脳はサボりたがるから応援する

 剣道や茶道を修行する段階で「守・破・離」という言葉があります。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。 「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。 「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階です。

 私は、子供の頃から、面白いところにすぐ目移りして地道な学習、修行に飽きっぽい性質でしたので、この言葉は好きではありません。どちらかというと今ならADHD、「注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害」に分類されるタイプだったのでしょう。忘れ物やチエックミス、ケアレスミスは多いけれど、上級学年の学習を先にやっていることはありました。天才型にそういう傾向の人は多いと言いますが、残念ながら凡才ではありました。

 しかしまあ天才型にこの、「守破離」を地道に行えないけれど、すごいアイデアを出す人とかは良くいます。親や部下としては厄介ですが、うまく最低限の適合をさせて、良いところを引き出す教育や指導をすると爆発的な才能を開花させ、強力な味方や戦力になるでしょう。

 世間のつまらないしきたりも、それはそれで必要なのですが、ADHDにはそれが全く見えない時があります。それを威嚇して抑え込むとせっかくの才能も、さぼり始めるとまったく機能しなくなります。

 天才にしろ、平凡にしろ、人間の脳はそれなりに経験し対処法を合理的に考える力はあります。企業などの現場で起こっている課題に対処するアイデアや自分なりにステップアップする方法は、実際に経験している人間がバイアスにとらわれず考えると、思いのほか浮かんでくるものです。

 ところが、良いアイデアを出せという上司や、もっと勉強してレベルアップせよという指導者は、前例や組織などのいろんなしがらみに囚われてそれを抑え込み尊重しません。

 提案をしても、それはこうだからできない俺の言う通りやれと言われると、脳は考えるのをやめて、言われたことを消化するだけのイエスマン脳になります。なぜなら考えるのにはエネルギーがすごく要り、褒めらる尊重されるなどの快感ドーパミンをもらえないと辛いだけだから、合理的な脳はもう考えることを止めます。ルーティンを効率よくやる、考えることをサボるのが脳の動きになるのです。

 良いアイデアを出せる人、営業や研究などを長く続けられる人は我慢強い面もあり、良い教育者、指導者に恵まれ環境も良く、本人もそのパーソナリティを知り、自分のスイッチの淹れ方をよく理解したのでしょう。

 ADHDに天才や優秀な人が多いと言って、俺はルーティンは嫌いでサボってもいいではただの変人です。最低限上司や同僚への理解を求める姿勢がないと、社会では残念な人で終わります。こういう知識も含め、アイデアを出し合えれば、良い職場や社会環境になっていくのではと思います。

短いようでそれなり長い秋

 夏は猛暑の印象が強く、しのぎやすい秋は短く感じます。
 冬への一歩一歩季節が変化するため、夏日があったと思えば、コートのいるような肌寒い日もすぐ来ます。変化の前の季節、後の季節のインパクトが強いので吸収されそうですが、秋はそれなりに長いです。
 コスモスのや彼岸花の咲く9月から、紅葉の11月まで3カ月はあります。

 そして、活動、運動にも適し、味覚の収穫も多い季節で、そのためお祭りや運動会もこの時期に多いです。

コロナ禍でここ2年以上みかけられなかった大きな祭の賑わいも戻りました。
昨日も、学校のグラウンドに鈴なりのような人が集まり、運動会を見ている光景に出会いました。

 日本の場合まだまだ、マスクを過剰に離せない人もいたり、次の波が煽られ、ワクチンの強要的な報道も続きますが、人々はこの秋を今までに戻しながら楽しんでいました。
 地球温暖化も良くは分かりませんが、毎年秋が来て冬も来て、季節は廻ります。その中に歳時があり、イベントがあることは素晴らしいです。

ちょっとした贅沢

 前にも珈琲や嗜好品の話は書きましたが、この間ヴィドフランスというチエーンのカフェベーカリーでサイフォンの珈琲を久々に飲みました。やっぱりそれが美味かったのです。

 サイフォンは、その美しいメカニズムから来るワクワク感とともに、真空ろ過という独自の勢いで引き出す味があるのでしょう。あまり贅沢をする時間もお金もないですが、時にはサイフォンの動きを見て、その後の珈琲を味わいたいものです。

 朝の定番、大袋の挽き豆からペーパーで自分で淹れるヤツ、昼はセブンかスタバとかがしょっちゅうでこれらも悪くはないけど、専門店でいれてもらったサイフォンやさらに上質の豆はまた良いです。

