人生応援!

大手アパレル倒産、多くのスポーツ競技が中止で再会のメドの立たない中センバツに続き夏の甲子園も中止が検討されているとの暗いニュースが重なります。実際に、仕事を失った人や、お客さんが来なくなり収入が激減した人等はこのコロナ禍でかなりの人数にもなります。
政府の支援等、しっかりピンポイントでフィットして行き届くことは無理があります。これは現政府や官僚を批判するのではなく、そんなことは最初から無理です。
自由主義、資本主義の中で、現在働いていない収入が下がった全ての人に補償を配ることなどできはしません。自立支援とかいう制度がありますが、言い方は悪いですが経済的自立に関しては給付があればあるほど、人間は無理して辛い仕事等はしない傾向にあります。
そんな殺伐とした中でも、多くの人が助け合ったり、支援をしたり、巣篭りのモヤモヤを解消する手立てを考えたりしています。
医療や福祉、雇用の実務、相談等多忙で過酷な仕事に従事している方も、相手が感謝して喜んで頂けると少し報われた嬉しい気持ちになれるものです。
自分は不幸だ、不運だ、こんなに恵まれない人を安定した立場の人がなかなか手をさし伸ばしてくれない。だから愚痴ったり怒っていてもしかたないです。
オリンピックをめざし、甲子園やその他の大会を目指して猛練習し努力したのに出られない。その場がない。嘆き悲しみ、多くの人に「可哀想だ」と言われるでしょう。
それは人生の中の1ページ、運命と受け入れざるを得ないことです。「勤めていた会社が倒産する」「一生に一度のスポーツ大会の参加を逃す」「せっかく全てをつぎ込んだ自分のお店に誰もお客さんが来なくなった」これらは一見受け入れがたい不運であり、苦痛を伴う不幸に思えます。それでも真摯に努力したこと、積み上げてきたことに変わりはありません。
結果だけで判断されプロセスをみられなかったら、誰しもプロセスで評価して欲しいと訴えます。自分自身の運命の評価に関しては、自分が精いっぱいやったプロセスを一番良く知っているはずです。自分がまず自分をしっかり評価してあれば良いことです。
コロナ禍があろうがなかろうが、インバウンドバブルがはじければ、厳しかった会社もあります。スポーツイベントも人気や興行優先でバブリーだった部分もあります。
支援の手続きや、最低限のセーフティネットはそれぞれ制度としてあります。大きな夢は実現できず贅沢はできなくても、コツコツ努力すれば仕事ややれることは必ずあり、やってきたことは評価され必ず報われるはずです。
努力してきた人、試練を乗り越えてきた人、苦労に耐えられる人はどこでも重用したくなります。幸運だけで乗り切ってきた人、苦労しらずで立ち回るだけの人たち。貴方が人事採用担当ならどちらを選びます。結婚する相手としても、よく考えれば苦労を乗り越えられる努力してきた人たちに間違いないです。
人生は長丁場です。大きな悲しみとはいえ乗り越えられる1ページ。越えていく谷や山に過ぎません

役職定年延長は否、定年延長は是

検察官の定年延長の法案を、このコロナの混乱の中採決するかで、ネットでだいぶ揉めてます。
三権分立が揺らぐとか、現体制支持擁護と反対派、、右と左で、論争になっています。有名人のツイートが拡散するのは、巣篭りでヒマだからや売名行為という批判もあり真偽もわかりません。
元々著名人は利用されやすい。ただここまで拡散が広がる元には何かあるのでしょうか。
私は基本的に定年延長、役職定年延長というのは、右左、保守革新といった立場で論争する問題ではなく、未来を見据えたものです。あるとしたら世代間の論争です。

