、今はついてなくてもハッピーなニューイヤーが来ます。

明けない夜はない

いろいろ秘境地のような景色のいいところでも、天気や季節により素晴らしい夜明けが見れない時もあります。
普段見慣れた家からでも、とてもきれいな朝焼けが見れるときもあります。
苦しく、悔しく、悲しい夜でも、必ず夜明けは来ます。
東には東の正しさ、西には西の正しさがあります。
右にも左にも正しさがあります。
正しさと正しさのぶつかりで、人は疲れます。
漆黒の闇の純粋さ、堂々と眩い朝焼け、悩んでいるときは大きく見えた課題も嫌な相手も少しちっぽけに感じられたら今日は朝からいいことが期待できます。

戦前生まれの母の晩年

昭和一桁生まれだから、戦中と敗戦後の苦しい昭和とその後の平成を生き抜いた母。今年令和2年7月87歳で私の母は大往生しました。子育てや教育も今とは大違いで、小売店の一人娘ですから、門外不出ではあれ、妻と母、販売員を兼務して私を育ててくれました。
晩年はわがままだけの印象で、高齢者施設で一人寂しい最期でした。一日中地上波のテレビをつけ、何をするでもなく足腰も衰えていきました。
忙しく充実して苦労した若い時期の反動なのか、とくに父と一緒に動いていたため一人になってからは物臭で面倒なことは一切やらないわがままで、嫌われ者でした。
反面教師ではないですが、充実した楽しい老いを迎えるにはどうすれば良いのか、深く考えずにいられません。
友達も減り、子供も孫もしょせん世代は違います。機械や仕組みはいろいろ時代で変わり孤独な老人は取り残されやすいです。謙虚に、孤独を見つめ、一人でもしっかり歩いて、孤独と時間を楽しめるようにありたいです。

紅葉は美しいが、水墨の冬が来る

春の花は散っても新緑が残り、夏の濃い青葉の時期が過ぎ、晩秋はまた美しく錦の紅葉を迎えます。
11月も末、間もなく12月見ごろを終えた木木は冬を迎え、地味な常緑樹のわずかな緑だけで水墨画のような地味な冬をが訪れます。
人生も着飾っている華やかな時期もあれば、春まで寒い冬を地味に雌伏する時があります。

ジャイアンツが勝てない【NPB日本シリーズ】

プロ野球日本シリーズでソフトバンクが2年連続で巨人を4タテで下し優勝しました。
かつて9連覇を達成し、球界の盟主と言われた巨人も見る影もない。コンデションや戦術、運不運もあったものの、ある程度の実力差は否めないところです。
日本の野球は巨人がフロンティアとして引っ張ってきた歴史があります。先んじて大リーグの練習方法や技術、戦術も取り入れた時もあり、常勝軍団で親会社も優勝とテレビの高視聴率と満員の観客動員を義務づけていました。
伝統の人気球団でしたが、いつしか驕りと利権の独占、組織の澱み等様々な硬直要因で、ドラフトでの新人選択機会均等に始まり、やがてメジャーの状況がリアルタイムで入ってきて、移籍も自由な時代になり、巨人の独占的な常勝維持は難しくなりました。
目先の勝利へのこだわりで、長期ビジョンが見えなくなりました。
パリーグファン、アンチ巨人から野球観戦の始まった私もこんな時代は想像していませんでした。
現在の原監督も現役時代、今一つ高見を目指す姿勢に欠けた発言と、それを許す取り巻きがあったことを覚えています。松井秀喜や桑田真澄あたりが戻ってメジャー流の経営改革をしないと変われないのですが、そこまでは無理のようです。

パリーグ球団の地味な努力と現在の地元密着の人気に学び、球界全体がいい方向に進むよう伝統球団も変わり、戦後復興で希望を与えられたようにジャイアンツが再び頑張ることで苦しんだコロナ禍日本の人々にエールと闘魂を与えられるようあえて期待します。