 お茶やお酒、その他のグルメや遊びにも人それぞれこだわりがあって、散財する人もいるでしょうが、それがないと人生やはり味気ないものなのでしょう。
 確かに、すべてのものに最上級の嗜好を求めると、キリもなくお金もなくなりますが、能動的に働く意欲、あるいは節約する吝嗇、我慢などの気持ちというのは、こういうちょっとした贅沢のためなのかもしれません。

 大金持ち 小金持ち 給料は安くても投資で長者になれる

 プロ野球のドラフト会議がありました。この時期は逆に、多くのかつてのドラフト入団者が戦力外通告、馘を宣言され引退に追い込まれる時期です。
 アスリートやテレビに出るような職業は目立つため中高生の憧れの的になりやすいですが、実現確率、現役を続けられる年数、所得水準を考えたら、経営者を目指す方がよほど確率は高く堅実に近いです。

 それにしても、ちょっと前から議論してた250万の年収を嘆き、1億円貰う人に恨みつらみを叫びつぶやく人。
 本当に真面目に働いて年収250万円ということは、賞与(あるのかないのか分からんが)手取り月10万円台というところかと、頑張って10年以上働いて40歳以上でこれは、哀れというのでしょうか。頭悪いというのかなあ。それで真面目に働いているというのが、ワタシ的には良く分からないなあ。

 月10万や20万、副業や投資で楽に稼いでる人は多いです。

 プロの一流アスリートは完全に無理で医者にもたとえ経営者にもなれなくても、投資により資産を増やすことができま、気のきいた副業で多少努力すれば10万くらい稼げます。それも日々、自分の仕事で収入を得ながらです。

 世界のトップはジェフ・ベゾス(米アマゾン・ドット・コム創業者)で、資産額はおよそ20兆円である(数字は全て日本円に換算した上での概算。以下も同様)。2位はイーロン・マスク(米テスラ創業者)の約17兆円と続きます。長年このリストのトップに君臨してきたビル・ゲイツ(米マイクロソフト創業者)はいまだ4位につけており、その資産額は約14兆円です。日本人の中でのトップは5兆円の資産を持つ孫正義(ソフトバンク創業者)、そして柳井正とその家族(ファーストリテイリング創業者)、滝崎武光(キーエンス創業者)というところです。

 持ち株の価値上昇と配当によって富を築いたことにあるとは思います。孫正義が会社から受け取る給料(役員報酬)を30年分足し合わせても、とても5兆円には届かない計算です。創業者が何と言っても儲かります。それと、資産を増やすのは給料ではなく配当、投資だということです。

 お金持ちだから、有利な非公開の株や信託の情報が手にできるのかというと、必ずそうとは言えないし、騙されたり判断ミスで損をしている時もあります。自分の所得の中でどれだけ、投資に向けられ、情報をとって賢く増やせるかです。
 つまらない仕事、ブラックまがいの搾取されているような給料の低い仕事でせっかく手にした、なけなしの所得と時間を、安い酒と食事、つまらない娯楽とその呟きで、費やしてしまっているので浮かばれません。

 副業だって、少し頑張ってスキマをみつけ、努力すれば、今の時代何でも高い授業料払わなくてもネットで教えてもらえます。情報が公開され、公平にみんなの手に渡る時代です。そこをうまく選ぶのがコツですが、保守的で消極的な人はこれができないのです。頑固な真面目さというのでしょうか。

 今は副業が認められる時代です。身体も心もハードな仕事かもしれませんが、週休2日ぐらいはたいていの企業ならありますし、毎日毎日残業といこともないでしょう。

 本当に余裕ができるほど資産が増えれば、年間のVIP席でも、プラチナのファンクラブ会員でもスポンサーにさえもう何でもなれます。監督やオーナーに物申すこともできます。
 残念ながら、年収250万資産ゼロ近似の貧乏人がいくらファンクラブやめるといっても、オーナーは痛くも痒くもないのです。スタジアムにもいかず、テレビやネット、試合の結果だけで「勝った負けた」とわんわん叫んで、叫ぶのは自由でも居酒屋限定の「ファンもどき」にしかなれません。

 何か気持ちも行動も入れ替えて、人生をどこかで変えないとつまらないままです。年収300万とかは楽に脱却しないと、ベゾスやマスク、三木谷が妬ましくて腹立たしくて、安い居酒屋や生産性実現性ゼロのネットで呟いていてはダメです。愚痴ることも、批判もできないのかとかそういう意味ではなく、お金をたくさん儲けている人は幸運なだけではなく、少なくとももう少しスマートに人生を考え努力しているということと、誰にも可能性はいっぱいあるということです。