私が社会人になった昭和57年、定年は55歳でした。その後60になり、40代半ばや50前後だったころぐらい、「定年は君が60になるころは65になっている」と言われました。
高齢化で、年金財政も厳しいと聞く時期になりそれはいい話だと思いました。
ところがその頃後輩で30代くらいのK君は、「上の人がいつまでも残ると僕らはいつまでも管理職になれない。先輩風ふかすイヤな上司が残る」と嘆きました。
役職定年等を説明すれば管理職は能力と実績でなれると話しましたが、私自身も当時イヤな体育会系パワハラ上司がゴロゴロいる時代でしたから、多少役職は下がってもその人が居残るというだけでイヤ感を覚えました。
で、実際に50代後半になると正社員としての延長はまだならず、エルダー制度、シニアパートナー制度という有期雇用の形の非正規で65歳という道が決まり、2020年現在私がいた元の会社はそのままです。70歳までの雇用延長、定年延長も検討には入っているでしょうが、役職定年、昇進昇級ストップなど給与や人事、キャリアプラン等の大幅なスキーム変更とセットされるでしょう。場合によって終身雇用の枠組みも変わるかもしれません。

今回の65歳定年延長は問題はないのですが、役職定年の延長問題はやはり一緒にできない難しさがあります。公務員の人事ですから民間以上に仕組みがあれば融通は一切利きません。一日でも要件に足りなければ任用はできないです。私企業等で取締役会の承認でというルールが通らないので、有能な経験者が雇用できない、ヒラに落ちるとの意見も分かります。
ヒラといっても役職の手当が減るだけで、給料や待遇はすごくいいはずです。
その辺は難しいです。仕事に見合った同一労働同一賃金、能力給がまだまだ実態とは乖離しています。そこに近づけないとこの問題は解決しません。
優秀な人材で良く働く人なら、あえて退職、(実質天下り)させず同じ職場でもいいとは思います。

パチンコ依存からは脱却できない?

私の知る昔のパチンコ台

私の元同僚、友人にも老若貧富問わずパチンコ好きは多いです。特に独身、単身赴任の身近な娯楽が都会ではパチンコに限られているかのようです。
私は学生時代ぐらいはパチンコ、麻雀、社会人になって競馬を少しだけやりましたが、ほぼその後賭け事やこの種の遊戯には30年以上手を染めていません。
時間とお金がもったいないからが主な原因で、いわゆる博才も度胸もないせいでもあります。
パチンコはギャンブルではなく遊戯ともいわれますが、依存症にもなりやすく、レートや時間にもよりますが負けると万単位のお金が一気に消えますし、それだけ熱くなるのは買った時の快感も大きいからでしょう。
結構知的で、仕事もできる方でもハマるということは魅力はあるのでしょう。
コロナの緊急事態宣言でこのパチンコ店の自粛要請が出て、だいぶ問題にもなりました。その裏に半島国に売上金が流れるとか景品交換が警察利権の天下り等のいわゆる闇も、結構報じられます。
公営ギャンブルにしてしまえという意見もありますが、実現のハードルは高いでしょう。
身近に依存症とはそれぞれの人が戦わないといけません。年金暮らしや低所得で家賃や食費すらままならないのに、最近はキャッシュレスでの勢いもつけて、注ぎこんでしまう方も多いようです。
台の面白さも写真のレトロ時代と様変わりした、かつての映画やドラマ、アニメ等のキャラを題材にしたゲーム感覚、攻略も深く面白いものが、ちらっと見ただけでスゴイです。
まあ、あれだとハマるのも分かります。ひとつの文化ですね。
対策は、うーんやはり今回みたいに全面閉店しかないかもしれません。
まあ年金だけの人とか、公共料金や家賃も払えん人は止める仕組みは必要。
お金もちはもう、競馬ですろうが宝くじ爆買いしようが自由ですが、それらみんなよくディスられる天下り法人等や、在日の方の懐を潤しているということは是非はいいませんが既知であってほしいです。

