マイナンバーカード制度にのぞむこと

今まで、マイナンバーカード制度自体には便利も紹介し、いたずらに反対する報道には反社的背景の疑問も投げかけました。
 今日は少し、課題と要望です。
 行政の仕事に関わった立場、経験から守秘義務にかかることは書けませんが、一般的なこと、私が国民として行政サービスなどを受ける時です。
 個人情報の漏洩とか、紐付けミスとかは、話題に上がっていますが、あってはいけないことですが、人為的な作業が残る以上はミスは避けられません。こういう制度がなく全てを手作業、統一した個人管理ができない体制なら、もっとミスもあり、時間もお金もかかります。かつての年金記録問題などがそうです。同姓同名、結婚したりで姓が変わるのをちゃんとシステムがないと、正しく紐付けできないというのがそもそもの問題です。
 ただ、今問題になっているのが、申請や手続きの入り口部分が電子化されてシステム化されても、やはり行政サービスの事務は、紙の書類ベースになることがまだまだ多いことです。法律で文書の保存何年と決められています。電子申請されたものが、電子決済できず、紙の目視、読み上げでやって確認し、倉庫に保存している。ちょっと大手の民間企業では考えられないぐらい古いやり方です。ここらは、役所も政府も課題を積み上げ変えないといけない点です。読み上げぐらいAIが疲れることなく簡単に間違い少なく、時間も短くやります。
 いくつかの法律を変えないと、不必要なもの、面倒で国民に不便な行政のままで続きます。健康保険証の不正使用は確かに国庫を脅かすものですが、本当にマイナンバーカードで便利かというと多くの国民はまだ、保険証で十分だったはずです。
 転職や非正規雇用で健康保険の適用と任意継続を繰り返すような方が、マイナンバーカード一本で保険証が手元になくとも3割負担のみで診療を受けれたらラクです。これは本人の立て替えもですし、医療機関の事務作業も格段に楽になります。万一無資格なら追徴すれば良いわけで、国民があとから申請して取り返すよりも件数は減ります。同じ保険証をずっと使い続けている人はわかりにくいですが、定年や75歳到達で一度はこういい保険証なし期間が来ると、その不便さとマイナンバーカード一本でいければラクなことを感じます。
 こういう細かな手続きを含め、全て一本化していくとことが、今後の大切なポイントです。変なトラブルで、またカードごと替えて業者大儲けというのも、何だか不安な部分です。

マイナンバーカード便利?! – 天使の星座 (seizafpkotodama.com)

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