50年以上前のマンガでも武器商人は死神と揶揄されていた

ハレンチ学園 永井豪

 ロシアとウクライナの戦争は当初の西側の一部の予想ではとうにロシア側がギブアップしてプーチンは失脚するとの見立てでした。そのような情報が何度となく流れては揺り戻して膠着は続いています。ロシアの緊急招集の兵のモラルが下がり、武器も古く十分ではないという情報も流れていますが、どうだかわかりません。アメリカの宿敵ともいえるイランがロシア側につき、兵器やエネルギーの提供をするということで、停戦、終局への道は遠のいているとさえ感じます。

 ほくそ笑んでいるのは、まさに死の商人、武器商人、軍事メーカーであり、彼らはすでに大儲けをした上、政治力を持って停戦を阻止しているという話は、状況から見て間違いないでしょう。その間にも両国で、市民も兵士の命もどんどん犠牲になっています。

 今でこそSFやバイオレンスの印象の強い永井豪さんは、初期の頃、エッチなギャグまんがで一世を風靡しました。その代表作ハレンチ学園もですが、毎週愉快なキャラがいろいろ面白くエッチな笑いをとっていたのですが、第一部の終了近くには、いきなりレギュラーキャラも惨殺される、凄惨な暴力の描かれた戦争編に入ります。

 自由という名のハレンチ学園側と、それを毛嫌いする教育センター、戦争までそするほどとはマンガの世界ですが、どちらも正義は自分側にあると思っての、唐突な戦争編への突入の話でした。
 米ソの冷戦並みに、ハレンチ学園と教育センターは戦争をするほどに恨みあっていたという設定からです。そんな中にも「ドクロのマークでおなじみの死神重工です」と現れる死の商人が登場する場面があり、双方に強力な武器を提供して、戦争を激化しようとしているような場面がありました。

 戦争で金儲けをし、戦争を煽っているような存在は、薄汚い唾棄すべき下劣な人間に描かれ、子供心に軽蔑したものです。
 しかし、世界の軍需産業はどうでしょう。
 軍事産業の幹部は、NATO加盟国、とくに装備の弱い国に、武器の提供を望むなら、さらなる永続的な装備を期待する旨を表明しています。彼らにとって、戦争は終わって欲しくないメシの種であり暴利をむさぼる商業的土台です。そして多くの政権に影響を持ち続けることで、世界を脅かせながら自らは巨大化していくのです。

 プーチンのロシアは西側の報道では、軍規は乱れ、兵器も装備も古くひどい性能だと、その蛮行とともに悪い印象を抱かされます。

 しかし、戦争が始まれば、どちらも正しいと主張し、それはどちらも醜いものであり、それを増長させる存在はもっと薄汚いものです。正義の聖戦に見えても、その装備は人殺しのために作られたドクロのマークの死神、死の商人が介在しているのです。

それでも人生、お金が全てではない

 ファイナンシャルプランナーがお金が全てではないというと、元も子もない感じです。まあお金は大事ですが、すべてではないということです。
 投資で資産を増やす話、節約してお金を貯める話は別の機会にまたします。今日はそんな話を書いたりしていて、友達と資産や老後の話をしていて実際にその生きざまを知り、やはりお金が人生の全てではないなと思いました。

 60過ぎて、親から代々引き継いだ家業を投げ出して、新たなチャレンジをしている友人もいます。まったくお金がないわけではないですが、新規参入の社長はなかなか大変苦労で、もっと楽に生きられる人生のが楽しかったと呟いています。
 それに対して元々親の用意周到な財産と仕事を受け継ぎ、若い頃も適度に遊びながら、バブル期もうまく資産を増やして逃げ、その後もどんどん資産を形成して、もう今後の人生で年齢的にお金に困ることはない友人がいます。

 でも二人と飲みにいって話していると、前記の苦労している新参社長の方が、しんどそうに見えて実は幸せそうに映ります。
 私の前の会社の同僚たちでも、幹部で退職して一定の貯蓄、退職金や年金で悠々の人と、子供や住宅ローンなどの関係で厳しい条件の雇用延長や再就職であくせく働く人と対照的なアラカンに見えますが、どちらが幸せそうに見えるかというと、何だかあまり差はないです。むしろ厳しい条件で働いている方がかっこよく見えます。