いくつになっても母に感謝の日

5月第二日曜は母の日です。
私も60歳で5月の誕生日で61歳。父は他界し、母は80を過ぎそろそろだいぶ物覚えも身体も衰えました。敬老と母がほぼイコールの状況です。
同年齢だと両親すでに亡くなった友人も多いです。介護施設、高齢者向け別居も増えています。
若い方でも別居。そもそも死亡されている方もおられます。
全ての人に母はおり、母の日は来ます。
西洋占星術で12星座の蟹座に母性とは言われますが、それぞれが蟹座に影響を受けています。
世界中の多くの国で何らか母をねぎらい、母子の幸せを願う日が設定されています。
子供の日が子供だけでなく、子供にとっての親を労い、尊ぶ日であるように、母の日も母の慰労だけでなく、母が産んだ子の成長を願いありがたがる一日です。
散歩をする近所の道路沿いにいわゆる「街のバイク屋」さんがあります。そこで昨日、売り物のバイクのすべてに、ピンクと赤のカーネーションがつけられ、足元や店のあちこちにカーネーションとピンクのサクラ草などが飾られていました。立地からいうとそんなにお客さんが多いとも思えないのですが、アドバイスや修理などのアフターサービスもここならと思わせますし、商売は厳しくて後継もままならないのかとか想像してしまいますが、それでも通る人を癒やそうという演出に何だか癒されました。
ネットとかテレビのニュースでも殺伐としたものが多く、仕事でお話しする方々も多くは負の連鎖に取り込まれてしまわれています。
心まで毒に負けてはならないと強く思います。もちろん今さきの見えにくい失業など大きな苦しみの方もおられます。多くの方が激務になったり不安になったりです。世の中の事象一つ一つに冷静になり、癒しを見つけて欲しいものです。
自分がこの世に生を受けたのは母であり、多くの人々のお蔭であり、たぐいまれな幸運によるものです。
自分に母も既になく、子供もいなくても、社会のどこかに人と繋がる暖かさを感じられる日々にして頂きたいです。

10万円に意味をもたそう

コロナの特別定額給付金がようやく手続きが地域によりスタートしました。
最初はごく一部の減った方への30万円から、4月28日時点の日本に住み全ての国民一人に10万円の給付となりました。
一部の方は収入の減らない国会議員や公務員は辞退とか、年金生活者や生活保護の方もいらないのではないかとの意見もくすぶっています。
給付のタイミングは市町村により、7月以降のところも、決して迅速と言えるほど早くはないのです。これ以上基準を設け、申請や審査などに時間をかけていればもう給付は来年以降になります。
申請手続きも、マイナンバーカードが早いと情報が出ると、カード取得や取得者のパスワード確認でまたいろり混乱もあるようです。
ここはいろいろあったとしても、みんな一律で10万円をどう使おうか楽しく考えるべきです。
10万円というと、まあそれなりに嬉しい人と、一部の富裕層には小銭、恵まれない層には大金です。年金や生活保護の方にとって実質2~3か月分の手通り収入に匹敵します。
それでも海外旅行(今は無理でも)やブランド買いには足りないくらい。問題になってるパチンコだと、下手すると一日で流れる場合もあります。
コロナで混乱した消費、厳しくなった生活費にあてざるを得ない場合もあるでしょう。
高齢者の場合は今さら貯蓄でもありますまい。収入が変わらず、消費も変わらないかたは10万円の良い使い道を考えましょう。
自治体へのふるさと納税。返礼品とともに、年末調整で税金が返ってきます。
地元の商店や飲食で使うのも良いでしょう。
ネットで厳しい職種のクラウドファンディングで応援することもできます。飲食や音楽などさまざまところで始まっています。
寄付をするこころ、貢献するこころは、社会を明るくし、その額面以上の希望や連帯感を生みます。10万円が通帳に残ったままでは何も広がりません。
感謝のメッセージが来たり、繋がる情報が来るとか、コロナ終結後の特典なども、お互いの絆を強くし、明るくなることができます

