穀雨4月19日:明日から牡牛座【金牛宮】

今日4月19日は二十四節気が『穀雨』に移ります。春の雨の恵みが大事な穀類などの農作物を潤すということで、昨日来の雨風は激しい地域もありますが、この時期播かれた種は雨に恵まれ豊かに実ると言われています。
12星座の移行は基本的には二十四節気とほぼ重なりますが、牡羊座から牡牛座の移行は明日から(今日の説もあり)です。春分の牡羊座から始まった太陽の巡りも早一ケ月立ちました。世間が騒然とした月でしたが皆さんいとってもどんな一カ月だったでしょう。ついに日本の感染者が1万人を超えて、全国に非常事態の宣言が出されても感染の増加の傾向は加速しています。
四月一日を期に大きく変わった場所や仕事の方もおられれば、変わらずに気持ちだけは新たに臨んだ方、コロナの影響で大きく人生が変わった人などいろいろでしょう。
全ての仕事や商売が閉まるような中、スーパーマーケットやドラッグストアやコンビニ、宅配業などはお客様も売上も増え、臨時手当を出すほどに潤っているそうです。
雨は均等に全ての人に降り注いでいます。
休まざるを得ない人、仕事を失った人もまたその運命を冷静に受け止めて次のステップをめざしましょう。
全ての仕事に浮き沈みはあり、種をまく時期も、雨の日も晴れの日もあります。そして花が咲き味を結べるかは地道な努力があれば叶います。
この一ヶ月がいったいなんだったのかをこの時期にしっかり見つめて明日からの新しいひと月にしていきましょう。
太陽もまたすべての人に均等に、この時期サインを移して【金牛宮】牡牛座から地球を照らします。
牡牛座の方だけでなく、全ての人にいろいろな機会や変化がもたらされます。
それをうまくいかせるかどうかです。人類、日本人がウィルスや経済の戦いに賢く勝って行けるか、目の前の季節の移ろいを感じながらも希望をもって励みたいと思います。

香道:香りで気持ちを落ち着かせよう

新型コロナウィルス感染の初期症状の一つが嗅覚以上ですが、この時期外出も自粛でストレスがたまる中、香りで気持ちを癒しリフレッシュするのも一つの手段です。
香道というものが日本古来あり、今日4月18日は御香の日でもあります。
最近は外資系の香り付き柔軟剤や香水等の「香害」もよく取り上げられます。
元々外国人は体臭も強いし、花や草木等から派手な香水をつける文化も違いました。
日本は香木から香を焚き嗅ぐこと、香りの主流でした。
だんだんにアロマという西洋流の言葉と手法も混ざって流行ってきました。
本格的なアロマキットや御香がなくても、ちょっと御線香やコロンなどで香りを楽しむことはできます。
お風呂にお気に入りの入浴剤とか、マスクにしゅっとスプレーするアロマ等で少し気分を変えることができます。
嗅覚は五感の中で重視されないようで、危険察知から気分の高揚等、心理的にも物理的にも需要な感覚を担っています。
また香りの感覚は麻痺しやすく、エレベーター等でキツイ香りも少したつと感じなくなる人も多いはずです。
残り香がどの程度か自分でよく分かり気配りは必要です。とくにエレベーターは密になりやすいので、余裕をもって、駆け込んで嫌な臭いをさせては大顰蹙です。
香りを楽しむ習慣を知り、ストレスを減らして、このピンチを乗り切りましょう。

地元を歩いて知ろう

全国に緊急事態宣言が出されゴールデンウィークまでの移動の自粛、不要不急の外出の要請もされます。
帰省や旅行も基本自粛です。
「今住んでいるところ、おうちにいてください」ということです。
連休とっても海外やら有名観光地に移動していたものは自粛してください。
海外に行くのがひと昔前では考えられないほど頻繁になっていた時代ですが、日本の同じ都道府県の〇〇市、▽▽町には行ったことがない。ということはよくあると思います。
同一府県なら移動できるとして散歩がてら,1時間か2時間くらいの距離なら。散策コースをシミュレーションしてみるのは良いと思います。人との接触を避け、自然とか歴史、地形等を普段と違う視点で気付かなかった部分を探しながらブラブラするのもいいのではないでしょうか。
観光地ではない、石碑や跡地、町名碑等探すのも面白いです。
自粛を守り、三密を避けながら一日一度は気晴らしは必要でしょう。