 高い給料で、若い人の足を引っ張りながら過去の栄光にすがり老害の生き方をしているような人も、それはそれで苦労もしているような気もします。

 こう書くとみんなに恨まれそうですね。私もまあ、お金のためと身体のために働いています。

 あるプロスポーツの応援サイトで知り合った方で、自分はどんなに頑張っても年収300万ほどで(非正規に近いのか)若い方だと思うのですが、何ともネガティブになりがちです。選手のボーンヘッドや采配のミスなどを、年収1億以上もあるくせにと、監督や有名選手、経営者をことあるごとにこき下ろしておられます。
 天使25則に、他人に嫉妬しないといのがあります。
 でも、他人を妬んでこき下ろしていても今更、その人がプロスポーツの選手や監督になれるわけではないのです。スポーツに限らず起こった事象をとらえ結果論でああだこうだは何とでも言えます。こういう癖のついている人は、自分の仕事においてもネガティブで結果論だけで、自分の運命を呪い、今一歩の努力をしない傾向があります。

 そんなネガティブ思考では、出世もおぼつかず、万が一にも1億も40億も貰ったところで大して幸せにはなれません。

 運が向いてくる機会を、降りてきている天使に自ら唾を吐いて遠ざけているのだけはもったいないです。
 

ブログ来訪者1万人感謝

 ブログを始めて3年半ぐらいのなりますが、おかげ様で来訪者が1万人超えました。
毎日毎日、駄文を走り書きしている程度で、最初の頃は仕事をしていない時期もあったのでフォロワーは少ない中で、広告を入れたりしていました。実績がないと良い広告をもらえないなどがあり、お金を払わないとクリックが貰える広告などはつかないので意味のない作業でした。

 最近は動画や写真が主流という世代の時代ですが、私は文章が好きなのでそこは少数派でも良いです。慌てて下手な動画とってユーチューバーで稼げるような世界ではありません。

 今はまじめに小まめにやれば広告つくのでしょうが、勤めている職場の性質上と、いろいろ制約もあるため広告は止めました。また宣伝にも一切お金はかけず、フリーの他SNSでリンクさせる程度です。
 一見の方が圧倒的に多く、一般からはリプしなくくしてるのですが、リアルの友達以外にも毎日訪れる方もいるようなので驚きます。
 あと元の会社でわずかに関わった人で、落ち込んだ時や悩み迷った時に必ず天使の25則を見るという人もいますし、未だに化粧品の売り場から「見てます」と声をかけていただく美容部員さんもおられます。
 とても気恥ずかしいですが、嬉しいことで、本当にお金をとりたいぐらいで惜しいです(違う)

 閲覧数トップは「ワンダラーアウト」カルビー元社長の名言を書いた2019年8月のものです。この言葉自体は、一般的な言葉でないせいか「ワンダラーアウト」で検索すると私のブログがトップで出てきます。
 その他、ラグビーの『紳士がやる野蛮なスポーツ』と、本職占星術の『誕生日が同じなのに運命が違う』『アランレオ』『陰陽師と占星術』などがよく読まれています。
 前の会社の中身をつづった16章以上に及ぶシリーズ『日本最大の企業の栄光と崩壊』は累計ではスゴイ数になるのですが、これはいろいろヤバイです。
 

 仕事さえなければ、整理して、文章も直したりして、レイアウトもリンクもうまくwordpressのうま味、メリットを活かしていろいろできそうですが、まあ時間があってもそんな細かい仕事は苦手かもしれないので、まずはこのままお暇が方はどうぞお付き合いを続けてください。

 リンク ベスト↓

ワンダラーアウト!という意味 – 天使の星座 (seizafpkotodama.com)

紳士がやる野蛮なスポーツ:ラグビーW杯 – 天使の星座 (seizafpkotodama.com)

誕生日が同じなのに運命が違う五木寛之・石原慎太郎【天秤宮】 – 天使の星座 (seizafpkotodama.com)

アランレオ【近代西洋占星術のはじまり】 – 天使の星座 (seizafpkotodama.com)

陰陽師と占星術 – 天使の星座 (seizafpkotodama.com)

日本最大の企業の栄光と崩壊【カネボウ16】 – 天使の星座 (seizafpkotodama.com)

風情ある銀山温泉と 大人のコイバナ

山形県観光公式サイト

 全国旅行支援が始まりました。「全国旅行支援」とは、旅行代金の割引や、地域クーポンの付与による「全国を対象とした観光需要喚起策」のこと。新幹線やフェーリなどのチケットと宿泊施設がセットになった「交通付旅行」は、割引上限が高くおすすめです。平日に行けば最大で11,000円もお得になります!宿泊施設とセットなら新幹線やフェリーなども割引が適用される旅行会社や旅行予約サイトが提供する、新幹線や飛行機、バスなどといった交通手段と宿泊施設がセットになったパッケージ旅行も割引の対象。宿泊施設だけの単体予約よりも割引上限が高く、遠出をしたい方にはもってこいの割引支援です!