月、星、神に祈るコロナ終息

占いの限界?なのか、占い、占星術をディスる人や懐疑を抱く方は、たとえば「今回の新型コロナウィルス感染による国難ともいえる事態を予言できていないじゃないか」「多くの大地震や事故も予想されない」と言われるでしょう。
私も一部ごもっともとも思います。
西洋占星術は実は、人の生死病気、身体のこと、あと当然ギャンブル、試験の内容とかに関してはタブーとして占わない原則があります。
身体や病気のこと、生死のことはあくまで医学の領域だからです。
これは逃げのように取られますがしかたのないことです。
世相全体や国の施策等を占うことは可能ですが、病気の判断は占いの領域ではないのです。地震や台風も自然科学の領域です。
月や星の位置で、アスペクトで占えることは多いですし、社会全体の風潮や災いをもたらしやすい状況なども分かります。しかし、それはあくまで吉にも凶にも転じます。とくに人が生きていくことは、社会全体の中で、自分の役割をどう果たしていくか。自分と世の中の運命の時間を見ながら何に向かえばベターか、いつ頃なら勢いがつきやすいかを占うのです。
何かに頼りたくて占いにすがる人もまた多い不安な時代です。だからこそ、自分の個性や役割を確かめつつ、社会全体に対して貢献できるよう、星に願うことでありこれは神に縋る領域です。自分の努力の範囲では神頼みせず、社会全体に関しては神仏に頼ってもいいでしょう。

必勝のプレゼン完結!【実績上げた方も上げたい方、マネージャー、リーダーやキャプテン必読】

3日連続になりましたが、今日こそ言い残しなくまとめます。完結します。
多くの発表や伝達、指示や依頼はプレゼンソフトを使いまとめてから、下読みを十分すると圧倒的に良いものになります。
つまらない誤字やおかしな文章、わかりにくい表現がチエックでき、5W1Hや起承転結もマニュアル通りでなくてもそれに近いものを目指せば、筋道立ったものができます。発想を書いたメモだけで伝えるよりは絶対に相手に伝わります。
もっと、自分にとって大事、勝負をかけたプレゼン、多くの聴衆を導きたいなら下読みを声にだし繰り返し練習することです。録音、録画して聞いてみることもいでしょう。今なら動画投稿サイトに見本のようなプレゼンも多く見られます。
大きな声ではっきりと正直に頑張る。
これは今インタビューや議会、記者会見、企業やタレントの会見などでもそうです。準備不足やウソやゴマカシはなんとなく伝わります。わざと数字や時期をぼやけさせる資料などもそうです。自分の中で少なくともここ質問されたらどうしようと感じて、前もって対処を考えるか正直に訂正しておくのが正道です。
忙しくても、自分の仕事は発表だけでないと思ってても、相手にとってその時の発表から情報をとり、人柄まで感じるしかないのです。
『私はエライ立場で忙しい』『業績は上げたけど発表のスキルなどないからどうでもいい』そう思いたい気持ちがあっても、逆にだからこそ最後まで一所懸命に頑張って伝えることが仕事であり、聴衆への使命なのです。先輩なら後輩へ、上達者は初心者に、成功者は挑戦者に、政治家や官僚は国民市民に、正しく丁寧に情熱をもって伝えることです。
私が初めて企業担当になった時、隣にいた部署の先輩女子は、一般的な常識では劣っても、パソコンのスクールに通い、発表の前日は何度も子供相手に練習していたそうです。小手先のスキルで、ウケだけ狙った私は当時、大きな差を見せつけられ勉強し直しました。
顧客がいて同僚、ライバルがいる。そこから切磋琢磨できたことには本当に感謝します。
今でも自分を紹介するときも何枚かのプレゼン資料からはじめます。
もうひとつだけ(少し順列が違うかもしれませんが)
元勤めた大手企業の、現在もCEO勤められるSさんの挨拶。ダイレクションという行事があったのですがその内容はプレゼン資料とはかなり違った話をされます。決算発表などから企業方針や戦略説明をほとんど資料に沿わずエピソートや付加情報が主体の訓示になります。近畿だとかアジアだとかディビジョンによっても内容をかなり変えて喋っていかれるそうです。
演劇やライブのノリ、一過性や一期一会の感覚で、私もこういうのところが大好きです。マニュアル的にプレゼンは資料に沿ってポインターを使いながらと言われますから、全然邪道でトップだからできるアドリブだとも言われます。しかし発表者が資料を棒読み、それもたどたどしく練習不足だったりしたら、そんな聴講をしなくても自分で資料を見てQ&Aでも見ればそれで終わります。
密がダメでテレワーク推奨時代だからこそ、テレビ電話などでも肉声を伝える機会があるならそれも必要かと思っていました。
個性のある意欲的な主張、正直で正しい値の数値や時間の明記、下読み等の点検と練習。
この3点を徹底すれば、『正道』で力はつき、努力は必ず伝わります。