外国人がいなくなった街

緊急事態宣言の街はおよそ普段の半分の人の出入りだそうです。日本に来る外国人は97%減。戦争中か明治維新以前までなみの少なさでしょう。
各国が鎖国状態に近づいています。
とは言え輸出入が止まっているわけではありません。今後自国中心の消費体制をひくなら日本は自給自足できるかが心配ではあります。いくつかオプション契約は持っていそうですが、長引くと日本に辛い情勢も予想されます。
マスクやトイレットペーパーと違い、小麦や大豆、トウモロコシなどは日本だけでは微々たる割合しか作れないです。
スーパーやドラックストアの業績はこの2ケ月良かったらしいですが、とても旅行や飲食、輸出製造業など経済全体をチャラにするものではないでしょう。
しかもこの状況とても1ヶ月で終わらず1年勝負という説もあります。
街だけを考えると静かです。良いも悪いもないのですが、学生も新入社員も少なく超満員ではない電車は心地よいでしょう。
観光地や繁華街で辟易した外国人の言葉やマナーは今はすっかり消えました。
観光産業、運輸等は大打撃ですがそれまでが少しバブルでもありました。
仕事はこれを機会に大きく変わる職種はあります。しかし言い方は語弊もありますが、テレワークの推進などはとうに言われていたことの引導が渡されただけという気もします。AIが発達したら無くなる職種と言われながら、労働者の権利で細々と息づいていたものが朽ちたともいえます。
人類は日本は大きな試練を乗り越え、高いレベルへと登ると信じています。

会えない時こそのSNS

齢60なので当然戦前戦中も戦後の混乱期も知りません。ただひと昔前までそう、もう少し前私の子供の頃がテレビや電話がやっとほとんど各家庭に行き渡った時期です。それでも海外や長距離の電話は高価でした。多くのやりとりを今以上に手紙で行っていました。大急ぎは電報というものを使いました。
テレビ電話などが腕時計型で簡単にもてる時代に生きていることに驚きと幸せを感じます。確かに人と人が本当に会うことには意味はあるでしょうが、今はさまざまなツール、SNSなどの手段が実際にあうことに近いコミニケーションを可能にしています。
交通手段が飛躍的に便利になりさらに、通信手段がチャット等で頻繁に会話可能となりました。遠距離恋愛ももはや死語になる時代です。
コロナウィルスで、恋人や介護施設の家族に会えない等は、昔を考えれば耐えられないものではないはずです。
今の様々なツールを活用してコミニケーションをはかれば、怖れることも甘えることもありません。

野中広務 差別と闘った狙撃手:政治家

もう平成、一昔前になってしまうだろうか。自民党の政治家に野中広務という大変強い政治家がいました。オウム真理教事件の時自治大臣国家公安委員長も務め、影の総理等とも言われました。
地方の町長から遅咲きで国政へ出て、田中派の系譜竹下派、経世会に入り、幹事長まで上り詰めます。小泉純一郎や小沢一郎と渡り合いました。
出身は私の祖母の実家と同じ京都府の丹波地方、園部町(現南丹市)です。
角栄、小泉や小沢らに比べても知る人ぞ知るの少し地味な存在ですが、写真のものを含め野中さんを書いた本は自著も含め、文庫新書にもなり多く出版されています。
総理に推す声も出た時期もありましたが、彼は被差別部落出身で麻生太郎などは露骨に反対していました。あまりナンバー1になりよりは実務を影で仕切るタイプでした。京都府議時代も同和行政の改革に尽力されました。彼にしかできない勇気ある改革をいくつもされています。
下野した自民党を再び政権の座に返り咲かせ、加藤の乱を鎮め、自自公連立の構造を作りました。
狙撃手と言われるように、ひとたび狙いを定めた相手の事は徹底的に調べ上げて追いつめて攻略しました。
戦争で死ねなかった運命を政治に捧げたような人です。イージス艦の購入、自衛隊配備にも基本的に反対されていました。
ハンセン病患者和解、公務員の改革を進め、差別される側には優しく、役人の放漫や不当に利益する者は許さない。優しさと強さを持っていました。
平成30年1月死去。
今のコロナの問題もですが、もう少し彼にこの時代まで本当の政治や行政の改革を任せられたらと思いました。国会議員の質も度量も劣化し過ぎた現代にこそいて欲しい実務のリーダーです。