 ほとんど宣伝になっています。えーと、関西の人とか、首都圏、中京圏の人も東北、山形あたりはちょっと遠いイメージもありますが、それだけに沖縄や北海道だけでなく、この機会に一度旅していただければと思います。北欧とかイギリスとかに住んでる日本人の友人がに日本は暖かいとか言わはりますが、日本は南北に長く四季があり、寒さも厳しい地域もあるのです。そんな東北の山形県銀山温泉、温泉地の情緒としてはイチ推しです。
 秘境ほどではなく、近代的などでかいホテルもなく、大正から昭和をイメージできる木造の建物が多い。草津や水上、西日本のイメージだと道後や有馬、城崎あたりをもう少し鄙びさせた感じで、冬は特に雪見の温泉になる確率がぐっと高まります。何せ日本海側の県ですから、

 私が仙台で仕事していた頃、取引先のバイヤーにこの温泉の情緒を台で仕事していた頃、取引先のバイヤーにこの温泉の情緒を教えてもらいました。
 もう20年以上前で、その人はまあ不倫旅行によく利用していました。
 まあ当時のモラルというか、コンプライアンスがそう厳しくなかったのか、彼曰く「私は自分に妻も子もいると堂々と宣言してからしか付き合わない」と明言なのか助言なのか教えてくれました。「君もこう言った方がモテるし、トラブルにもならず遊べる」と教えてくれたようです。
 決してイケメンというタイプではないですが、夜の街では口もうまく面白い方なのでモテたのでしょう。
 仙台の国分町という歓楽街で真夜中を通り過ぎて、朝方まで開いている水商売の女性が仕事を終えてリラックスしてお酒を飲むような店で、豪快で面白い飲みに付き合いながら、聞いたお話です。ちなみにこの接待なのか遊びなのか、当時化粧品ブランドKATEの販売台を180店舗に導入するという話を、国分町のお姉さん10人中過半数が知ってる使ってるという賭けみたいなことをして、見事に商談成立させました。
 そこに登場する女性たちも、若く派手に着飾りながらも、仕事を終えどこか疲れたところが、昭和末期のJPOPか演歌を思わせる感じでした。
 私も山形、酒田と出張があった時、一度だけやり繰りして、銀山温泉に泊まることにしました。
 12月で雪も積りだし、とても幻想的な街並みで、寒くても浴衣に丹前を着て少し歩いてみたくなりました。千と千尋のモデルにもなった?とも言われたタイムスリップするような、そんな感じです。建物は伝統的な「木造多層建築」というものです。
 タイムスリップというのは、超常能力ではなく誰にもできるものと、その時わかりました。
 その一晩だけ、私もSFのような、童話のような、ハーレクインロマンのような夜を過ごしました。(大人のコイバナはここまで、令和の倫理観)
 
 銀山温泉は、銀山川の両岸に大正~昭和初期にかけて建築された洋風の木造多層建築が立ち並ぶ、ノスタルジックな街並みが見どころのひとつです。
 もちろん、ご夫婦、ご家族、仲の良い友達同士でぜひ訪れていただきたい温泉です。

幼稚園児バス置き去り 国会で議論する問題か

写真アフロ

 1カ月ほど前、静岡県牧之原市静波の認定こども園「川崎幼稚園」の女児(3)が送迎バス内に置き去りにされて死亡した事件が今国会の代表質問でもいくつか与野党の質問の出ていました。
 政府側、首相、文科大臣などがソフトやハード面で予防対策を必ず講じていくと答弁していました。痛ましい事件でありあってはならない事故で、亡くなられた家族の感情はいくばくかと思いますが、責任の追及はあっても予防対策のハードまで国会で議論するのは感情論を利用した少し行き過ぎではないかと思います。逆ばりと言われる向きもありますが、このような事件に全国一律に幼稚園バスにハードの整備が必要なわけがありません。
 確かに、1年半前に福岡で5歳の幼稚園児が同様の事故で亡くなっておられ、未然に防止できたヒヤリハットの案件を加えるとそれなりの数でしょう。それでも事故の数としては、一般的に幼児が関わる交通事故や障害事故に比べるとものの数ではありません。
 