神の降りてくるプレゼン極意

感化を受けた山中教授の著作

連作にするつもりもなかったのですが、昨日↓書き忘れがあったので基本編から僭越な名前ながら今日は「極意」編。
私は何冊か基本のテキストや本でスキル学び、会社時代は本部の教育や企業提案経験のある先輩に指導いただきました。しかし通り一辺の字体、テーマ、字の大きさや起承転結、とかいうのは、基本であり、他のライバルに勝とうとするには当たり前すぎるのです。発表を無難にしたいのならそれでもいいレベルでしょう。成果を得るためにはそれでは足りません。
私がもっとも感銘したのはiPS細胞でノーベル賞を受賞された京大教授の山中伸弥さんの著作です。貧乏な時代に研究費を回してもらうため、手書きのイラストなど手作りで、分かり易いインパクトのある資料を使ったくだりです。山中さんの本の私にとっての肝は、頭の良さでも研究の良しあしだけでもなく、うまいプレゼンがないとiPSもノーベル賞もなかったということです。
多くの場合は、限られた時間で、沢山の競合相手、比較される資料と拮抗し、強い印象を残し勝たないといけないのが発表資料の宿命です。
無難なレベルで小奇麗に仕上がっても、ライバルに数字や言葉ひとつで負けたらそんな資料は1時間かけようが1週間徹夜でも、即ゴミ箱に行きます。
多くの部門が発表する社内の全体会議でも、睡眠を誘うような時間にしても自部門にとってよろしくありません。

「魅力的な謎」の「つかみ」と、印象に残り聴衆が話題にする「オチ」

私は京都出身の典型的なシャイな関西人なので、風貌はあか抜けても、伝統的緊張の中に皮肉なひねりを入れました。終わった後もキーワードが聴衆の話題になり記憶として残る。語り継がれる「オチ」を用意しました。
ミステリマニアなので冒頭部分には、「つかみ」として出オチではなく、「気になる」気持ちを発動させる「魅力的な謎」を盛り込みます。これによって内容にぐいぐいと引き寄せるのです。
そして絶対に主張したい部分へのインパクトには、色から動き、字体、ありとあらゆる拘りに時間をかけました。
自分が聴衆やバイヤー側に立って、面白いと思えなければ勝てる資料、良い資料とは言えません。
私にとって幸いだったのは、そこがウケる環境があり、評価する上司や同僚がいたことと、私がこの面白いものを作ることをすごく面白く楽しい仕事と感じられる人間だったからかもしれません。
だからこそ、ほんの一時期ですが、日本最大手の日用品会社で私はプレゼンの達人、名人、神、伝説と言われました。
芸術家や作家等には夢見てもおいそれとはなれません。でもビジネスマンでプレゼンする立場くらいにはちょっと頑張ればすぐなれます。その中であの発表はいいと思われ信頼され向上するか、毎回資料つくるのに辟易し、イヤイヤやるかは大きな分かれ目です。
そして昨日↓書きましたが、私も面白さは追求しましたが、面白くウケるということは、その情報が広がり影響を与えます。だからこそ嘘はダメです。数字の虚飾や誤魔化し、誤解をリードするようなものはしてはいけないのです。
ここを守らないと「神」は降りてきません。
多くの仕事を、正しく真面目にすることは感じようでつまらなくもあり、面白くもあります。少し頑張って峠を越えると辛かったものが面白い仕事に変わります。