カミュ「ペスト」の先見性と不条理との戦い

「誰でもめいめい自分の心の内にペストを持っている」
この時期に75年前の本が読まれています。
フランスの作家・アルベール・カミュが書いた小説。「ペスト」出版は1947年に40歳台前半でノーベル文学賞を受賞したカミュの代表作の一つである。物語は、フランスの植民地であるアルジェリアのオラン市をペストが襲い、苦境の中、団結する民衆たちを描き、無慈悲な運命と人間との関係性が問題提起される。医者、市民、よそ者、逃亡者と、登場人物たちはさまざまだが、全員が民衆を襲うペストの脅威に、助けあいながら立ち向かう。

「おそらくはいつか、人間に不幸と教訓をもたらすために、ペストが再びその鼠どもを呼びさまし、どこかの幸福な都市に彼らを死なせに差し向ける日が来るであろうことを」
国家や医師の対応のまずさ、世間の愚かさ、人間の弱さと、その中から連帯し合う力。他人を、殺してしまうことへの嫌悪。
いろいろ先見がありました。生きることはまさに不条理との戦いなのです。不条理とは戦争であり、感染によって加害者となり人を殺してしまうことです。
コロナウィルスは人類が挑戦されているともとれます。その中で

「人類がペストに勝つためには誠実であること」
という言葉が思い出されます。

リーマンショックの数倍の不況

覚えておられるかどうか分からないがリーマンショック級の事態が起こると消費税増税は延期すると言われて、そのような事態はないまま昨年10月増税されました。
そして消費不況やキャッシュレス決済の還元などをして経済対策をやっている最中にコロナ不況です。
当初リーマンクラスではないと日銀総裁や財務大臣は言っていたが、ここへ来てインバウンドだけでも単月で5倍とか、どこで止まるかわからない観光や飲食、施設や店舗、通勤や移動も制限、休業要請。都市部の8割の人との付き合いを減らすなど、リーマンの比較どころではありません。
蓄えを食いつぶす方もおられるでしょう。給付や補償は限定され間に合いそうにもない状況です。
これだけ多くの個人経営の店、中小企業が苦しみ倒れるのは東日本大震災を上回り日本中が苦しいところです。戦後最大の日本のピンチでしょう。
もちろんマスクや衛生用品をつくってる会社はフル稼働、新薬関係、インスタントラーメンや冷食も売れていますが全体から見れば上向いている企業はほんの一部です。
政府が判断しどこまで手を差し伸べることができるかもうまな板の上の鯉の状態でしょう。雇用の問題は深刻です。御客が来ない状態が続けば本来従業員の報酬も賞与も出ないのが道理です。
家賃や人件費は、店を閉めてもかかってきます。簡単に雇用を維持すれば企業に給付といっても莫大な費用がかかります。
早急な支給といっても申請から審査で総務省にしろ労働局にせよ1ヶ月では無理でしょう。
自助努力でいっぱいいっぱいまで頑張るしかないです。
公的機関や金融機関いろいろな相談窓口、ネットでの支援呼びかけ等、すべてのネットワークで自分の城、事業を守り、傷を最小に留められることを期待します。