 私が長女、長男を預けた保育園もバスを使っていましたが、先生が同乗し、親も兄弟姉妹の顔もよく覚えていました。1年間毎日親と弟がお迎えに来て、卒園の日には弟にまで感謝のメッセージをいただきました。

 二つの事件をある程度詳しく見るとその背景にはそれぞれ固有の事情と、不運な偶然も重なっています。ある程度規模の大きいい施設で、運転手がそこまで見れないという状況になりがちなのでしょう。福岡のように中途半端なカードシステムはかえって責任感を無くしてしあmっています。
 痛ましい事故ではありますが、幼稚園の規模も千差万別であり一律のハードはおろか対策すらも難しいところです。今に人員と体勢で事故が起こる可能性がゼロの園も少なからずあるはずです。
 あくまでも運転手や、バスに関わる人の人的な面での問題です。介護の運転でもそうですが、運転免許があれば運転手ができるというものではなく、雇用とその継続には日々の状況をしっかり責任者がみないといけないでしょう。
 あえてハード面でいうなら、子供が小さいため座席の下に寝てしまうと見つけにくい、ここは高齢者と違う点でそういうバスがはたして特注できるかですが疑問です。

 高齢者も奇矯な乗り降りはやりかねません。介護施設のデイサービスなどである程度の人数を乗せるバスなどと同じで、乗るとき降りるときに簡単な認証のシステムを作り、最後は運転手を除いてゼロになった時に運転手が最終目視して降りる。決して高価なハードはいらない昔ながらのバス乗り降り計算(パズル)で十分なはずです。
 こんなところに莫大な税金と、御用業者へのお金をかけてハードを開発し、義務化して中小の幼稚園の経営を圧迫するような話を、国会でまともに議論する意味などありません。悲惨は事件を金儲けの具にされては被害者が浮かばれないのです。

人権の時代と言われながら枕の話は尽きない

 このところ、少し大人向けのアブナイ話が多いかもしれません。しかし世の中の裏側とは、そういうものなのかとも思います。
 女性の多い化粧品会社にいたということで、多くの美容部員さんや女性の営業さんと一緒にし、主に管理をやっていたわけで、いろいろと大人的な話はあります。

 最近は、コンプライアンスとかジェンダーとかもういろいろ発言に制限がかかる時代です。「枕営業」という慣習が、女性の人権が守られるはずの時代にと書きかけると、これも女性だけではないと叱られそうで、タイトルも変えました。
 一般的には女性の枕?セックスを条件として仕事を貰うとか、昇進やポストを得るため、あるいは男性が主導する場合もあります。男性が女性上司にという場合もあれば、男性同士女性同士という場合もあるのでしょうが、一応私が見聴きした範囲にはあまりありません。

 今でのそんな悪習が残っているのはヤクザな芸能界ぐらいだと言われそうですが、まあ人間は弱くその欲望と狡さのようなものはどこでもいつでも変わらない気がします。どのような組織にもそれに近い営業はあるようです。

 悲しい性というのかな、私もある地区の担当をしていた時、トップが変わるごとに取り入るタイプの女性がいました。ただ媚びるだけという範疇を超えて、他の女性からはいろいろ「部屋の出入りしていた」などの噂を聞きました。
 いつか、その人も年齢などもあり「こういうスタイルを止めたい」と呟くような相談を受けたことがあります。しかし、やはりそれはできずにずっと同じように年齢を重ね、外見を保つためにお金をかけ続けているような感じでした。

 男性、女性どちらがいい悪いというものではないのですが、そういうことなしに仕事をしているものにとっては、何とも一緒にされたくないというところでしょうか。かといって、そうやってのし上がった人もいい仕事をする場合もあります。
 私も魅力的なルックスの異性には第一印象で好感を持ちますが,他方コツコツと良い仕事をする地味な外見の人も多いので難しいというか、そういっても怒られるのが現代なのでしょうか。

 芸能界は違うというか、そういうものをあるのが、当たり前で分かって大金を稼ぎ、それを一般の人が見ているのだという考えもあります。
 不倫などのスキャンダルには厳しく、人権や倫理、道徳を報道する側の放送局が、ドラマの役を決める際にそういうことがまかり通っているのは、滑稽なものです。