喪中でもメリークリスマス&ハッピーニューイヤー

今年、母が亡くなった私は喪中ということで欠礼ハガキを出しました。
祝いの席や初詣は行けません。いろいろ参加が微妙な行事もあり、地域によって喪中、忌中穢れの時期も内容も違うようです。
神仏やキリストの別なく、喪に服しているというならクリスマスやっハロウィンで騒ぐこともハッピーニューイヤーもおかしいので自粛すべきです。しかし、あんまり拘っても死んだ人含め誰も得しません。お年玉もクリスマスプレゼントも同じようなものですが、細かいことに五月蠅い年代も多いので、お年玉や年賀状は一応形を変えて文具代、寒中見舞いや欠礼ハガキ見しておくのが無難でしょう。クリスマスはキリスト教に喪中の概念がなうにで大丈夫だそうです。
メリークリスマスとハッピーニューイヤーはつながっていますし、ハッピーニューイヤーは日本語だと「明けましておめでとう」になります。
あまり深く考えず、喪の儀式は続けても、近親のなくなった次の年はハッピーな年にすればいいのだと思います。

小雪 いて座 勤労感謝の日

昨日になりますが11月23日が勤労感謝の日で、今年最後の祝日でした。今年から12月の祝日はなくなりました。なんとなく1年を振り返る雰囲気もでてきています。24節気も11月22日から小雪、北日本や高山では雪もちらつきだすまさに晩秋から冬の便りがきます。
12星座、太陽の位置、黄道は22日から、いて座、人馬宮に入ります。
飾らない、率直な人間関係で、楽観的に過ごせる時期です。コロナ禍でこの1年近くなかなか先の見えない厳しい時期の方も多かったでしょう。しかしコロナ禍は、本質や近未来素直をに投影した面もあります。リアル店舗やアナログな仕事はリストラされることは予想できたことが少し早く来た程度とも考えられます。新しいやり方で早くチャンスを掴める。そうポジティブに考えましょう。

ADHD傾向が強かったとやっと自覚

私はこれでとんでもないあわて者の忘れ物ばかりのだめ人間です。
最近になってADHD(注意多動性障害)ではないかとほぼ確信的におもっています。
何せ成績が悪いわけではないが、ケアレスミスは多いし、他人の話も聞いてないすぐ忘れる、落とし物忘れ物も多い。
最近加齢の物忘れも激しいので、ますます回りに「不思議ちゃん」になってしまいます。
まあ偉人や天才にもモーツァルトやアインシュタイン等のようにADHDは多いのでそんなに今さら気にしませんが。
何せ、気をつけようと思ってても、いつの間にかやらかしている。それでも人に先んじて失敗を経験したり成功を経験したりで、悲しくも楽しいことが多いものです。
賛否両論人それぞれでも、否定され嫌われているケースのが多いですが、少数派でも常に応援してくれる方がいたことが60年の私の人生の支えでした。
友達が多い人少ない人、お金をたくさん稼いだ人そうでない人、それは人生大きなの価値の違いにはなりません。いろんな個性や弱点、それもまた何が幸運で何が不運か分かりません。あたえられた個性の中で、生きていくのです。

最後の近鉄戦士岩隈久志引退

今シーズンで巨人との契約を終えた岩隈が引退と報道だれました。
近鉄バファローズのエースで、近鉄球団の吸収消滅でオリックスを拒否して新生楽天球団に入った岩隈久志。実質的に近鉄球団時代に稼働していた選手が今年で球界からいなくなります。
私は近鉄バファローズファンでしたが、当時ライバル球団のオリックスに吸収合併されOrixバファローズとなったものの、こんなのバファローズやないと、プロテクトを外れた近鉄戦士の集まった楽天を応援しました。たまたま仙台にいたこともあり、子供とともに楽天イーグルスの観戦に行きグッズも買いました。WBCでも松坂、ダルビッシュとならび日本のエースとなり、此の後メジャーに行きます。
小さかったうちの子も社会人になる時間の経過などで、細見のやさ男だった岩隈もすっかり貫録のおじさんで巨人では当番できぬまま引退でした。
今年も藤川球児や吉見一起らベテランが引退します。他にも戦力外で球団を追われる選手も多い。秋風が冷たくなり華やかドラフト入団や日本シリーズの話題が出るもののプロ野球界のちょっとせつない季節です。

滋賀石山寺

センチメンタルになると、昔の部下を訪ね石山寺を歩く。紫式部のいにしえの物語に想いをはせ、思い出す昔の話とか、会えなかったあいだの他愛ない話しをする。雄大なびわ湖や滔々と流れる瀬田川を寄り添って眺めるだけで落ち着く。
どんなに美しい花も紅葉もやがては枯れ落ちる。それまでお互いもう少し精一杯走ろう。