プレゼンの基本:正確に!隠蔽はもちろん誇張や美化もし過ぎない

厚労省HPより2020年5月4日

新型コロナウィルス感染関連でテレビでも毎日、経過がグラフによって表現されます。
上は厚労省のホームページで、実際のHPではクリックやスクロールでいろんなデータがでます。
今日はコロナの話ではなく、一応プレゼンの話。
プレゼンテーションはもうビジネスの場では日本語になってて、視覚伝達みたいな意味ですね。もはや和訳のにする方が難しい。
ちなみにプレゼン資料=パワーポイントと思っておられる方もいますが、パワーポイントはMicrosoft社のソフトの商品名です。電子オルガンをエレクトーン(ヤマハの商品名)で使うようなものでNHKでは当然言いません。
私のプレゼンの経験はわりと古く前世期末Windows95時代からパワーポイントの通信教育を受けました。しかしそれが注目される環境は21世紀に入ってしばらく待たねばなりませんでした。それでも15年以上前、結構インパクトのあるプレゼンで注目され、会社が一気に提案型営業にシフトしたとき仲間とも切磋琢磨して、社内のプレゼン大会で2010年に1位を取りました。
もちろん当時の環境もちがい10年経てば陳腐化しているスキルもあります。ただ最近は学生のパソコン離れや、アンチョコにコピペや定型フォーマットを使う若手が多い。型にはまった者が多く、個性的で主張の強いものが少ない。世代間で差ができ、苦手な人種は世代ごとにもいる複雑な情勢もあります。
そして一番言いたいこと
データは正直に正確なものを使うこと。グラフなどは恣意的に良い時期のものを大きく見せたり、色の印象操作等細かいスキルやテクニックは進化しています。
しかしAという商品とBという商品を消費者は、正確に比べたいのです。クルマ等も燃費やスペックで捏造がありました。クスリや食品、化粧品等も健康や命に係わる誤解を呼びます。
ここは弱いがここが強みということは、多少不安を与えても正確に伝えないといけません。
結局最後コロナに戻りますが、テレビで一番見かけるグラフ。一見分かり易くまとめてはいますが、テレビの場合見ている時間も短いのでまとめ過ぎで良く分からないです。データに虚飾捏造がないことは信じるしかないのですが、解説する側が恣意的に視聴者に伝えたり、面白おかしくしてポイントがズレている場合もあります。
終息に対しての、目標の数値や割合、時期や時間もまったく数字が見えません。
報道もこんな時こそ、当たり前に真実とデータを正確に伝えることが主眼でいいと思います。
ああなったらいい、こうなりそう。等の専門家まがいの予想は解説ではない。混乱と暴走を招くだけです。
時節がらコロナに例えてしまいましたが、企業の不祥事等もこういう捏造の積み重ねは多いです。決算数字などの粉飾が結局企業の体力を奪うのと同じです。
発表の資料、数値は正確に時系列もはっきり、絶対に虚飾はしない。それが正道、プレゼンの基本中の基本です。

マスクにまつわる個人的な話

私の花粉症歴

私は30代くらいからの花粉症早30年近くのキャリアである。一度検査してもらったがスギ、ヒノキともものすごい過敏な反応データを見せられた。どちらかというと早め1月末から2月あたりのスギの早い時期から敏感に目に来るタイプでした。
この頃はクルマで営業に回るので、とにかく怠く眠くなりました。それがまた春眠なのか、気の緩みなのか分からないし、花粉症自体が回りによく理解もされず苦しかったものです。なかなか平成の初め当時だとマスクをしての営業など、風邪かと言われ疎んじられる時代でした。
今年は新型コロナウィルス感染拡大防止の影響で、花粉症の人にはマスク不足という受難はあります。
しかし天下御免でみんながマスクをつける習慣で誰もマスクをつけてることに、何も言わない面では助かります。むしろマスクをつけない接客や会話が責められるので、うっかりマスクを着けずに外出して花粉を吸うということも皆無となり、それはそれで助かっています。
ここへ来て花粉の季節は終わりを迎えましたが、例年は暑くなったこの時期にマスクとはおさらばできたためわからなかった試練が来ました。
猛暑の中マスクを着けつづけ、一日中接客や移動などは、想像以上に暑く蒸れるのです。
しかも薄い使い捨てマスクは品薄のままで、出回っても以前に比べ極端に値上がりしてっ効果です。