緊急事態宣言:ロックダウンに思う

【日本は心配
日本は大丈夫と根拠なき楽観をする向きもあります、 理髪店に「密」に並ぶ輩、マスク買いに「密」に行列する人を見ると、本当に心配です。
衛生環境がいいとか、規律正しいとか、ミクロ的には間違いではないとこもあるけど、悪いヤツはいるし、騙されやすい人、自分を主張せず他人に隷属するような人も多いようです。
日本が大丈夫というのは戦中の神風を信じてる向きとそう変わらないのではないでしょうか。
情報力も判断力もない。せめて、誰か間隔あけて並びましょうとか言う人はいないのかと思います。
マスクやトイレットペーパー、スーパーの行列もそうだけど、まず何事もよく考えて!それと今は人との距離が大事って言われてることをどの状況でも判断し実践してください 。
ソーシャルディスタンスとかいう英語が難しいのかなぁとも思いますが、分かり易く3つの「密」とも言っても、自分のルーティンは違うと思ってしまうものです。
志村けんさんが亡くなってすごく身近に感じられた方もおれば、やはり対岸の火事のままの人もおられます。
イギリスの友人アメリカの元同僚からも、各国とも今の日本の数字から、2週間程度で一気に感染者死亡者は増えるオーバーシュートに至ったと心配しています。
日本の自粛依頼はユルすぎるのではないかとも言われています。自主性主体性に任されていますが、やはり荷が重い。誘惑に弱い人、理解ができない人、ガマンができない人が多いようです。
【この時期の行政、投稿にも思うこと】
正直な話、友達の投稿、所属グループの投稿でも、もうちょっと何とか考えられんのかという、無理解、自分勝手があって、少し残念な気がします。
これは本当に気晴らしで近くを散歩した時の画像ならまだ許容の範囲です。コロナが始まる前の収録映像という断りなどいれれば、テレビ同様に説明があれば誤解を生みません。
やむなく外出や長距離移動をした場合は、事情と「感染予防の努力をここまでした」のような説明とかは必要だと思います。グルメ自慢や景色だけではなんだか、ロックダウンしてる街の人や家にこもっている人に失礼でもあり、また自分達が移動したことによって知らずに感染を拡大していることを宣伝している愚かさに気付いていないのでしょうか。
医療機関も崩壊寸前で大変でしょうし、私が携わる年金や保険の行政、金融や、配達等とともに、リスクはあり配慮に苦しみながらも休めずむしろ繁忙を極める仕事もあります。
それでも仕事も収入も無くなっていく人たちを支え、家にこもる人を助けなければいけません。
マスク2枚の配布、所得半減世帯30万円の給付や、企業やフリーターへの経済支援等も賛否はあります。ここでは論評もしませんが、毎日テレビに出るトップリーダーも不眠不休の仕事はなされています。どうしても立場それぞれで揶揄や批判はあろうかと思います。
複雑な給付に納得できない部分はあれ、行政のトップから末端の人も苦労しています。
感染源にならないようマスクや消毒液を準備して仕切りを設ける。シフトを組んで感染者発生のリスクに備えたりしています。

日本の国は失業保険や生活保護等最低限のセーフティネットはあります。
企業に対する経済支援もしていかないとこの国の財政がなりたちません。
それぞれの段階でまずはルールを守り、自粛の要請に応じ、感染拡大をさせず、目の前でできる努力をすることです。

この機会にスマートワークを進めましょう

私はビジネスマン時代何度か、流通大手の忙しいバイヤー、厳しいバイヤーさんのカウンターを任されました。
大変勉強にもなりました。
そういう面では現在もっとシステムが進んだ会社もあれば、まだアナログが許される企業もあるでしょう。
昭和からの古い体質ややり方のいい面もありますが、それだけに執着する人、それしかできない人、それを許す上司もさすがに淘汰されていくでしょう。
この機会に一気にテレワーク、スマートワークは進むでしょう。
まず社内の勤怠や報告はメール・電子日報などのチャットSNSなどになります。口頭よりエビデンスが残り共有もしやすいです。
テレワークだとわざわざ机の前まで行かないし、紙の決裁もありません。顔が見えないと怠けるような人、時間やルールを守れない、守らせない人は失格です。
どうしても自宅休業とごっちゃになりますが、出社しなくともやるべきことはやらないといけないし、会社のルールには従わないといけません。
取引先等、元々忙しいバイヤー等、表敬や挨拶、メールを見たらわかるような商談にそもそも時間を割いてはくれないものです。ましてや今は営業のアポなど無理です。
メールの表題や本文に工夫し何とか、電話などでアポがとれ、会って話せる内容を吟味して準備して持って行きました。口の悪いバイヤーはそれでも「オレの貴重な時間をムダに過ごさせやがって」と厳しいご指導を頂きました。時間を貰うということは確かにそういう相関関係にあることは分からないといけません。今やメールの量は数年前と比較にならない量でしょう。
メールの沢山の内容をひとつにまとめても埋もれやすいです。相手との阿吽をつかむことです。どういうメールをが見てもらいやすいタイプかなのかがわかれば攻めやすいでしょう。これは社内コミニケーションでも同じです。昔は電話や激励、ゴルフや宴会や慰安会がそういう場でしたが今はSNSの時代です。
コロナ危機は必ず収まります。今の仕事の仕組みを是々非々で見つめ直す良い機会にしましょう。終息後の飛躍的な効率アップを考えておきましょう。