日用品ドラッグストア営業経験からのマスク

私は、企業に勤めているころ、化粧品を中心にドラッグストアやホームセンター、GMSなどを取引先にして、日用品も隣接のバイヤー相手でした。後年は化粧品会社が家庭品日用品とくっついたので衛生品、マスクの営業関係とも近いところにいました。
マスクは立体やフィット感、三層構造など、1枚70円程度が高価格帯の商品でした。風邪、ウィルス対策と、やはり花粉症時期の花粉対策で冬から春がピークのシーズン商品でした。いわゆる花粉症薬とセットでドラッグストアではテーマ陳列などがされていました。
安いモノとしては50枚入りで、おそらく1000円は切っているものも多かったでしょう。ホームセンターなどでは700円程度であったような感じで1枚10円前後で三層までいかなくてもそれなりの品質のものが出回っていました。毎日使い捨ててもほぼ1シーズン乗り切れました。
メガネが曇るとか、フィット感息苦しさなどもあり、私は何年か前からウレタン仕様のマスクも愛用していました。花粉は99%遮断し、洗うことができるため何回使え3枚入りで、これで無理しなければ2パックぐらいでシーズン乗り切れました。白もあるのですがなぜかすぐに色がついて汚れて劣化するため黒などの色つきも出回っていました。逆に色が少し落ちてくるのと、黒や派手な色は見た目のインパクトが強すぎました。
今年はこのウレタンでさえ真っ青になるほどの、派手な手造りマスクが横行していますのでそれはそれで面白いです。

マスクインフレが仕掛けられた

マスクの品不足とそれに伴う狂騒は、みなさんも知るところです。ドラッグストア中心に現場の従事者は過酷な状況のようでした。
一時期は毎朝多くの人が行列を成してマスクを求めて、混乱がありました。現在は禁止しています。
国産の電機メーカーはじめ多くの業者が製造の要請を受け、国も布マスクを2枚ずつ配布すると言われましたが頓挫したり、抽選になったり未だ潤沢にはほど遠い状況です。
2020年5月3日現在少しずつ、手製布マスクを含め、入手は可能にはなってきました。しかし今後もう前節で述べた価格に戻ることはなさそうです。
マスクに関しては、どこの誰かとは断定できませんが(ここを書くと政治的裏話になり長くなります)、デフレ傾向から完全に材料も高騰し、不当な中間利益がなくともインフレが実現していったようです。
ドラッグストアもおそらくトップでは了解しあい、現場の人間に不可をかけながら、この閉塞状況の中で売上を大幅に伸ばして臨時手当が出せるほどです。(このあたりに政治的闇はあります)
いわゆる物価水準としてみたならマスクは確実に3倍程度インフレしました。
政治主導のましてや闇の力を借りたようなインフレは決して健全な経済とは言えませんが、デフレ傾向安売り歓迎嗜好に、消費者も流通側も陥っていたことから脱却できたのも間違いではありません。
それまでのドラッグストアは一部中国系バイヤーへの爆買いに追われ、国内客にはチラシ目玉、ポイント何倍、何十%オフセール等、それはそれで複雑で薄利多売で人件費販促費のかかる多店舗出店で競い合うビジネスモデルになっていました。
今回、百貨店や高級ブランドが沈み、ドラッグ、スーパーが上昇し、本格的なインフレではありません。うまく経済がまわるかはこれからのかじ取りです。どこかだけが儲かっていてはまわりません。そこのかじ取りは国民が全体主義に流されず、常に監視しないといけません。
そして中小のメーカーや流通、販売店は本当に生き残る戦略と努力が必要です。それはあくまで原点として、市民、ユーザーであり消費者の嗜好にフィットしたものでないといけません。